指す将順位戦5thA級2組⑧vs ひろなおさん戦

こんばんは、どうも。
そろそろ記憶が怪しくなっておりますので、ポイントを押さえていく方針にします。お相手は初参加のひろなおさん。というわけで情報がありませんので、気を楽に。こういう時に戦法が決まっていると楽ですね、心情と時間が。

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振り飛車党でしたのでここまでの流れはこちらも勝手知ったる当家のお庭、という感じですが、この端歩は悩ましい端歩。相手が穴熊かどうか気になったのでございますなぁ。お相手が端を受けてきたのでこちらも軽く構えようと。

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相手の三間飛車が真ん中に振りなおしてきたので、ここでつっかけておきたい。相手の攻めの方がこちらの玉に近いので、ここでつっかけずにこちらも真ん中に飛車を、という展開もあります。

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この手はどうか、というのがこの対局の時に考えていたことで、取るならば、銀を上がっておいて、74飛車に34銀かなあ。想像で進めて下記の通り。

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意外と指せてそうですがもう少し練りこみがないかと思います。本譜ではあの歩はとらず進みます。

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角にひもが付いていない、という点と、そういう意味では結構まだまだな形。55歩と抑えてきたのでこちらは順当に暴れに行く。

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局後ここでは53桂馬などしておいて駒得を図るで良かったそうな。なるほどなあ。本譜は角を打ったため、銀を引き締めて、隙が無い形に。

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飛車を取った手が気持ちよいと思い、55角も追撃できるんじゃね?と思っていたのですが。

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この桂馬が私を後々苦しめる。相手陣に飛車のうち場所がなくなっているのである。先に進んで次の図である。

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ここで73銀として最後のあがきを見せよと雲さんが指摘。うんさんありがとう。62角成とかとかと迷っていたと思うのだけれども、本譜は歩成りから軽く行ってしまった。

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ここで銀打ちドヤ顔をしたのだが、ここで77桂馬成りが決まってしまい、74の地点に駒の利きが足りてしまっているのだ。いやん。

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心は悲壮感たっぷりである。以下こらえきれず下記投了図。

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途中で思い切った手が指せなかったことが悔やまれる。NHK杯での羽生さんはいつも元気よくとおっしゃっており、その部分弱気になったらあかんのだ。黒星先行で2-6である。


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