指す将順位戦5thA級2組⑨vs masterさん戦

こんにちは!
仕事は納まっているわけではなく、隙間の時間に今年の棋譜は今年のうちに振り返っていきたいと思います。
対局相手は指し将順位戦の常連masterさんです!とりあえず当たって砕けろの精神で元気いっぱいを目指して指します。

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袖飛車vs居飛車の戦型で、相手壁の状態を見たのであれば7六飛車から欲張っていく形ですね。ツクツクボウシ戦法とウォーズでエフェクトが出て世の中ひろいですなあ、という雰囲気。

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この形はこちらとしても申し分なく、これで負けたらそれはそれ、という段階に組みあがっています。3五歩は取らせてもよい、という気分。

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そしてこれが相手の答えでした。角をさばいていき、場合によっては壁もなくなる、という状態で。なるほどな、ですね。こちらとしては拒否する理由もないので交換しますが。

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進んで上図、単純に飛車をぶつける手があろうかとも思っておりましたが、5三になにかしら打ち込んでやれば勝てるガハハという想像図をもとに。9七角と打つ。

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飛車逃げれば、飛車切って勝ちやガハハなど。4五桂馬などもあるので、後手としてもにげられないということなので7四歩として交換を迫る。交換をして激し目にすすめ、下記の通り。

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同金は7一角で攻め倒せる、という気分。なので、根本の桂馬を外して、こちらは飛車を取る。

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読みになかった手。確かになあ。8二金はしないよなあ。こういうと金を払わない、という手は自分自身ではやるのに、相手にやられることは想定しておらず。ただ、相手の持ち駒の頭が丸いので、そこまで悲観はしていなかった。

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数手進んでこの図になる。7九角成はよろしくない。また、銀が上がっても切られる。前に進める駒を持たせるわけにはあかんのや。

個人的にこの形であったらすぐさま王手がかかるので、よろしいと思っていたけれども、外から見ると結構ひやひやする手だったそうで。たしかに王様の頭に桂馬なられて喜ぶ人はおりませんよなあ。
相手の持ち駒が足りない、横に効く駒がないのでいけるやろ、と思考を切り捨てる。

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あれ?詰めろかかってね?57歩だと88金を取られて、そのタイミングで、後手玉詰むのかな。どうかな。とりあえず守る。

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開き直る図。たぶん不詰め、実践的な不詰め。時間的な不詰め。また、馬さえどけばこちらとしてはわかりやすい詰めろ。

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まじかよ、と独り言ちた。金取られても…つま、ない、よね?

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こちら、ドヤ顔で角打って投了となったんだけど、どうやら、歩を純粋につかれて読み切れてないんだぜ。後で考えよ(考えない)

というわけで、勝ちを拾った形となり、手ごたえを感じている。
袖飛車は居飛車には有効な気がしてきており、実戦投入も視野に入ってくる。これで3-6となり、もしかすると残留の目があることに気が付く。前回順位ってやつはなかなか面白いですよねえ。

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