#指す将順位戦8th A級1組 第九回戦 vs Tスケさん戦 自戦記(#ロウポン炎の100番勝負 第30戦)

 さて、すでに指す将順位戦は終了したものの私の戦いはまだ終わっていないのだ。第30戦?と思った方はマニアであり、第28, 29戦は別の戦いであるよ。プロ棋士の年間対局60局は本当にすごいことだと思う今日この頃。肩を並べるには我が対局の値はないけれども。

お相手のTスケさんとは一方的な縁を感じており、24のつよつよソフトに挑戦を挑んでいる人という認識である。私だってそうだといいたいところだけれども、こういう縁は感じてしまったほうが勝ちなのである。さて本局は飛車を引く形の袖飛車となった。

ウォーズであれば楽観している局面

▲7五歩として相手の桂馬を働かせていないし、なんなら角も使えないだろう、という点で個人的に満足しているのだけれども、最近どうやらそんなこともないらしい、というのが本局。その理由は下の図である。

普通になってしまった…

普通になってしまったのである(相手の形が)。これはどうやら想定していた局面であったそうな。この普通になってしまうと、こちらとあちらの棋力差がじわじわ出てしまうのである。慌ててつっかけて次の図。

ほんとか?
やさしさに包まれながら……秋

こうなってくるとどうにもこうにもでございます。今振り返ってこの先飛車を展開しそうな流れ(画像作りながら局面振り返っているため)局面進んで次の図。

気が付いたら右に囲いだしているし、局面図は、角をバッサリ切って香車を補充されているし、不穏でしかない。△4六桂馬がとてもよく見えていますね(こなみ)

玉頭からむしゃむしゃ食われるやつ

これでよいと踏まれている。△3六歩は本格的にやばそうであるし。

キター

飛車道を通して防いだものの、結局この形となる。いややね。相手の中段玉が憎い形であり寄せづらそう。

負けはしない、という声が聞こえてきた
負けはしない、という声が聞こえてきた(2回目)
取りに行った角をしっかり使われた

角切りからの強襲で上部を厚くしつつ負けない体制を気づかれた。角切りはさすがに読めなかった点があるけれどもつまりこれは完敗である。
 ただこういう状況を今後打開していく必要があると心に決めた(当時)(了)

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