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美味しかったです!

4月より大学に進学した娘が、以前より憧れていたスターバックスのアルバイトを受けに行ったのだそうです。

スタバで働きたい人はとても多いそうで、面接で落とされることも珍しくないようなのですが、うちの子は運良く採用していただきました。後日、何故自分が採用されたのかを聞いたのだそうです。その答えは、集団面接の際に全ての希望者にコーヒーが振舞われたそうなのですが、うちの子だけが帰り際、コーヒーを作ってくれた人に「ご馳走様でした、美味しかったです!」と言ったのだそうです。その人が、うちの子を激推ししてくれたのだとか。

この「ご馳走様でした、美味しかったです!」というのは、気持ちの良い食事が出来た時には金額の大小に関わらず、うちの奥さんがお店の方に対して常に実践していることで、うちの子は多分それを真似したのだと思います。結果的にはそれが決め手となったようでした。

当然ながら、うちの奥さんも子供もあざとい気持ちでやっているわけではなく、素直に美味しかったものに「美味しかったです」と伝えたいから伝えているだけなのですが、やはり言われた方は嬉しいと思います。気は心なのです。お互いが幸せな気持ちになれるでしょう。

うちの社員の多くが、働く目的に「お客様の嬉しさ」を見出し、それがお客様に伝わることで、沢山のありがとうをお客様からいただければ、それが私たちの働く意味として感じられるように思います。それで初めて「仕事をした」ことになるのかもしれませんね。

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