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タイ🇹🇭に行ってきました

九州の仲間と共に、コロナ以降初めて海外出張に行かせていただきました。場所はタイのバンコク。僕は初めて行く国でした。タイトヨタと工場、ディーラーの視察に行きました。

2024年のタイの自動車市場は、全体的な販売台数の減少とともに、EV市場の成長が際立ってきているようでした。とはいえ、経済の不安定さや家計負債の増加が影響し、特に内燃機関車の販売が前年同期比で大きく減少しているようです。主力のピックアップトラックの販売も40%以上減少し、経済的に厳しい層への影響が顕著のようです。
その点、バッテリー電動車(BEV)の市場が急拡大しており、2023年の国内市場シェアで約10%を占め、環境意識の高まりや政府のインセンティブが需要を後押ししているようです。

また、ハイブリッド車(HEV)の国内生産と販売は2024年に大幅に増加し、需要が伸びています。一方でPHEVの販売は低迷し、BEVに注力する動きが見られるようです。しかしながら経済的要因の影響で、多くの消費者が車の購入を控えている状況です。ローン審査の厳格化も販売低迷の要因とされています。
中国ブランドを中心に現地生産が進む中、価格競争が激化。トヨタなどは2024年に販売台数を増加させる見込みで市場シェアの維持を狙っています。全体的に、タイ市場は従来型車両の低迷とEV市場の急成長が特徴となっており、政府の環境政策や経済情勢が今後の鍵を握ります。個人的に感じたのは、タイの自動車市場は、トヨタといすゞが争っていたあたり日本車が幅を利かせており、タイも日本を見て経済を回していたように思うのですが、昨今はそれが完全に中国に取って代わられた感は否めないのでしょう。

いずれにしても、人口が減少局面に入り経済が混迷しているあたりは日本と似ているのですが、景況感とは裏腹に街には人や車があふれており、この辺りも都心部においては日本と同様な雰囲気でした。今回地方に行く事はありませんでしたが、また地方部では色々と状況が違うのかもしれません。海外を見て、また改めて日本の状況を考えるのは本当に勉強になります。今回は2泊のみの弾丸でしたが、まぁ海外はこの程度ぐらいが案外疲れなくていいのかもしれませんね。

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