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半年以上推していた踊り手様のファンをやめた話


こんにちは。おゆです。
今日はタイトル通り。


「半年以上推していた踊り手様のファンをやめた話」です。
少し重め&長めのお話になる可能性大です。
よろしくお願いします。
それでは!




「この人は一生推したいって思える人だな」


こう思えたのが、2023年4月から推し始めていた踊り手Bさん(仮名)(この後はBさんと書きます)。
このまま推していれば来月で出会って1年。

踊り手界隈という、見ず知らずの場所に、安心して入らせてくれた、そんな方です。

1年半ほど前からプレイさせていただいている、育成ゲーム「魔法使いの約束」のキャラクターのコスプレをその方がされていたのがきっかけでした。
バレリーナのような踊り方、一つ一つの動きが繊細で、芸術を見たような感覚になっていました。

今思い出してみれば、コスプレ踊ってみたではない動画・オリジナル振付動画でも、その曲が持つ特徴に合い、細かいところにまで気を配った踊り方が魅力的だったなぁ、と、思っていましたね。

美しく鋭い華を持った方でした。

そんな方を推すのをやめた理由は複数。

①ミセス再熱が始まった
②界隈の人間としているのが怖くなった
③2つ以上の方を推すのが個人的に苦痛

以上の3つです。

説明していきますね。

①・③について同時に話していきます。
2023年11月、自分の中でMrs. GREEN APPLE再熱が始まった時期です。
細かいところは下の記事へ↓↓↓

https://note.com/lovin__18/n/n6296282607c5

私が元々持っていたXアカウントが、踊り手界隈用アカウント(公開垢)・Bさん専用アカウント(非公開垢)でした。そしてその後、ミセス再熱が始まってから、同じファンのお友達を作りたいと思い、ミセス用(+音楽用)アカウントも作り、3つを同時に動かしていました。


私にはものすごく難しいことでしたね。
プッシュ通知には、どのアカウントにどのお知らせが来てるのか分かるにしろ、3つを同時に、アカウントを変えるだけで、「私」の姿を変えることは、かなり困難で、苦痛なことでした。

どちらかの界隈に偏ることも避けたくて。

そして、「どちらの方がより自分を満たすことができるか」と自分自身に聞いた時に、私が選んだのは、ミセスだったのです。

ミセスの方が、今ほど本気ではなかったにしろ、「好き」と思っていた時期は断然長いです。
それに、音楽を学んでいる自分にとっては、ミセスは見ても、聴いても楽しめる、自分を満たしてくれる存在だと思ったのです。

踊りは、私は習っていたわけでもなかったですし、もし私の視覚が奪われたら、私自身はその「踊り」、言ってしまえば「Bさん」を、心から楽しめないと思ってしまっていました。


2つ目の理由。
②界隈の人間としているのが怖くなった についてです。


Bさんは、そもそもがフォロワー1万人未満の、踊り手と会社員を生業とした、小さな箱で小さな規模で活動をしている方でした。

故にポストやインスタの投稿をあげた時にほぼ毎回コメントをするファンというのは、だいたい20人いるかいないかのレベルだったんです。

私もその20人のうちの一人でした。

20人。頑張れば1日2日でメンバーを覚えられるくらいの人数です。だから「この人は𓏸𓏸さん、あの人は𓏸𓏸さん」と、ファン同士で認知し合っていて、狭く深くな関係でした。

それが、疲れたんです。
距離が狭い感じが。同級生のお母さんのような距離感が、苦しくなりました。

距離が近いので、自分とFFとのやり取りや、自分が送る推しへの反応、他人が送る推しへの反応が、筒抜けなんですよね……。
界隈は常識のある方が多いこともあって、些細なことで荒れたりーとかはないのですが、その距離の近さや、自分が本当に言いたいことを言えない窮屈さが、Bさんのファンをやめる理由の一つになりました。




こんな時に沁みるのはミセスの「フロリジナル」の歌詞。

私は嗅ぐ
完璧な思いはこの世に無いと
貴方を嗅ぐ

フロリジナル

「完璧な思いはこの世に無い」

私もよく、Bさんに「一生推します!!」と言っていました。その時は変わらぬ想いだとしても、時間が経てば変わることもあって、現在抱えてることに未来でも同じ思いを持っているかは、誰にも分からないんですよね。

「一生推します!!」と軽々しく言ってしまったことに申し訳なさを覚えると同時に、やっぱり、永遠を簡単に誓うことはできないんだな、と思いました。
私ってなんて最低な人間なのでしょう。
呆れます。

守れない約束をするのは、もうやめよう、と自分に誓った出来事でした。
ミセスに対しても、音楽に対しても、もちろん、自分と関わっている人に対しても、理性を持ってその関係を続けて行けたらと思っています。




でも、私が、Bさんのことを大好きで、彼女の踊りに魅せられて、人柄に憧れた時期があったことは、紛れもない事実です。
Bさんには本当に申し訳ないことをしてしまったと思っていますが、彼女に「大好きでした」ではなく、「大好きです」と伝えることはできていたので、後悔は微塵もありません。



以前のような私に戻ることは難しいですが、彼女のこれからの更なるご活躍を、心から願っています。



この記事を呼んでくださった皆様、本当にありがとうございました!!
今回はかなり長めの記事になってしまいました!
2,210文字、その文字の数だけ、それよりももっと、あなたに幸せが訪れますように!!














それでは、おゆでした!

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