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自分の心が嫌がることはしない。

この前の休日のこと。

約半年ぶりに、大学の頃の友人と夜に渋谷で会った。

ポジティブの塊みたいな友人で、一緒にいて楽しいし、私までも明るく楽しい気持ちになれる子だ。

流れとしては、
まずは居酒屋でご飯を食べて、その後はカフェとかで、またおしゃべりかな?と思っていた。

だが違った。その子に「相席屋に行かないか」と誘われた。

「だから渋谷で遊ぼうと誘われたのか」、と合点もいった。

私はその子と会えればどこでも良いから、お互いの近所を提案したのだが、渋谷がいいと言われたのは、相席屋が理由だったのだろう。

大学生の頃は、よくその子と相席屋行ったりクラブ行ったり、オールしたりと遊びまくっていた。

だが、今の私は「相席屋」や「オールで遊ぶこと」にあまり興味がなかった。

ただその時は、「まあ久しぶりだしたまにはいいか」ということで了承した。

豪華な店構え、女性はドリンクも食事も無料。
久々の異空間に最初はワクワクした。「女子っぽいこと」してる、と思った。

そんな気持ちもすぐに薄れていった。男性2人と相席することになったのだ。

「なんで知らない男と話をしなければいけないんだ」
「なんでこんな空間に私はいるのだろう」

嫌悪感がでてきた。

昔の私は、実は相席屋が好きだった。
「男と女の空間、お互いに見定め合う感じ、夜遊びしてる私…」

当時は自分のことを自分で満たすことができていなかったから、外部に承認してもらうことを求めていた。男に飢えていた感じだった。

でも最近は違う。

自分の時間がとても大事で、自分を自分で満たすことができている。

そんな私は、相席屋の空間が本当に嫌だった。

「その友人と2人で話がしたいのに、なんで男がいるのか。」

「この友達は、なんで私と相席屋にいるのだろう。私と一緒に過ごすこの時間をどうして相席屋に使うのだろう」

終電が近くなってきた。

「そろそろ帰らなきゃ」と友達に伝えたら、この後ナイトクラブに行かないかと誘われた。「オールで遊ぼう」と。

よくオールした友達ではあるが、もう夜オールして遊ぶことには興味がない。

それよりも自分の家で、自分の布団で寝たかった。

「オールしよう」と結構言われる中、断ることはちょっと心が痛んだが、

なんとか自分の意見を通して帰ることに成功。

こうして休日1日目が終了。

2日目の朝。とてもだるくて眠かった。

寝た感じがしなかった。

渋谷や相席屋のあのドヨーンとした感じの氣にやられたかもしれない。

2日目の休日は、10年の付き合いの友達と出かけた。

その子とも昔はよくクラブや相席屋に行った。

その日はドライブに行く約束をしていた。

ドライブは楽しかった。が、終日体が重くて正直ドライブが終わったら家に帰りたかった。

ただ、ドライブの後に飲みに行こうと誘われた。

まあ、お腹空いてるし一軒だけ行って帰ろうと心の中で決めた。

飲みに行ったところは、全品300円の安い中華屋さんだ。

そこの氣も良くなかった。

赤提灯の薄暗い店内に、人が密集していて、タバコを吸ってる人が多い。

めちゃくちゃ居心地の悪い空間だった。

「私はなんで、こんなところにいるんだ」
「タバコの煙を吸いたくない」
「早く出たい」

そんなことを始終思っていた。

この店が終わったら帰りたかったのだが、友達に「シーシャに行こう」と誘われた。

「明日、仕事だから終電前に帰りたいんだけど…」とは言ったが、
「今から行けば終電前に帰れるから」ということでシーシャに行くことを承諾してしまった。

その子は、気が強めな子で私はいつも負けてしまう。
自分の意見を通せなくて、いつもその子に言われるがままになってしまう。

シーシャも前は好きだった。

シーシャを吸っていると、なんだか「ワルな感じ」、や「夜遊びしてる感じ」がしていて好きだった。

だが、今は好きじゃない。体に良くないから。

それに、その子とは朝から1日一緒にいたので、話すことも尽きた感じがしていた。

実際、話は尽きないのだが、「もうこれ以上はいいかな」と感じた。

それよりも自分の時間が欲しかった。

そんなことを思いながら、シーシャ屋へ。

シーシャをあまり吸いたくなかったので、自分が吸う番になってもあまり吸わずに過ごした。

いつもだったら、たくさん吸い込んでたくさん煙を出すことを楽しんだのだが、今回はほんのちょっとだけ吸って、ほんのちょっとだけ煙を出す、という吸い方で過ごした。

あまりにも吸わないと友達に疑われると思ったから。

シーシャ屋では帰りの電車を調べて早く時が過ぎないかなと考えていた。

早く自分の時間が欲しいなと。

そしてようやく解散。

家に着いたらすぐにシーシャの匂いがぷんぷんしている自分の服を脱ぎ、お風呂に入り、寝た。

翌朝、体が重い!!!!!!

また寝た感じがしなくて、「2023年史上最高に疲れている日」と思うくらい体が疲れていた。

いつもだったらあまり飲まないコーヒーを2杯も飲んだ。

また次の日、少しは回復した感じはするが、やはりまだ本調子ではない感じがした。

次の日の朝はジムに行ったのだが、すぐに疲れてしまって全然追い込めなかった。

この休日の経験で学んだことが、

「自分の心が嫌がることはしないこと。」

であった。

「行きたくない空間に我慢して行くことや、氣の良くない場所に行くこと。」

これがどんなに体に負担のかかることなのかを身をもって体感した。

何かに取り憑かれたのか、と思うくらい本当に体が重かったので、次の日はリモート勤務を申請した。

自分の家で自分の好きなことをして過ごす。もちろん仕事をしながら。

リモート勤務を申請した途端に、心と体がふっと軽くなった。

自分の時間万歳!

休日に遊んだ友人たちには「また遊ぼう」と誘われているが、どう断ろうか….。そこは悩みどころではある。

が、とりあえず、まずは、かけがえのない自分時間を存分に楽しもうと思う。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました!


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