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家事の神 かーちゃんと たぬおを支えてくれた思い出の人


おやじ かーちゃん

二人の間から生まれという地点で
オレの人生の幸せは確定していたんだ
ありがとう。

どうしても両親を恨み、憎しみ、憎悪を抱くあなた
それは、それでいいと思う
そんな自分自身を認めて許してあげて下さい。

子供に恨み、憎しみ、憎悪を抱かせた

お父さん、お母さん

子供は恨み、憎しみ、憎悪を抱いて
生まれてこない

まずは
お父さん、お母さん、あなた達自身を認めて許してあげて下さい。
そして子供にも同じように
認めて、許してあげて下さい。

おやじ、かーちゃんに捧げる

どーも たぬおです🌸

皆さん
い草を御存知でしょうか?

イグサは、単子葉植物イグサ科の植物である。標準和名はイ。最も短い標準和名としても知られている。別名:トウシンソウ。畳表を作るのに使われる。俳句では夏の季語とされる。
ウィキペディアより

かーちゃんは、い草農家の長女として生まれた。

自分を産んだ時は21歳の
お嬢さんだった。

そして、自分にとっての
じーちゃん、ばーちゃんは、
かーちゃんの両親になる。

おやじの両親は
オレが物心ついた時は
二人共に他界していたから…

そしてじーちゃんが他界し
その数年前にばーちゃんも他界したため
今、自分には、そのような存在の方は
居なくなった。

そんなじーちゃん、ばーちゃん
二人共に(オジサン、オバサンもそう)
皆、働き者だ。

自分は家庭の事情で
半年ほど、じーちゃん、ばーちゃんの所に
お世話になった。

自分が朝起きた時
学校から帰ってきた時も

皆、働いていた
恐らく朝4〜5時くらいから17〜18時まで
繁忙期には20〜21時くらいまで
しかも泊り込みで働くようもんだ!!

企業ならブラック
労働基準法違反レベルだろう😅w

農家の方々には
本当に感謝しかない

当たり前のように
食事がいただけるのも
こうした農家の方々の働きがあって
成り立っている

本当に
ありがとうございます。


そんな感じで働いていたから
かーちゃんの実家は
裕福で
家はスゲーデカかった!!

部屋は、2階も合わせて
7部屋くらいあり
トイレも4つ
客間みたいな所は
ふすま外せは20畳くらいある!!
旅館とかの宴会場レベルだwww

しかも、そのデカイ家が
常にキレイな状態!!

実際
お盆と正月は
じーちゃん、ばーちゃんに
縁がある人達が集まり宴会が行われ
自分達家族も、お呼ばれされていた。

そう!!かーちゃんは

エエとこのお嬢様なのだwww

それなのにナゼか
鬼ヤンキーのおやじと結婚するwww
(ナゾ過ぎwww)
おやじの詳細は


まで

かーちゃんが
家事の神たる所以は
じーちゃん、ばーちゃんの家にあるのだ。

かーちゃんも
その血を受け継ぎ働き者だった。

朝3時〜4時に起き
新聞配達

これを40年続け
配達元の新聞社から表彰を受けた
HONDAのスーパーカブが日本一似合う女

伝説の新聞配達員!!

少なくとも自分はそう思っている。
そして、男4人の朝メシ、昼メシを拵え
洗濯、掃除をこなし

パートへ!!

パート先では
社員が頼りねーとボヤきながらも
現場指揮し
時給UPするも
その事を他のパートのオバサンから
ヒガまれ
そんな事に屈する弱さも無くwww
逞しく働き!!

おやじとオレとの不毛以外の何ものでもないケンカ
のなか淡々と家事をこなし
たまに、
巻込み事故にあい
ケンカに参戦する事もありながらも

美味すぎる晩飯を用意し

寝る時間などは一日4〜5時間

かーちゃんが凄まじい人とは
漠然と認識はしていた…

実際に文章に起こしてみると

凄まじさと感謝が入り混じる
恐ろしい人だ

また愛に溢れる包み込むような優しさを持っていた。
オレが小さな時、よその家の子とケンカすることがしばしあった。
そしてケンカした相手の家まで謝りに行く時いつも一緒に付いてきて頭を下げてくれたのは、かーちゃんだった。

子供のケンカなんて、悪口言われたからカッーとした、悪ふざけしてエスカレートした
仲のいい友達の悪口やイジメに頭にキテ始まったとか様々な理由があるにしても
かーちゃんはオレの言うことを全て信じてくれた。

謝りにいくと、親御さんは自分の子供にも非があったと仰ってくれてケンカ両成敗みたいな感じで、お互い謝って仲直りすることが、ほとんどだった。

だがたまに、モンスターペアレントみたいな親御さんがいて、こちらの事情には一切耳を傾けず自分の子供だけ擁護し一方的にオレに非があると、これでもかと責め立てるような時もあった。

しかし、そんな時かーちゃんは沈黙を破り一気にトップギアに入り
「アンタいーかげんにせんか!!うちのたぬおは訳わからん事でケンカする子じゃなかぞー!!」
と一閃
相手の親子は一気に硬直して黙り
謝罪の気持ちで、かーちゃんが持ってきた菓子折りを玄関に叩きつけるように置いて、スゴイ勢いで玄関が壊れんばかりに閉めてオレら親子は、その家を後にする。

そして優しくオレを抱きしめて
「今日は何ば食べるや(今日は何を食べる)」と優しく聞いてくれていた。

自分はかーちゃんの愛に包まれ
本当の優しさには強さが不可欠であると、その温かさに満ちた母の身体を持って教えてもらった。

そして、その愛ある強さは家族のマネジメントで
いかんなく発揮されていた🤭🤯

たぬお家族は
かーちゃん以外4人のヤローばかりで
しかも4人共にクセが強い 爆

そんなヤローを従えていたのだ!

並外れた超越した凄まじさが無ければ
ムリな話しである。

この4人のヤローは
ツイてたと思う。

家事をスーパーにこなし
ヤロー4人をガッツリ説教できる
ハイスペックかーちゃんwww

家のヤロー4人は
好き勝手に家の事を考えず
好きな事に没頭できた
本当にありがたい事だ

しかし愚かな自分は
この環境が当たり前だと勘違いしていた

自分がいかんなく色んな事に没頭できて優れた結果を残せる環境を作ってくれてたかーちゃんの陰での支えなど省みず

オレはスゴいヤツだと勝手に思い込み

うぬぼれ

感謝が無かった

ひとりでは
生活する事すらできないのに

両親への感謝、尊敬の気持ちが
全く無く

当然の結果として
親子関係は悪くなる

その悪化する親子関係は
オレ自分自身の在り方が招いているものなのだ
そんな簡単な事すら
当時のオレは気づかなかった

そんな無知で無垢な若い時
何人かの女性と仲良く
お付き合いさせていただいた。

同棲も長いのから
短いものまて経験させていただいた。

この場をかりて
お付き合いさせていただいた
彼女には
本当に心から言いたい
ステキな思い出をありがとう

同棲当時の私は
女性の日常の家事は、かーちゃんレベルが
普通と思っていた。

ところが、いざ生活すると
部屋が、常にキレイな状態
美味しい飯がいつも出てくる
洗濯モノは、たたんでしまってある

そんな状態は、この同棲生活には無かった

部屋は放置しっぱなしで荒れ
飯はインスタント、レトルト、冷凍食品
洗濯モノは、干してあるものから
直接とって着る

実家にいた時の当たり前は当たり前では
無かった
振り返ると、本当にありがたいことに、それぞれ彼女なりに一生懸命やってくれてた
しかし、かーちゃんのレベルには程遠すぎた

ナゼ出来ないと
彼女を責めた

ケンカが絶えない
当たり前だ

彼女が招いているのではない
オレが招いているのだ

寄り添って
手伝ってあげればいいのに
一緒に家事、楽しめばいいのに
できないことはオレがやればいいのに

彼女の個性、違いを
認めて、受け入れたらいいのに

そんな事も
分からず

オレを大切にしてくれた彼女を

オレは大切にできなかった

彼女との別れを
心に刻み

人に対し
人と比べず

その人を

認め

受入れる

そんな大切な事を

「別れ」という一生忘れること無い代償で
気づかせていただいた

かーちゃんは
かーちゃんの素晴らしさ

彼女は
彼女の素晴らしいさ

それぞれが存在するのだ

ちっぽけでくだらない自己都合に満ちた
己の価値観、常識などの判断基準で

人は測れないし
測るべきではないと思った。

今の相方には
かーちゃんのような事は
求めないし
求めようとも思わない。

相方は
何かやらかしてくれて
楽しいハプニングを日常に提供してくれる
それでいいのだ
それがありがたいのだ
それが愛おしいのだ

それを救ってあげらる
少しカッコいい自分でありたいとも
思うのだ

こうして
かーちゃんから
たくさんのモノを与えてもらった

仲良くお付き合いさせていただいた
彼女からも、たくさんのモノを与えてもらった

恩返ししても
し尽くせないほどの


感謝と敬意と寛容を常に持ち生きるというこで恩返し
させてください

お願いします

ありがとう

ごめんなさい

愛してます


最後までお付き合いいただき
ありがとうございます。
アナタに感動ある人生であれ

アナタの日常に 潤いを✨