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卒業後に海外へ。正社員として働いていない時間は充実感があって楽しいのか。

こんにちはManamiです(*^^*)

ご存知の方もいると思いますが、初めて記事を読んでくださる方もいると思うので、軽く自己紹介をします。

☀️自己紹介☀️

・1999年生まれ(22卒)、東京育ち
・2020年にパースへ交換留学🇦🇺
・2022年 大学卒業後にカナダへCOOP留学🇨🇦
・帰国後、バイトでお金を貯める
・2023年 ゴールドコーストでワーホリ中🇦🇺
・来年からは日本で働く予定

こんな感じで、私の肩書き(?)は、ここ3年の間で3回海外に滞在しているという感じです。

今の時代、様々な生き方があるしあるべきだと思いますが、私も、一般的な日本人の人生経路とは違う道を選んだうちの1人だと思います。
大学卒業後に2度も留学することを選びました。

周りの友達、そして後輩でさえも社会人として働いています。

そんな中、
自分の大学卒業後の人生(つまり、同年代が社会人になってからの時期)や今を俯瞰してみて、充実していて楽しいのか。
新卒ブランドを捨ててまで来た価値はあるのか。

答えは、YesとNoどちらもかなと思います。

その理由を書いていきます。

Yesの理由

色んな景色を見た

色々な所に旅行に行って、色々な景色を見た。
これは新卒ブランドを捨ててまで留学して良かったと思う1番大きな理由かなと思います。

やはり、学生留学の場合だとどうしても親にお金を頼むことになるし、かと言って社会人で会社に務めるとなかなか長期で休める機会もありません。

自分でお金を貯め、海外でできた友達と自分の行きたい国・街・場所に行く。そして、自分が見たいと思った景色を見る。

アリゾナで大自然を見たりラスベガスに行ったり、カナダのハワイと呼ばれる街でワイナリーを体験したり、カナダなのにフランス語が公用語のヨーロッパみたいな街に行ったり。
1人でNYに旅行にも行きました。

また、海外の友達と旅行に行くというのは、またそれはそれで違った楽しみ方や遊び方を知れるので楽しかったです。

その景色や経験は本当に人生の財産になります。

自分の人生に後悔が1つもない

正直、今現在、日本で働いていたらどんなだったろうと思うことがあります。
どんな同期がいて、どんな風に仕事を楽しんでいるのか、想像するだけで「もし2年前に働いていたら」の自分がキラキラして見えます。

それでも、海外に来たことに後悔はありません。
実際、今現在は仕事も決まっておらず、ただ「オーストラリアに住みたい!」の気持ちで来てしまったので、すごく明確な目標みたいなことのために行動しているなという自覚もないです。

正直、自分に対して不甲斐なさは感じます。

それでも、海外に来るという決断をせずに就職していたよりも来てよかっだと思うんです。
やってみたかった事をして、行きたい国に行って生活してみる。
それで上手くいかなくてもしょうがないと思えますし、私の中で「帰国したら仕事がしたい!」心からそう思えたのは大きいです。

大学卒業の時は、就職するということに対して自分が働いているイメージもつかなければ何がしたいのかよくわかりませんでした。
ですが今、働きたい!何となくこれがしたい!と思うようになりました。
それもそれで、よかったと思います。

世界のどこでも自立して生きていける実感が湧いた

生活していくには色々な手続きやお金の管理も自分でしなくてはいけません。
学生時代は学校や関係者がある程度の手配や手順を示してくれるかもしれませんが、卒業すればそんなサポートはありません。

銀行開設、買い物、雇用されるのに必要なナンバーの取得、仕事探しなどなど全てのやり方が国によって違く、手続きは英語です。

また、お金を稼ぐために現地でアルバイトもしなくてはいけません。

これらを経験し、世界のどの国でも自分はどうにかやっていけるんだという自信ができました。
この自信は、自分の糧になりますし、生活していて色々なことができるようになると自分の成長を実感できて楽しいです。

学生の頃の留学とはまた違った自信に繋がりました。

海外の働き方を知れる

全てが自己責任の環境なので、生活するための資金繰り=労働が必要になります。(大金持ちじゃない限り😇)

留学中は、レストランなどのサービス業で働くことが多いと思いますが、それでも日本と海外での働き方の違いに驚くことがあります。

私は、日本でもカナダでも、結婚式場で働いていましたが、ルールや職場の雰囲気などぜ〜んぜん違いました。

【日本の場合】
・全てがすごく丁寧
・食べ物が余っても全て廃棄
・裏作業でもしっかり立って行う
・就労時間は伸びても1時間だし稀

【カナダの場合】
・余り物はスタッフで山分け
・賄いはお客様に出しているものと同じ食事
・裏作業中は音楽聴いても座っても良し
・就労後、ビール一杯は無料で飲める
・余裕で就労時間を過ぎる(2:00a.m過ぎまで働いたことも)
•休憩はきっちり取る
・仕事中に全然雑談する

海外に行く目的にもよりますが、私は海外の仕事文化を肌で体験してみたいというのも1つ目的としてあったので、仕事に関しては充実した時間を送れていたかなと思います。

Noの理由

ここで自分の人生を見つけなければという焦り

新卒ブランドを捨てている分、帰って就活に生かせる”何か”をしっかり身につけなければ。新卒を捨ててまできたんだから、自分が本当にやりたいことをここで見つけなければ。

こういった焦りが生まれます。

海外に住みたい。多国籍な友達を作りたい。国際的視野を広げたい。

こんな純粋な気持ちで来たはずなのに、帰国後のことを考えると、いつの間にか、帰国後を踏まえた生活を送らなければ、と焦りを覚えます。

何も社会に還元していないという不甲斐なさを感じる

周りの同年代が仕事をしているのを見聞きすると、自分はこんなにのほほ〜んとしてていのかと不安になることがあります。

私は、自分の人生を振り返った時に「こうしてたらどうだったろう」と後悔したくなかったので、留学したい気持ちがある今は、就活でなく、海外に住むことを選びました。

言葉も文化も違う場所で、新しく友達を見つけたり、職探ししたり、それだけで結構エネルギーも頭も使うし、頑張っていると思います。

とはいえ、ワーホリや1年足らずの留学の場合、仕事をすると言っても、せいぜいアルバイトのポジションです。(相当な経験・英語力・専門スキルがあれば別ですが)

社会に何も還元していないし、フルで働いていないと思うと、なんだか不甲斐なさを覚えることもありますし、周りの友達をとてもかっこいいなと思います。

こういった意味では、たまに虚無感を覚えることも何度がありました。

結論

ありきたりですが、本当に自分次第です。

自分がどう行動するかももちろんそうですし、捉え方にもよります。
Aという物事が起きたとして、それを楽しいと思う人もいれば楽しくないと思う人もいます。

私は、海外に行く選択をしてよかったと思います。

辛いことや悩むことも沢山ありました。日本で就職した方が良かったかなと思うこともあります。
でも、就職していたらきっと、「あの時行ってれば今もっと充実していたのかな」とか考えていたと思います。

今もなかなか仕事が決まらず途方に暮れていますが、ここに来た後悔は全くないです。卒業前は日本の会社で働くなんて想像もできていませんでしたが、今は「来年から仕事頑張りたい!」という感じです。

そして、だからこそ、今年はめいっぱい楽しもうという気持ちです。

卒業後の留学を考えている方は

  • 自分にとってなにが「楽しい瞬間」なのか

  • 充実感を感じる瞬間はどんな時なのか

  • それをもたらしてくれる場所(コミュニティ・シチュエーション・国)はどこなのか

  • 1年後どうなってたら「良い1年だった」と思えるか

こんなことを考えながら、海外に行くべきか、どこに行くべきか、考えたらいいのではないかと思います😊

読者の方の経験が、誰かにとってではなく、自分にとって価値ある留学になるよう、祈ってます🥰

私も、充実した生活を送れるように頑張ります!

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