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こどもの嘘にどう答えれば?

【 ラブの相談室 第4回 】

ミッフィーパパさんへ

きっと娘さんは悪気なく、軽い気持ちでミッフィーパパさんからの問いに答えているんじゃないかなと感じます。私も娘を育ててきまして、同じような経験をしたことを思い出しながら、そういうときにどう声をかけていたかを振り返ってみました。
娘さんが嘘を言っているときに、嘘を言われた人がどんな気持ちになるかを想像させてあげてみてください。

「○○ちゃん、本当のこと教えて。もしそれが嘘だったら悲しいよ。○○ちゃんは、お父さんやお母さんから嘘をつかれたらどんな気持ちになる?」
「お父さんもお母さんも○○ちゃんのことを誰よりも信じているんだよ、それなのに小さなことでも嘘をつかれたら本当に悲しいし、信じてあげられなくなるよ」
「聞かれたことに対して本当のことを伝えるって、大切なことなんだよ」
「お友達に教えてほしいことを聞いたときに、嘘をつかれたらどんな気持ちになる?」
「お父さんもお母さんも○○ちゃんの本当のことをいつも知りたいと思っているんだ。だから、本当のことを教えてね」

絵本で『オオカミ少年』のお話を読んであげて、嘘をついていると信じてもらえなくなるということを、教えてあげるのもいいかと思います。ほかにも嘘つきと正直者に関する物語は、いろいろあります。日本のお話なら『花咲か爺さん』『さるかに合戦』『おむすびころりん』外国のお話なら『ピノキオ』『金の斧』『白雪姫』『あかずきんちゃん』など。嘘ってなんだろう?をいっしょに考えるきっかけになればいいなと思います。

こどもは悪気なく、嘘をついてしまうことがあります。それを見過ごすのではなく、しっかり向き合いながら、分かりやすく説明してあげることを、根気よく続けられてみてください。

ラブより

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