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ポップな色調【杉浦非水】
まるで浮き出てきてきそうなポップな色調。
西日本新聞の広告で思わず
二度見してしまいました。
・日本のモダンデザインのパイオニア
明治、大正、昭和を生きた
杉浦非水の展示会に行きました。
デザイナーと言う職業が
まだ存在しなかった時代に生きたパイオニア。
和装なので時代は感じるけど、
きっと当時では最先端だったんだろうなぁと
思いを馳せました。
おしゃれな雑誌やファッションビルの広告?
もし彼が現代を生きていて、
パソコンを使ったら
どんな作品にだったんだろう?
・中の様子
撮影可能エリアは2か所、それ以外はNG。
ポスター広告だけでなく、
本や雑誌の表紙もありました。
妻は歌人の杉浦翠子。
奥様の作品の表紙も手掛けてました。
「違う職業の夫婦が
一緒に作品を作るなんて素敵」と思いました。
入り口では自撮り。
![](https://assets.st-note.com/img/1652276758514-Nk6fPPYZek.jpg?width=1200)
終わった後、写真を撮ろうとしたら
通りがかりの人に撮っていただきました。
![](https://assets.st-note.com/img/1652276769954-mGwlk78GSJ.jpg?width=1200)
・場所
福岡「市」美術館と思い込んで、
わざわざ天神から地下鉄に乗ってしまいました。
「あれ?」と思ったら
福岡「県」美術館でした。
しかも天神駅から徒歩圏内…ショック。
平日に行ったので混んでいませんでした。
福岡市美術館や九州国立博物館のように
音声ガイドも
オンラインでの予約システムもありません。
こじんまりとした印象。
距離はあるものの
天神駅から徒歩で行ける距離にあるので、
行きやすいです。
・私の美術館巡りの歴史
実は子どもの頃から
美術館や博物館によく行ってました。
母が好きだった影響。
通っていた高校の近くに
県立図書館や美術館がありました。
そこでマリア・テレジアとマリー・アントワネットの展示会があり、授業の一環で見に行きました。
世界史の授業でちょうどやっていました。
楽しい思い出。
大学生になって福岡市にいるときは、
あちこち見に行きました。
九州国立博物館は、学割で安かったです。
「こんなの行ってきたよ」と話すと
「面白そう」と興味を示す母。
今は祖父母の介護で忙しいため、
あまり行く機会がないそうです。
そんな母のために、
絵はがきを買って、自筆で送ってます。
![](https://assets.st-note.com/img/1652926556585-b8fmlZ2xwS.jpg?width=1200)
先日母に送ったハガキ。
「こういう絵、好みなんだ。ありがとう」と
LINEで送られました。
解説を見るまで気づきませんでしたが、
奥の人は和装だけど、
手前に行くに連れて洋装になっています。
「こんな細かいことまで考えられてるんだなぁ」と驚き。
・「浮き出てきてきそう」の正体
どの作品にも言えますが、
まるで浮き出てくるような立体感があります。
なぜだろう…?と疑問に思ってたら、
写生をしていたそうです。
以前、上手に絵を描く方法の本を
パラパラ読んだことがあります。
人物画にしても、物にしても、
ルールがあることがわかりました。
人物画だと、関節や体の動きがあるので、
ルールを守らないと不自然な絵になりがち。
「絵を描くのに基礎が必要。」と実感。
今でも古さを感じない理由が
よくわかりました。
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