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本当に30分で読めたか。

速読術をマスターできた人に
会ったことがありません。
「速読できるぜ」とドヤ顔する人に
本の内容を聞いても答えられないという有様。

私自身も、若い頃本を買って試したことがあるけど、本の内容が全く入ってきません。

交流のある田島こうへいさんが
こんなものを配布していました。

※2/1以降は有料販売になるためお早めに。

・実験した本

年末に予約してやっと受け取った
『日本の右傾化』で実験。
本当にこのやり方で30分間で読み終わったのか。

400ページ、文字1ページあたり
最低500文字はあり、ぎっしり詰まってます。

・結果はいかに

結論から言うと、
「30分間では読みきれず」
実際は40〜50分かかりました。

しかし、一から順に読めば
トータル2、3時間はかかりそうです。

より深く知りたかったのは、
「日本国憲法第24条を変えたがってる勢力が存在」
「女性が自由意志を持ってることを良しとしない人たちが政治の世界で力をつけている」

第24条は結婚に関する内容です。
変更内容に関して、
「親(特に家長)が口出せるようにする」
「引っ越しさせないように、特定の土地に縛り付けることができるようになる」と懸念を示されてました。

親や親戚等にとって
都合の良い人間と結婚するように
介入できることを目指しています。
戦前戦中に逆戻りです。

先日読んだ『絞め殺しの樹』を彷彿とさせます。
そこに出てくる女性たちは、苦しんでる人が大半。
「こんな世界にするなんて冗談じゃない!」と
怒りを感じました。

女性が自由意志を持てば、
結婚しない、子供を産まない身勝手な女性が増えて
少子化が進むとでも言われてる気分でした。

同性愛? 「そんなの病気!」とでも言わんばかりの態度です。
彼らにとっては、戦中の状態が理想です。
第9条と女性の権利は密接に繋がっていると感じました。

※詳しい感想はまた後日。

・まとめ

一言一句読まなくても、
人に話せる程度の理解ができる読み方が
できると感じました。

通常の3分の1の時間で読めて、
それなりに議論できる水準で読めたので、
有効な方法と感じます。

200ページくらいのビジネス書なら、
クリアできたかもしれません。
また別の本で実験します。

以上、ちえでした。
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