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手放しで喜べない!?新しい技術の光と影【オール讀物2024年6月号】

偶然面白そうなコラム記事を見つけました。
タイトルが「第1回 生成AIと新たな犯罪」だったので、今回から始まったようです。

執筆者は原藤恵三氏。
警視庁科学捜査研究所を経て、
現在は最高検察庁参与です。

警察生活後半、科学捜査に力を入れてきた筆者が
以下のような警告をしました。


・生成AIの登場で起こり得ること

2023年ChatGPTが登場しました。
仕事が効率化できるなど、恩恵がある一方で
犯罪に悪用されるリスクを指摘しています。

実際に中国ではディープフェイクが
特殊詐欺に利用されています。
高齢者がAIの回答に惑わされて生まれる被害が
今後増えていくだろうと予測されています。

AIで作られた家族の映像を使われたら、
本物か偽物か、判別できないかもしれません。

・2020年3月の時点で予言!?

ドラマ『相棒』でも、AIを利用して
映像をねつ造するエピソードがありました。

ChatGPTが登場する3年前の話です。

当時、私と義母が見ました。

私はこんな感想を持ちました。
「映像をねつ造できるとなると、証拠能力としては怪しくならないだろうか」と。
防犯カメラが物的証拠として使われるけど、
捏造されている可能性も考えないといけないのかと
実感しました。

同じ回を見てた義母は、
「この回に限らず、今回の『相棒』はよくわからない回が多かった。年寄りにはついていけない」と
音を上げてました。

義母の様子を見て、
AIで作られた家族の映像を見たら、
騙されても不思議ではないと感じました。

・私たちはどうしたらいいのか

私たちは技術が高度化した社会に生きています。
スマホや、リモコンのように多くのことが
指先の操作で行えるようになりました。

しかし、あまりにも手軽にできるため、
その先に待ち受けてる
危険や責任を忘れがちだと警告しています。

「想像もしないような犯罪が待ち受けてると
考える必要がある」と主張します。

・感想

去年ChatGPTが登場して「すごい!」と驚きました。
こんなことまでできるようになったのかと。
一方、新しい技術は
いいことばかりではないと実感します。

本来は生活をより良くしたり、便利にするために
生まれた道具が犯罪に悪用されることがあるため、
表裏一体だと感じました。

悪用されないための法規制や、
適切な使い方を教育するなど
対策が必要だと感じました。

しかし、どうしても新しい技術の進化に対して
遅れを取ってしまいがちです。

「こんなことが起こりうるかも」と、
自分たちで考えて
自己防衛する必要があると考えました。

以上、ちえでした。
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