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私の知らない読書しない人の世界

「やって当たり前」
そういう世界にいるので、
しない人の世界が想像できません。

ある友人のSNSの投稿から気づきを得ました。
「自分の好きなことを言った方が
共感してくれる人が集まる」

本当にそのとおりだと思います。

このnoteは本の感想記事が多いので
ご存知かもしれませんが、
私は読書家です。
周りも読書家の人ばかり。

2020年、文化庁の調査によると、
日本人の半分の人が本を読まないそうです。
「誰にアンケート取ったんだろう?」と疑問。

「本を読まない世界にいる人はどんな人?」
興味を持ったので、調べてみました。

・調査方法
Google検索で「読書 しない人」と入力。
上位10件のサイトを閲覧。

・ヒットした内容

10件中8件は、
しているかどうかの違いに触れつつ、
読書をするメリットと
読書をしないことのデメリットを挙げていました。
こちらはある程度想定済み。

残り2件は、
読書しない人に対して理由を質問。
違う質問サイトですが、
回答してる人の属性が全く違います。

「なるほどね」と感じました。

・読書しない人の特徴

ご察しの通り、
どのサイトも手厳しい内容でした。
多少の差はあれど、大体こんな内容でした。

・毎日がつまらない。
・考え方が偏っている。
・行動力がない。
・コミュニケーション力がない。
・思考が薄っぺらい。
・暇な時間にダラダラする。
・何でも「ヤバい」「エグい」で済ませる
(語彙が少ない)
…など。

読書をしなくても当てはまらない人もいます。
それは例外中の例外で、
人生経験が豊富な人に限るそうです。
自叙伝を商業出版できる人くらいでしょう。

私はそこまでの人生経験を持ち合わせていません。

・回答者を見て思ったこと

質問サイトの質問に対して回答内容を見て、
利用者の質の差を感じざるを得ませんでした。
※サービス名は伏せます。

ある質問サイトAでは、
回答者の文章量が比較的長め。
見るというより、読むレベルです。

回答者で印象に残ったのは、
著名な方の本の引用を持ち出して
どちらも否定しない意見を言ってる人。

「彼女は幸せだったから本を読む必要がなかった。
私は必要だったから読んだ」
こんな内容でした。

トピックの内容にもよるけど、
 ある程度まともな文章を書ける人が
集まってる印象を持ちました。

一方、質問サイトBは大荒れ。
匿名の影響が大きいでしょう。
2ちゃんねるとは違うサイトですが、
いる人の性質が近いです。

質問者さんが「単に疑問」と言っているのに
「読書する人間が、しない人間にマウント取ってる」と厳しいコメントで溢れてます。

「読書する人間は上から目線で馬鹿にする」
「見下すような人間になりたくないからしない」
「読書の部分をあなたの嫌いなものに変えれば、
意味がわかるよ」

以上の意見は、1ページ目だけで見ました。
「住む世界が違う。こんな世界嫌だ」と
そっと閉じました。

・私はどうする?

一部、読書に否定的な考えを
持ってる方もいました。
周りの読書家の人を見て感じたことだそう。

「なぜ読書をしてもポジティブな印象を与えられない人がいるのか?」と考えてみました。
結局、この意見にたどり着きました。

「アウトプットをしていない」

読んだだけで血肉になっていない人は、
周りからも「読書をしていてその程度?」という
印象を与えてしまっているのではないかと考察。

私が「こんな教養人になりたい」と憧れる人は
得た知識を体で覚えている印象。
ある方は、「この3つの古典をベースに
物事を論じることができる」と著書にありました。

残念ながらベースにできる古典が
今の私にはそれがありません。
その方の本を読んだら楽しそうに見えたので、
お気に入りを見つけたいなぁと思いました。

以上、ちえでした。
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