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【ドラマ感想文】相棒21 #2 ペルソナ・ノン・グラータ〜二重の陰謀

「思った以上に屑だった…」
見終わって思わず言葉に出た一言です。

「外交相手の国が腐敗してたり、機能していなかったりするほど楽。革命で政府の質が良くなってしまってはやりづらい。そのままでいてほしい」

こういう思惑があって、
革命のリーダー的存在だったアイシャの命が
狙われたのではないかと思ってました。

前回はこちらです。

あらすじは公式サイトを参照。

・謹慎を言われた右京

内々に警視庁の人間がいたのにも関わらず、
国賓であるアイシャの自殺を防げませんでした。
その責任を取って謹慎を言い渡されました。
事実上、右京は捜査に関わることができません。

「物語的にはどうにかして、右京は捜査に関わるだろう」と予想。一体どうやって動くんだろうと見てました。

「謹慎を言い渡されていても、
食事とトイレはできる」と主張。

「どこに行くんですか?」と聞かれる度に
「トイレに行く」と言って切り抜けていたのに驚かされました。

・アイシャと厩谷の関係

前回の放送を見た時、厩谷はサルウィンと仕事上深くかかわっているという認識でした。
アイシャとは、外交相手のトップという関係性だろうと見てました。
しかし、今回の放送を見たら
「親子関係ではないか」と浮上。

実際にDNA鑑定をしたら証明されました。
どういう経緯でこうなったのかと思ったら、
アイシャのお母さんと厩谷の関係が出てきました。

アイシャのお母さんは、1年前に逝去。
その時に実の父親のことを聞かされたのでしょう。

「母親の墓参りをして欲しい。謝罪をしてほしい」
これだけが願いだったようですが、
自分がやったことが明るみになるのを恐れて、
厩谷は拒否。

アイシャ自殺後は、ミウ、クリスが
その意思を引き継ぎました。

外交官が、出張先の国の女性を妊娠させたと
明るみになれば、仕事に大きな影響が出るでしょう。

・印象に残った言葉

「無駄だったなどと思ってはいけません。
思った瞬間、全てが無意味だと思ってしまう」

「自分がやってきたことは無駄だっただろうか」と
落ち込んでいた薫に対して、右京が言いました。

サルウィンに滞在していた薫。
教え子だったアイシャとクリスが死に、
自分と妻に対して国外退去処分が出されました。

自分のやってきたことの結末が大切な人の死では
やり切れないと感じました。

・感想

厩谷は結局どうなったのか。
右京からも、国会議員の片山雛子からも
帰国を勧められました。

作中では描かれていませんが、
おそらく殺されたのではないかと推定。
アイシャの願いもむなしく、
罪を償う機会はありませんでした。
モヤモヤした終わり方になりました。

サルウィンの話が今後、
相棒で出てくるかはわかりません。
またミウは出てくるんだろうかと気になりました。

国外退去処分を受けた薫は夫婦で帰国。
その後警視庁へ復帰しました。
再び右京と相棒を組むようになりましたが、
「やっぱりこの2人はしっくり来るなぁ」と嬉しく思います。私は2008年から見てます。

去年まで相棒だった冠城亘や、
薫の次の相棒だった神戸尊との共演を
密かに楽しみにしてます。

以上、ちえでした。
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