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ソメイヨシノが!?!?

先週末は近所の八重桜の散歩道をぽんちゃんと子供達と1時間くらいかけてお散歩しました。

私はやはり八重桜が好きなのかなぁ。
このピンクがとても可愛らしくて惹かれますし、優しい気持ちになれますね。

こちらは奈良に行った時。
東大寺の枝垂れ桜、美しいです。

枝垂れ桜は美しい


実は私、今年になって初めて、ソメイヨシノがクローンだったということを知ったのです。
お恥ずかしながら、今更知りました。
この件について書くか書くまいか迷いましたが・・・

桜は美しいものだと何の疑いもなく生きてきたから、桜について調べてみることさえ今まではなかったのです。

今年になってお花見らしいお花見はしていないのだけど、毎日の散歩道が桜並木なのでわざわざお花見に出かけなくても、という感じなのです。

そんな桜並木。
今年は満開のソメイヨシノを見てもどういうわけか昔ほど感動しなくなっている自分に気付いて驚いていました。

しかもソメイヨシノに限り、感動しなくなったというか色褪せて見えるというか。
枝垂れ桜や八重桜は好きなのに。

なぜなんだろう?
あんなに美しいと思っていたはずなのに・・・

急に感動しなくなるなんてことがあるのかとそこがとても気になって、ネットで調べていたらこんなものを発見しました。


はは~ん、なるほどね、と思った部分も一理ありました。
亡くなった愛犬がまだ健在だった頃は毎年一緒にお花見をするのが恒例で、「綺麗だね~」と言いながらよく一緒に写真を撮ったり、桜の花の下、駆け回って遊んだりしていましたから。

その愛犬を亡くした今、桜の季節は悲しみや寂しさが込み上げるから、だから桜に感動しなくなったんだなぁって自分なりに解釈してみたり。

だけどまだ心の中に何か引っ掛かるものがあって。
で、その後ソメイヨシノはクローンだと知ることになったのです。

日本に咲く桜のほとんどはクローンです、と聞いてこれは凄いことだ!!と感動する人もいます。
だけど私はなぜだかわからないけれどもとてもがっかりしてしまったのです。
全部同じ遺伝子だなんて・・・

今年、ソメイヨシノが咲き始めた頃、なんで感動できないんだろう?歳をとったから?いやいや、私もいよいよ変な人になってきたんだなーなんて自分自身にちょっとショックでした。

実際に変でしょ、桜を美しいと思えないなんて。

だけど「クローン」
それを後から知ったことではあるけれども、あ!これだったんだ!って。
私の中でこの答えがぴったりシンクロした瞬間でした。
何と言ったらいいのかうまく説明ができませんが、虫の知らせではないけれど虫の知らせに似た感覚というのか、直感的なものです。
クローンという響きもイヤ。

またソメイヨシノを見てときめく日が戻るのだろうか…
何かとても大きなものをなくしてしまったようなそんな気持ちのまま、未だ過ごしています。




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