「九角の嗅覚が九確で牛角の匂いを当てる.....はぁ?」
最近のあたしの嗅覚はエグい。
動物並みに鼻がいいという意味でも、
勘が鋭く鼻がきくという意味でもない。
あたし、
"人間の性質"
みたいなもんをキャッチしてるかも知れない。
例えばさ、
性格や喜怒哀楽にも匂いがあり、
それを感じ取ってる。
嬉しい時に放つ匂いと
悲しいときに放つ匂いは違う、
しかもその人によっても匂いって変わるし、
その匂いもまた刻々と変化してゆくもんでもあるわけよ。
そんな、"人の今"を匂いで感じてる、あたしなのよ。
最初は何の匂いやろ?くらいに思ってたんやけどある時ふと氣がついた。
嗚呼、これは感情の匂いであって
更には、この人の性質の匂いなんやなと。
異臭をフワッと感じたと思った人は
何か悩みのようなものを抱えているらしく、
突然、エグたらしいほどの悪口を話しはじめたり、仕事や人間関係に悩まされていたり、
とにかく何かに憂いているのがわかった。
それとは逆に
花のような、フルーツのような匂いを撒き散らすかたからとても幸せなのだという話しが聞けたりね。
あの匂いったらいい香りなのねぇ。
あ、そうそう
花の匂いを撒き散らかすのは何も可憐な乙女たちだけじゃないわよ。
時にはオッちゃんたちから放たれることもあるのよ。
見た目は関係ねぇです。
とはいえさ、
異臭を感じることのほうが多い現実もあったりしてとても悲しい。
あたしの周り、
お花の良い香りのする人でいっぱいにしたいものだわね。
もちろん、あたし自身もそうね。
出来ればイランイランあたりの香りがいいのだけど......まあ、勝手に香っているので自分では決められないのだけどね。
世の中はきっと
あたしたちが思っているより3億倍ワンネス、
誰かを思う氣もちで繋がってる。
その事実にもう抗うことなどできないわね。
誰かの異臭がお花の香りに変わるとき...きっとこちらまで幸せを感じるのね。
「半径3メートル花園化計画」と呼び
周りをガーデンにしよーっと🪴🌷👃🪻
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