通勤時間

コロナの影響でリモートワーク推奨が加速されて久しい。これまで毎日毎日、満員電車に乗って通勤していたのがまるで嘘のようだ。

緊急事態宣言が解除されてからは1日おきにシフトで出社している。本質的にはリモートで業務が成り立っていたので出社しなくてもよいのだが、たまには出社して顔見せろ、ということがどこの会社でも起きている事だろう。

私の場合、通勤電車に乗る時間は20分程度だ。わずか20分だが、満員電車では1時間のように感じられることもある。何か気を紛らわすため、というわけではないが、何かに集中していないと苦痛だ。通勤電車での時間の使い方は様々だ。コロナ以前は“超満員”(乗車率120%以上だと思う)でギュウギュウ。とても新聞を広げる余裕はない。そういえば、数年前までおっさんが新聞を読んでいる光景は珍しくなかったが、最近はあまりみない。タブレットかスマホに置き換わったのだろう。おっさんも、時代の流れには抗えない。

緊急事態宣言が開けた後は、座れはしないものの、空間に多少ゆとりが出来た。そうすると、周りの人がよく見える。1割程度が単行本や文庫本を読み、3、4割は寝ていて、あとはやはり皆スマホで何かをやっている。隣をチラ見するとパワプロ、野球ゲームをやっている。

自分はコロナ以前の通勤時間には、それまでは1日の仕事の流れを考えたりしていたが、よく考えればもうそれはだいたい前日には決まっていることなので、わざわざ朝やらなくても良いなと気付いた。自分は、通勤時間にこのNoteを書くことにした。コロナを利用して生活スタイルを変える、と大袈裟に書いてしまったが、何か変化を見出したいというところだ。そろそろ20分経つ、到着だ。行ってきます。

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