初めてのセカイ

風俗嬢って

ただお客さんの性欲を満たす

だけの仕事かと思ってました

そうじゃないの？

そうじゃないんです

そうじゃないんですね

って最近わかったことなんでそれは

また後日後述するとして。

ほんとに初めてはいりました

このセカイ。

なぜ入ったのか？

お金がなかったから。

でもイヤイヤやる感じではないし

むしろ

あーまぁいっか、やってみても。

くらいな感じです。

落ちぶれたとも思わない

仕事の一種だと捉えてるから。

女としての生(せい)を

活かしてお金になるなら

いいですよね。


若いときから彼氏が途切れたことがなくて

でもそれって今思えば

依存してただけなんですけど

セックスすると

ーうまいねー

とか

愛のない男は

ーどこで覚えてきたのー

なんて言ってくる人もいた。

これ、活かせるじゃん

って金がなくなった私は思った。

メールで連絡して待ち合わせして

やりとりしてた相手とちがうスタッフが

迎えにきて着いたら店長と面接して

「出勤できそうな日できたら連絡ください」

で、スタート。

この仕事をいざやる側になると

なにもわからなくて

想像もできなくて

なんとなくな段取りを収録されたビデオ

で学んだ仕事内容を頭にいれただけのまま

はじめの頃はこなしてました。


でも良いお客さんっていう

のをお店が把握していたり

店長が仲良くしてるお客さんがいたり

そういうお店の積み重ねに助けられて

お客さんから教えていただいたり

もしました。


サイト上にあげる

日記っていうのも知って

最初から変なこだわりが生じて

写真の加工とかセクシーに映る撮り方

とかしらないくせに

同じ写真を使うことをキラって

なかなか撮れずに加工できずに

日記あげられなくて

スタッフから注意されたりもしてました。

でも最近はいってくる子の日記を見て

最初のうちは同じ写真使い回すんだな

って後から気づいたりもしたり。

不安だらけなんだけど

数をこなさないとなにも見えてこないような

気もしていた

最初の頃。

初めての仕事のこととか

次から書こうとおもいます。


ヘッダー画像、ギャラリーからお借りしました

素敵な絵ありがとうございます

成宮凛華