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◆作品No.33 断裁分離のクライムエッジ

🔴作品紹介🔴


放送期
2013年4月3日春

character
▼私立十草中等教育学校
※殺害遺品(キリング・グッズ)は名の前
灰村切(断裁分離のクライムエッジ/はいむら きり):花江夏樹
武者小路祝(むしゃのこうじ いわい):小岩井ことり
病院坂病子(昏睡昇天のインジェクション/びょういんざか やまね):福原香織
病院坂法子(びょういんざか ほうこ):内山夕実
美墨 かしこ(みすみ かしこ): 安野希世乃
初郷 和(うぶさと にぎ): 能登有沙
鳴門 小太郎(なると こたろう): 島﨑信長
▼醜聞(ゴシップ)
ヴァイオレット・ウィッチー(人身対価のクイーンプルフ): 田村ゆかり
皇 鼎(教授プロフェッサ/すめらぎ かなえ):遊佐浩二
▼殺害遺品の権利者(オーサー)と代償(インステッド)
スレジハンマの権利者: 遠藤大智
軽子 瞳(交響歓喜のピアニシモ/かるこ ひとみ): 井上喜久子
小泉 芳一(交響歓喜のピアニシモ/こいずみ ほういち): 子安武人
中嶋 正義(判決執行のルールブック/なかじま せいぎ):石田彰
▼十草高等教育学校
四方堂 瑠架(愛玩屠殺のペットウィップ/しほうどう るか): 日笠陽子
雑賀 露見男(生徒会長/ざいが ろみお): 中村悠一
▼受注製品(オーダーメイド)
エミリー・レッドハンズ(鮮血解体のオープナー): 日高里菜
神 敬一郎(照準貫通のラピッドショット/じん けいいちろう)
フリッツ・マイヨールド(秘匿謀殺のカンタレラ): 大塚芳忠
●その他
銭形 小桜(ぜにがたこざくら): 長妻樹里
祝の父: 中田譲治
灰村 針(はいむら はり)



オープニングテーマ
「運命の檻」-愛美
エンディングテーマ
「硝子の三日月」-武者小路祝
「君と二人」-YURI*KARI



監督
山口祐司
脚本
浦畑達彦
キャラデザ
平田雄三
アニメーション制作
Studio五組




★あらすじ★
「君を切りたい。」 女の子の髪を切ることが好きな少年・灰村切は、学校帰りに偶然立ち寄った洋館で、長く美しい髪の少女「武者小路祝」と出会う。彼女はどんな鋏でも切ることが出来ない、呪われた髪の持ち主だった。 「殺人鬼」、「殺害遺品」、「髪の女王」――。 祝をとりまく聞きなれない言葉に戸惑う切だが……? 殺人鬼の血を受け継ぐ少年少女たちの「殺害遺品(キリンググッズ)」を巡るラブ・バトルストーリー開幕!




🔶感想🔶

<評価:B+>
視聴2022.9.22
●過去視聴済年月日不明


<感想>
終わりました!「ん~」って出るともう迷いと言うか結果が出ていると言うかw
率直によく分からなかったと言うか分からなくなった感じかな?
そうですね〜難しいな〜。
癖癖癖(へき)って感じかな?笑。
話の中心は、殺人鬼の子孫達が受け継いだキリンググッズと殺すと願いが叶うとされている呪われた女王のバトルの話なんだと思うんだけど、本作に関してはそれだけじゃないので伝えたかった事は何だろうと考えた時に何が言いたかったのか分からなくなったと言うのが答えでした。設定や背景の題材はとても面白いです。ですが広がるようで広がらない。ここがメインでは無いのは感じ取れました。

では何がメインにしたかったのか?
殺害遺品の権利者(オーサー)と代償(インステッド)の関係性をメインにしたのかなと思いました。オーサーはグッズの影響を受ける度に殺人衝動の欲求が出る。侵食されると最終的に意志の無い殺人鬼になってしまう。この殺人衝動を緩和するためにインステッドが必要となる。インステッドには仮殺人を行い衝動を収める。道具のようで道具じゃない互いの立場から見る相手に対しての感情が描かれている事が多いのでここが伝えたかった部分なのかなと思った。それは恋や愛情、恋未満なのか不確かだけど側に居て欲しいと思う気持ちや失ったものを補う関係性など様々なキャラの心情が面白かった。各キャラについてはキャラの部分で記載します。
お話自体は「まだまだ続くよどこまでも」ENDなので続きがありそうでなさそうな感じです。背景の部分で全て明らかに成らないのでモヤモヤする。結局なんだったの?何がしたかったの?になるのでどこで楽しむかは視聴者に委ねられている気がするww
もう一つ視聴者委ねの部分は、癖とでも言うのか?みんなハァハァしてるんだよねwこれはサービスなんだろうけど、ここが受け入れられるかどうかかな?w主人公からして「お?ん?んお?」大丈夫か?みたいな所あるからねww
個人的に面白そうな種は蒔いてあるからどう摘むかは視聴者次第の作品紹介アニメがしっくりくるかな!

バトルの様な恋愛の様な沢山含みのある作品だった!



★謎★
・ゴシップは結局なにをしたかったの?
→よくよく話を見ると呪いもここが始まりで、髪の女王に呪いをかけた女王?はのちに魔女なのか?そもそも魔女なのか?んでゲームはここが主催したのか?不明。作中もゲームやってるんだっけ?みたいに陥る。もしくは終わりのないゲームなのか。子孫に継がれる度に発生するからね。
・プロフェッサーが電話を掛けていた相手は誰なの?ヴァイオレット?
・祝の父は結局誰に殺されたの?
・祝の髪が伸びなくなったのはなんでなの?ヴァイオレットと出会い恐怖心から?
・オーダーメイドが他に2人居るって言ってたけど、気になる。んで祝の父はどこまでゴシップと関わりがあったのか?



<声優及びキャラ>
ここは組で表記していきます。
●祝&切:主人公二人ですね!切は髪の毛が好きな少々変態癖の中学生。最強最悪の殺人鬼の子孫でもある。最後の方に覚醒するけど、自分の意識はある。基本優しい性格だけど人に痛みを与え続ける部分が表に出たら一番ヤバい。祝に一目ぼれ。兎に角祝を守るその意志の固さは良い。その祝は呪われた髪の女王を受け継いでいる。子孫かは不明。自分の髪を切ってくれた切に恋している。ロリで可愛い。優しくていい子。敵からも結局好かれる女王。二人がお付き合いする切っ掛けになったシーンで突っ込んだ!髪の毛好きでも舐めるのは気持ち悪い過ぎるのと首から耳まで舐めといて唇にキスはできずおでこで限界って意味わかんねーよ!っとww中学生だったと冷静になったけど舐めてる時点で、お察し。(変態なんだろう)
●ほうこ&やまね:姉妹。やまねのオーサー覚醒時に両親を失っている。姉のほうこはインステッドで代償を受けてる。身内もありこの関係性を恥ずかしくも思ているのかやまねと距離を置いているが、それに悩んでいる。基本口調が冷たいが本当は優しい。やまねは人格形成が上手く行かなかった影響で孤立していたが切と祝との出会いで少し変化した。負い目を感じているほうこと鈍感からカモだけど姉を慕っている妹の関係性がモヤモヤする思春期のようでいい。でも結局二人だけの家族だから求め合ってはいるんだろう。
●小桜&正義:一番グッとくるペアでした。明確にオーサーとインスではないんだけど、失って初めて分かる演出が良かった。いつの間にか居て欲しい存在になっていた。ここが恋なのか未満なのかが分からないペアで、どうだったのか小桜の涙はどの意味だったのか知りたいね。正義も最後まで自信では気が付いてなかったが小桜に対して何かは思ってたのか気になる。石田さんの死に際の演技も最高です!でも死ぬ必要あったのかしら?wそれを言っちゃうとこのシーンがないので必須だったのだろう。
●ロミオ&ルカ:切たちが通う学校の生徒会長と副会長。そして幼馴染。ここもありがちなすれ違いなのかルカが一人で拗らせたけど、ロミオはずっと好きでいたんだと思う。ルカもまた好きだったんだろう。ルカを受け入れた時点でお察し。ここもまた靴舐めるんだけど、舐める行為は愛情でもあるからね。そうなのだろうw。
●芳一&瞳:盲目のオーサーとろう者のインス。芳一は耳が聞こえず名前もミミナシ芳一から来ているのかな?最後まで弾いてしまうと殺人になるであろう音色を耳が聞こえない芳一のみ聞かせられるって関係性が埋めあってて大人の関係が良い。
●クラスメイト:出てくる割に印象が弱い。かしこは切の殺人鬼部分を少し体験してるので印象に残るけど、モブな感じでもある。切への気持ちは恋でいいかな?
●エミリ:最後に隠し球出してきたなと。幼女殺し屋って。エミリも本当の妹ではないが、祝の父が手を掛けた子。そうなるとオーダーメイドは父が発案したのだろうか?切の覚醒に一役かったけど幼女にトラウマ付けさせるなんてトンデモな性癖でござる。最後は幸せに終わって良かったけど。
●ヴァイオレット:魔女の血筋って事は長くいきてるのか?呪いをかけた始祖の子孫だから祝をどう思っているのか?切になんでキスしたの?w

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