◆作品No.220 ダーリン・イン・ザ・フランキス -DARLING in the FRANXX-
🔴作品紹介🔴
放送期
2018年1月13日 冬〈２クール〉
character
▼パラサイト第13都市部隊
ヒロ（Code：016）：上村祐翔
ヒロ(幼少期)：小清水亜美
ゼロツー（Code：002/9'ι（ﾅｲﾝｽﾞｲｵﾀ))：戸松遥
イチゴ（Code：015）：市ノ瀬加那
ゴロー（Code：056）：梅原裕一郎、濱野大輝
ゴロー（幼少期）：藤原夏海
ミ ク（Code：390）：山下七海
ゾロメ（Code：666）：田村睦心
ココロ（Code：556）：早見沙織
ミツル（Code：326）：市川蒼
イクノ（Code：196）：石上静香
フトシ（Code：214）：後藤ヒロキ
●その他パラサイト
ナオミ（Code：703）：小清水亜美
081：星野貴紀
090：古川慎
▼APE直属特殊親衛部隊9's（ナインズ）
9’α（ナインアルファ）：斉藤壮馬
9’β（ナインベータ）：増田俊樹
9’γ（ナインガンマ）：江口拓也
9’δ（ナインデルタ）：佐倉綾音
9’ε（ナインイプシロン）：田丸篤志
9' ι（ナインイオタ（Code：002)
●ＡＰＥ関係者
ナナ：井上麻里奈
ナナ(新任)：伊藤静、小清水亜美
ハチ：小西克幸
フランクス博士(ヴェルナー)：堀内賢雄
カリナ・ミルザ：甲斐田裕子
●七賢人
主席：玄田哲章
副主席：飛田展男
七賢人：古川慎、小西克幸、田島章寛
▼その他
叫竜の姫 / 001（ゼロゼロイチ）：釘宮理恵
大人の女性：井上喜久子
★推し様出演 : 梅原裕一郎氏
《１、２クール》※１６話を２クールめとする。
オープニングテーマ
「KISS OF DEATH (Produced by HYDE)」- 中島美嘉
エンディングテーマ
ＡＬＬ- XX:me
「トリカゴ」
「真夏のセツナ」
「Beautiful World」
「ひとり」-ゼロツー
「Escape」
「ダーリン」
監督
錦織敦史
脚本
錦織敦史 林直孝（MAGES.）
キャラデザ
田中将賀
アニメーション制作
TRIGGER A-1 Pictures（CloverWorks）
★あらすじ★
彼らは夢を見る。 いつの日か大空へはばたく夢を。 ガラスによって遮られたその空が、どれだけ遠いものだと知っていても。 遠い未来。 人類は荒廃した大地に、移動要塞都市“プランテーション”を建設し文明を謳歌していた。 その中に作られたパイロット居住施設“ミストルティン”、通称“鳥かご”。 コドモたちは、そこで暮らしている。 外の世界を知らず。 自由な空を知らず。 教えられた使命は、ただ、戦うことだけだった。 敵は、すべてが謎に包まれた巨大生命体“叫竜”。 まだ見ぬ敵に立ち向かうため、コドモたちは“フランクス”と呼ばれるロボットを駆る。 それに乗ることが、自らの存在を証明するのだと信じて。 かつて神童と呼ばれた少年がいた。 コードナンバーは０１６。名をヒロ。 けれど今は落ちこぼれ。 必要とされない存在。 フランクスに乗れなければ、居ないのと同じだというのに。 そんなヒロの前に、ある日、ゼロツーと呼ばれる謎の少女が現れる。 彼女の額からは、艶めかしい二本のツノが生えていた。 「――見つけたよ、ボクのダーリン」
🔶感想🔶
＜評価：Ｓ＞
視聴2024.7.8
＜感想＞
見終わりました～！！はじめに伝えたいのは本作をロボアニメとして捉えない方が良いです。ロボが中心の話ではないです！
ではざっくりあらすじ
〝荒廃した地球。人類は移動式都市で謎の生命体「叫竜」と日々戦いながら生きていた。対叫竜戦闘機〝フランクス〟に乗るのはコドモ達。一人適正から外れてしまったコードＮＯ：０１６。彼はフランクスに乗る事が出来るのか？〟
まず評価から！面白かったです。私は、生命がテーマで入っている作品が大好きでダリフラは生命がテーマだと感じました。メッセージ性のある作品なので考えるのが楽しかったです。感情に関わる内容でもあるので喜怒哀楽、感情・心情大好きマンの自分に刺さりまくりでした～！！
本作はトリガーのオリジナルアニメで、キルラキルやリトルウィッチアカデミアを制作している会社の作品。２クールのアニオリは流石トリガーだなと思いました。
物語の進め方等良かったと思います。世界背景として不明なまま始まりますが、回を重ねるごとに色々と背景が分かって行きます。現状の経緯などは２クールめにいかないと全貌を知れないので最後まで見て欲しいです。
最後は賛否があるようですが個人的には満足しました。
生命とは？自分達で考える事の大切さとは？愛とは？人生とは？沢山の「とは？」が詰まっている考えさせられる作品です。
＜感じた伝えたい事・テーマ＞
本作の伝えたいテーマは「比較・対照」と感じました。
◆テーマ：「比較・対照」
・本作は生命や生きる事、人生、愛する事がテーマでもあるんですがその中で比較を強く感じました。
＠男雄／女雌、大人／子供、感情の有無、生殖器の有無、不老不死／生者必滅、凪／起伏
便利／不便、自由／管理、受動／能動、個体／群体、１３部隊／他部隊、身体の有無
気が付いたものでもこれだけありました。
作品の世界には上記の対照描写が出てきます。１つ１つというより全て繋がっていると感じです。
＜大人＞
ＡＰＥ（パパ）の元で管理された世界。不老不死を体現可能となり大人は生殖機能・感情を無くし、なに不自由なく暮らせるように全て管理されている。皆同じ格好をして個が無いと思われる。男女も一緒に生活するが夫婦制はない。一人で生きていける事こそ幸せな事だと掲げられそこに染まった人類は受動的で凪のような生き方をしている。感情を無くした理由は、凪を乱す危険因子とされたから。
＜子供＞
人類の脅威「叫竜」と戦えるのは子供のみで、子供には生殖機能と感情がある。特に１３部隊は感情抑制はされていない。（※コドモ達が生殖機能を保持する意味は作中に説明があるので省略します。）生活は管理されているが芽生える感情のまま生きている。他部隊のコドモはやや抑制されている。特殊部隊９Ｓは感情、生殖器が無いコドモ部隊。１３部隊には個があり搭乗機フランクスも容姿は異なる。他部隊は同じ機体。子供の容姿は個々別ある。感情や生殖機能の意味などは何も教えられていない。
視聴側は選択の良し悪しを言われている気がするが、正直答えは人それぞれだと思った。大人の世界のように静かに凪の暮らしたい人もいれば子供の世界のように暮らしたい人もいるのではないか。個人的にはやや感受性が強いのでマイナス面が無くなる分には凪の生活も良いんじゃないかと思ってしまった。がしかし、凪の暮らしが良いと思う裏にはちゃんと思春期や感情を持って生きて来たからだと感じた。分かりやすく子供というのは人目もはばからず感情を出すことが子供らしいとされる。大人になるとは、酸いも甘いも経験し社会に出て感情のコントロールを出来て初めてなれるもの。年齢を重ねてもコントロールできない人は実際いるし大人とは高い壁と感じる。本作では何を伝えたいのか？その通るべき思春期や感情を無くすことの是非。その過程が一番大事なんじゃないかということ。
感情が無いとは、個性もまた無くなる。感情は人間関係でも土台となるものだから、基本めんどくさい。でも衝突することも近づくことで自分が形成される上で大事なものだと思う。
最終的に肉体を持ち人間らしく生きる事を伝えているが、人間らしさとはいったい何なのか？自給自足し男女で結ばれ家庭を持つ生き方が良しとされているような描写はエヴァでも使っているのでガイナックス派生の方々はその信念を持っているとも感じた。それは人間らしい事なのか？家族を作ること、社会性を持つことは動物でも同じではないのか？人間らしさとは何か答えがむずかしい。
近年は様々な進化をしている人類なのでいづれ来る世界だと感じた。人類の夢でもある不老不死。肉体を捨て魂のみで生き続けるそれは幸せか不幸せか、今の時代だからこそ見て何か感じて欲しいです。
＜気になった事（良し悪し）＞
・現在いる大人はＡＰＥが参入した時に既に大人だった者達でいいのか？新たに大人になる事が出来ないもんね？
・生命の題材でもあるから性の表現が面白い。フランクスに搭乗する姿が・・もう。。
女の子が前で男の子が後ろって挿入的なのを意識しているのか？まあ動物のスタイルだもんね。これは性交渉を彷彿させてるんだなと感じた。性交渉の流儀で男子が運転する（リード）痛くもしちゃダメだし、繊細に扱えよってことかな？そんなアニメなの？と１話から思いました。最初は俗的なものかと思うけど男女で乗る意味もあってそれは叫竜にかかわるもの。そうでなければならない。それは命を育む意味を持っている。
完全に体の相性を表してて、１５が１６を好きで自分に乗れといって試すけど全然動かなかった。萎えた表現やへたくそという１５の台詞。キスに関してもただするのと好意があってするのでは感情は違う。気持ちの良い事は一人じゃなく２人で通じ合うことが大事。面白いのが皆キスを知らないけど何か卑猥な事は分かるのねｗ。命に関しては３２６と５５６が子供のなかで結ばれたね。自分達がどこから来たのか疑問に思うことは感情がちゃんとあるから抱けたこと。驚いた事もあって３２６は触られて拒絶したけど結果好きって気持ちを理解してああなったらそりゃああなる。子供の名前も愛でそれが２人の結晶だもんね。
・もう恋愛は、矢印乱れ捲りでこれが岡田麿里さん脚本じゃないのかと思ったｗｗ惹かれあう事に理由は要らない。不確かだけど確かな糸みたいなものがこの世と出会いにはある。そう感じる。私は１５も可哀想だけどそれ以上に５６が可愛そうで。。ちゃんとした感情を分かってないから何となくモヤモヤするけど１６も大事だからずっと見守ってる。辛い～。あんなに好きな子が他の子を見ているの。でもこれは１５にも言えることなんだよね。最終的にあそこまで０２の事で頭いっぱいだと負けを認めざる負えないのも事実。キスしても何も反応してくれないってこんな悲しい事ないよ（涙）２人はきっと一方通行の気持ちを一番良く解っているから納得していつも側にいる本当の大切な人をちゃんと分かる事が出来て良かったと心底思った。一方通行は１９６と２１４もそう！
純粋な恋愛の話で０２と１６は出会った時から惹かれあってて恋を越えて愛。１６は０２の一部になれたみたいで嬉しいってやや変態に近しい事言っててちょっと笑ってしまった。この２人に関しては観て感じて欲しい。入れないよその世界にはｗ強いもん絆。
・他の方の感想にトップをねらえの事が出てきますが自分は観た事が無いので展開のちらつきは勿論なかったです。最後巨大な人間ロボットになったのは驚いた。これが叫竜の残した物なのか、博士が残したものなのか、はたまた制作陣が女神的存在としてこの美しさを描きたかったのかｗｗ進行がゆっくりに見えたけど宇宙は猛スピードで移動してるけどゆっくりに見えるのを演出してたのかな？
・添付ＵＲＬの考察が面白いのでこちらもおすすめです。名前を付けた意味はあるんだろうなと感じていましたが、頭回らずこの方の考察がしっくりきました。
＜謎、疑問＞
◆０２はいつの間に喋れるよになったのか？人間の肌に近づいたのか？
→実験を繰り返す中で喋れるようになったんだろうね。肌についても博士に何かしてもらったのかな？詳細は分かりません。
◆人類はどこから来たのか？
→地球は叫竜族が先に住んでいた。人類はどこから来たのか？人類は侵入者なのか？作品とはあまり関係ないけど、そもそも人間ってなんだ？いつから存在しててなんなんだ？なぜ他の動物と違って様々なことに興味を抱き解くことを課されているのか？ って事をずっと考えてるｗｗ
＜花言葉表現＞
＊故意に花のシーンが多いものは、作品表現として花言葉が用いられていると感じ記載しています。
【花言葉とは】トルコ発祥と言われる恋文（セラム）。アイテムに意味を持たせ、気持ちを伝える表現方法。
◇花名◇シーン：花言葉：感 想：の順に書いています。
作中でも温室や花言葉が出て来るので花で表現がされているのも特徴的。ステイメン＝おしべとピスティル＝めしべ。植物の生命を生み出すのに必要な機能。これも雄雌の表現。
＜＜フランクス「FRANXX」＞＞
◇ストレリチア（極楽鳥花）◇
シーン：０２、１６搭乗機
花言葉：全体「輝かしい未来」「寛容」「全てを手に入れる」「女王の輝き」「情熱」
英語「壮麗」「パラダイス」「自由」「独自性」「アイデンティティ」「喜び」
感 想：花言葉から輝かしい未来や寛容、情熱など０２と１６の関係性を表現している。英語での花言葉からも自由になることや独自性、アイデンティティなど２人を表す言葉と取れる。ストレリチアの和名が極楽鳥で比翼の鳥も出て来るため鳥の共通を示してる。女王の輝きはストレリチアの完全体がまさに女王そのもので、私は女神みも見えた。
◆アパス◆
アーパス（Āpas）は、古代インドの『リグ・ヴェーダ』に登場する水の女神。滋養や医薬、幸福や繁栄を授けることが祈願される。また過失や嘘を浄化することが祈願されている。
という意味から女神の意味も含まれていると思う。過失の浄化もあるので２人が互いにすれ違っていた部分や人類の有り方やＶＩＲＭの有り方の浄化も表現されていると思う。
◇デルフィニウム（大飛燕草）◇
シーン：１５，５６搭乗機
花言葉：「口には出さない思いやり」「あなたは幸福を振りまく」「澄んだ瞳」「壮大な心」
「無いものねだり」「傲慢」「激しい愛着」
感 想：花言葉をみてまさに１５と５６。口には出さない思いやりは５６だし。無いものねだりやはげしい愛着は１５。ただ２人がいたからこそ０２と１６は結ばれたので壮大な心も２人を表している。
◇アルジェンティア（ノゲイトウ（C.argentea））◇
シーン：２３０、６６６搭乗機
花言葉：「情愛」「個性」「ユーモア」「家族想い」「友情」「調和」「気取り屋」「行動的」
感 想：アルジェンティアは恐らくノゲイトウとアルゲンティアから来ていると思われる。花言葉は２３０と６６６を表現しており、２人は行動的で仲間想い。いつも活発に頑張っている姿がピッタリ。気取り屋な部分もそのまま。ノゲイトウはひらひらの花びらが特徴でアルジェのツインテールがそのもの。
◇ジェニスタ（エニシダ/金雀花）◇
シーン：５５６、３２６（２１４）搭乗機
花言葉：「謙遜」「卑下」「清潔」「恋の苦しみ」
感 想：ジェニスタはパラサイトが途中で変わる機体。最終的には５５６と３２６ペアになる。謙遜、清潔は５５６を表してる。控えめな５５６らしい花言葉。恋の苦しみは、最初の２１４を表している。一方通行だった気持ちや堪えられない５５６の心境など表現されている。
◇クロロフィッツ（オリヅルラン）◇
シーン：１９６、２１４（３２６）搭乗機
花言葉：「集う祝福」「祝賀」「子孫繁栄」「守り抜く愛」
感 想：クロロフィッツはパラサイトが途中で変わる機体。ジェニスタとステイメンが変更となる。守り抜く愛は１９６や３２６の思いを表している。祝福は２１４。最終的に５５６と３２６を祝福した２１４は良い奴！！
＜＜パラサイト１３部隊＞＞
◇クレオメ、金木犀、ミセバヤ、シュウメイギク◇
シーン：１６の誕生日１０月１５日
花言葉：「秘密のひととき」「あなたの容姿に酔う」「真実の愛」「初恋」「大切なあなた」「多感なとき」
感 想：花言葉が１６の性格を表している。多感なときは探究心の高い１６に合うし、容姿に酔うや真実の愛、初恋は０２への思い。０２と出会ったあの時間は秘密のひとときにもあう。
◇ラベンダー、薔薇、胡蝶蘭◇
シーン：６６６の誕生日１２月３日
花言葉：「あなたを待っています」「私に答えてください」「期待」「純愛」
感 想：６６６に関してはパパへの忠誠、憧れが強い。大人になりたい、パパの為に役立ちたい、褒められたいそんな思いがピッタリの花たち。特にラベンダーの待っているや答えてくださいは良く質問する6６６っぽくぴったり。
◇ナノハナ(菜の花)、ブルーベル、シャクヤク(芍薬)◇
シーン：３２６の誕生日２月６日
花言葉：「小さな幸せ」「快活な愛」「変わらぬ心」「恥じらい」
感 想：花言葉は沢山ありますが３２６に合うような物を選びました。５５６への思いを知り人を好きにアウする事をしった３２６に幸せや記憶を消されても愛した思いは変わらぬ心、初めてキスした日、体を重ねた日の恥じらいなどがぴったり。
＜＜その他＞＞
◇セラスス（十月桜）・桜◇
シーン：第13プランテーション「セラスス」、１６話
花言葉：全体「精神美」「優美な女性」「純潔」
十月「神秘な心」「寛容」
感 想：サクラ類をサクラ属（Cerasus、ケラスス）に分類する。そこから来ている。舞台が地球で１３部隊は日本に当るのかなと思う。各ステーションにあるミストルティン（愛：Mistilteinn）とはヤドリギを意味する言葉。桜は作中に出て来るので精神美。日本の精神美を表している。古き良き日本の生活などを表現しているのかと思う。
◇クリサンセマム・ノースポール（寒白菊）◇
シーン：第26プランテーション「クリサンセマム」
花言葉：「誠実」・「清潔」・「愛情」・「輪廻転生」
感 想：共同作戦で一緒に戦った２６部隊。彼らはパパに対しての忠誠は誠実そのものでこのステーションは破壊されてしまう。亡くなった皆が輪廻転生してほしいと願いもあるのかも。
◇コスモス（秋桜）◇
シーン：地上移動要塞都市（プランテーション）「コスモス」
花言葉：「調和」「謙虚」「乙女の真心」
感 想：中心都市となるコスモスは基本大人と七賢人がいる場所。花言葉は調和を意味している。花のコスモスは元々宇宙のコスモスから来ている。ギリシャ語「Kosmos」の意味は、宇宙を秩序ある調和のとれたシステムとみなす宇宙観である。「秩序、整列」これはＶＩＲＭの理念の凪そのもの。
◇ハイビスカス◇
シーン：温室
花言葉：「上品な美しさ」「新しい恋」「繊細な美しさ」「信頼」「華やか」「勇敢」
感 想：５５６と３２６が温室にいるシーンが多くその時に映る。花言葉は新しい恋や信頼、勇敢がピッタリ。ここから２人の恋が始まった。
◇カトレア◇
シーン：温室
花言葉：「魅惑的」「優美」「優美な貴婦人」「成熟した大人の魅力」
感 想：この花も温室で５５６と３２６の関係性を表している。魅惑的や成熟してないけど大人の魅力など、３２６に迫る５５６の妖艶がぴったり。
◇胡蝶蘭◇
シーン：温室
花言葉：「純潔」「清純」「あなたを愛しています」「誠実」「尊敬」「進出」「活発」「商売繁盛」
感 想：この花も温室で５５６と３２６の関係性を表している。胡蝶蘭の学名は、Phalaenopsis aphrodite。ギリシャ神話の「愛と美の女神アフロディーテ（aphrodite）」の名前が使われている。和名で「胡蝶」と言われていることからも、蝶が待っているような姿から、「愛」や「蝶、幸運が飛んでくる」という花言葉が付いたとされている。２人はパラサイト初の出産と夫婦になる事から愛そのもので進出やあなたを愛していますなどがぴったり。最後の方はこっちが恥ずかしくなるくらい名前呼んじゃう♡ｗ
＜タイトルについて＞
【ダーリン・イン・ザ・フランキス】
以下のように考えてみました。※全て憶測です。
下記の意味からフランクスの中のや中に最愛のあなたと言う意味があって基本は２人で搭乗するがこれは最終形体の０２を表していてその中に１６がいるという表現と感じました。
・DARLING →「最愛の人」や呼びかけで「あなた」を意味する英単語。これは男女両方を呼ぶ。日本は男性に使うことが多い。
・in the →～の中に
・FRANXX →発明者のフランクス博士の名前を取っている。名称は「鋼鉄の乙女」機械の名前はフランクスだがタイトルに「ＸＸ」にしていることからこれはスラングのキスで２人分のＸＸ。キスは幸せホルモンと呼ばれている「エンドルフィン」が分泌されるため、幸福感で包まれる。相手と幸せを分かち合うスキンシップの一種で、男女で幸福感を感じ、お互いの気持ちを確かめ合ったりすることで、自分に自信がついたり認めてもらえているという実感が湧くもの。実際フランクスはパイロットの心情が肝心なので互いの思いや相性を確かめる意味でも愛の象徴として付けているのではないか？
＜映像、音楽＞
・作画に関して、どこかで見た事あるキャラデザだと思ったら、アニメーターは田中将賀さんであの花などを手がけている超平和バスターズのおひとり。今回監督の錦織敦史さんもグレンラガンを手掛けている。制作会社もトリガーなのでトリガー作品のキャラも雰囲気は似ている事に納得。可愛いんだよね～ちょっと柔らかいタッチで女の子は目がクリクリで♡背景がも美しいし、メカニックも曲線で好みでした！！
・ＯＰの「KISS OF DEATH (Produced by HYDE)」は頭でリピートしてしまう。描き下ろしなので歌詞が０２の思いそのままでとってもいい。キーポイントの言葉が歌詞に反映されててＨＹＤＥ凄いわ。「私を怖がらないで」この思いは０２に取って大事で、自分が人間じゃない事の悲痛を表しててただ人と一緒に居たいだけという純粋な思い。曲と交わるとグッとくる。中島美嘉さんの歌声も壮大感があって良かった。ジャケットも０２みたいでかっこいい。KISS OF DEATHのタイトルも命取りになるもの、災いのもとの意味があり。語源はユダの死の接吻から来ている。キスに深くかかわる作品だから良いタイトルだと思います。死の接吻の意味もあるけどキスしたら死ぬでは無くて作品に寄せると、キスをすることで生死が生まれるようなニュアンスなのかなと。
＜声優及びキャラ＞
・９’Ｓはパパからすると理想的なパラサイトだけど、指示待ち子供達で感情なくすのは良い事だけじゃないなって感じた。9'α（ナインアルファ）の斉藤壮馬さんのすこしヒールっぽさがいいね。
●３９０＆６６６：山下七海さん、田村睦心さん演じる１３部隊のパラサイト。このコンビはムードメーカー組でいつも元気。最後まで互いの存在をどう感じていたのかは不明。ただいい仲だとはいえる。それが男女としての思いなのか仲間や家族愛なのかは知りたい。２人共いざって時はいつも自分達から身を挺して戦ったり皆で悩んだ時もいい事言うんだよね～！！大好きな２人。この２人がいなかったらもっとバラバラになっていたと思う。
●１９６：石上静香さん演じる１３部隊のパラサイト。1番泣いたのは196のシーンだった。５５６の生命の誕生の方法に関心があった思いを言えなかった。人には言えない思いがある。１９６もその一人。そうだったのか～と。ＥＤみてネタバレ出てて「え！そうだったの！！」とそれは辛い。５６と同じくらいつらい。５６よりももっとつらいかも。でも貫き通した１９６は素敵だし好き、特別に思ったのがそうだっただけ。気持ちを受け入れて貰えて私は安心したよ。
●叫竜の姫 / 001（ゼロゼロイチ）：釘宮理恵さん演じる叫竜の姫。地球の先住族。もうくぎみーしか合わない！！ってくらい良かった。ヒロイン役でおなじみだけど結構重鎮役の釘宮さん好きなんだよね～！！姫も可哀想で、独りになる事が強さだと思っていたからそれはある意味強いんだけど、誰かと思いあう方が結果的に強いんだよね。博士の思い人でもあるね！！０２運ぶ時のヘビ型？の子が壊れちゃうのはなんか悲しかった。
●ナナ＆ハチ：井上麻里奈さん、小西克幸さん演じる１３部隊の管理者。この２人も色々秘密があるのか？ナナはもともと感情が強くでる検体だったんだろうね。記憶を消去されてしまってああなってるけど。だから寄り添える唯一の人物。ハチも感情が無いって自分で言うけど絶対ない訳ない行動だったり言動だったり。最後変わってるしそれはナナがいてくれたからだよね。どうやらハチはナナに気持ちが過去にあったみたいです。操作されちゃたんだね。
●フランクス博士(ヴェルナー)＆カリナ・ミルザ：堀内賢雄さん、甲斐田裕子さん演じる元夫婦。博士はクローン研究をしていてＡＰＥに引抜された。究極の生命体を夢見ている変態科学者。鈍感すぎて妻カリナの気持ちに気づいていなかったけど告白されて結婚。その後が悲しい。カリナ可哀想すぎる。。最後の最後は自分が起こした事の報いが来たね。
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