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◆作品No.143 アルスラーン戦記 1期


🔴作品紹介🔴

-荒川弘版-
放送期
2015年4月5日〈2クール〉

character
▼パルス国
アルスラーン:小林裕介
アズライール(鷹)
スルーシー(鷹)
●解放王アルスラーンの十六翼将
ダリューン(万騎長):細谷佳正
ナルサス:浪川大輔
エラム:花江夏樹
ギーヴ:KENN
ファランギース(神官/カーヒーナ):坂本真綾
メルレイン(アルフ兄):日野聡
アルフリード(メル妹):沼倉愛美
ジャスワント(世襲宰相/ペーシュワー):羽多野渉
キシュワード(双刀将軍/ターヒール):安元洋貴
クバード(ほら吹きクバード): 三宅健太
トゥース:土田大
イスファーン(狼に育てられた者/ファルハーディン):小西克幸
ザラーヴァント:小野友樹
ジムサ:斉藤壮馬
グラーゼ(海上商人):津田健次郎
パラフーダ
●王族
アンドラゴラス三世(アルスラーン父):菅生隆之
タハミーネ(アルスラーン母):田中敦子
オスロエス五世(第17代国王):石塚運昇
ゴタルゼス二世((第16代国王))
●アンドラゴラス三世の武将
ヴァフリーズ(大将軍/エーラーン、ダリュン伯父):津田英三
バフマン(万騎長):武虎
カーラーン(万騎長):大川透
サーム:家中宏
シャプール(万騎長):小西克幸
ガルシャースフ(万騎長):乃村健次
マヌーチュルフ、ハイル、クルプ、クシャエータ
ルッハーム:木島隆一
フスラブ(宰相):小形満
●カシャーン城塞
ホディール(諸侯/シャフルダーラーン):土師孝也
●ペシャワール城塞
ルーシャン(レイ領主):小山力也
●ギラン
ペラギウス(総督):石川英郎
ランのシャガード(豪商/ナルの旧友):櫻井孝宏
●市民
アシム:河西健吾
ボルナー:山下大輝
キルス:古川慎
▼ヒルメス一党
銀仮面卿(ヒルメス):梶裕貴
カーラーン
ザンデ(カーラーン息子):森田成一
サーム
▼ザッハーク一党
尊師: 仲野裕、木島隆
アルザング(魔道士):手塚ヒロミチ
サンジェ(魔道士):濱野大輝
▼ルシタニア
イノケンティス七世(国王):桜井敏治
ギスカール(イノケンティス弟):子安武人
●聖職者
ジャン・ボダン(大司教、異端審問官/インクイシチア):斎藤志郎
●将軍、貴族
ボードワン:青山穣
モンフェラート:斧アツシ
バルカシオン:石原凡
クレマンス:中田和宏
●騎士
エステル・デ・ラ・ファーノ(エトワール):内山夕実
▼シンドゥラ
カリカーラ二世(国王):梅津秀行
ラジェンドラ(第二王子):鳥海浩輔
ガーデーヴィ(第一王子):千葉進歩
マヘーンドラ(世襲宰相/ペーシュワー):金尾哲夫
ジャスワント
バハードゥル(怪物戦士):楠大典
▼マルヤム
イリーナ(マルヤム内親王):茅野愛衣
ジョヴァンナ(女官):真山亜子
▼トゥラーン
トクトミシュ(国王/カガーン):玄田哲章
イルテリシュ(親王/ジノン):稲田徹
タルハーン:斉藤次郎
ボイラ:飯島肇
ディザブロス:山口太郎
バシュミル:山本兼平
▼その他
ナレーション:鈴木英一郎


★推し様出演:梶裕貴氏、小林裕介氏、細谷佳正氏

オープニングテーマ
「僕の言葉ではない これは僕達の言葉」-UVERworld
「渦と渦」 -NICO Touches the Walls
エンディングテーマ
「ラピスラズリ」-藍井エイル
「One Light」-Kalafina


監督
阿部記之
脚本
上江洲誠
キャラデザ
田澤潮、渡邉和夫


★あらすじ★
東西を結ぶ陸路の中心地・エクバターナを王都に掲げ、各地からの人や物資、そして豊かな文化が集まる強国パルス。この国の王太子として生まれた少年・アルスラーンは、幸福のうちに国を引き継ぐはずだった。土煙が舞う平原に、パルスの誇る騎馬隊が葬り去られるその日までは……。 パルスの豊かな領土を狙って、異教徒の国・ルシタニアが侵攻を開始。初めての直面する本物の戦いに、不安を隠しきれない"気弱な"王太子・アルスラーン。彼の不安が的中したかのように、戦場には不穏な空気が渦巻き始める。敵の策略にはまり、これまでにない脅威を感じるパルス軍と、混乱する戦況に翻弄されるアルスラーンの父王であるアンドラゴラス三世……。 駆けつけた「戦士の中の戦士」の異名を持つ騎士・ダリューンとともに、次々と襲いかかる敵、そして過酷な運命へと立ち向かうアルスラーン。運命という名の嵐が吹き荒れるなか、彼は信頼できる仲間たちとともに"王太子"として最初の一歩を踏み出す!


🔶感想🔶

<評価:S>
視聴2023.8.14

<全体感想>
終わりました!!面白かった!
ヤシャスィーーン!!言いたくなるww
2クールのマヌエル城の攻城時のアルスラーンのこの言葉のシーンはカッコ良かった♡
では、簡単なざっくりあらすじ。
〝世界の中心都市パルス王都エクバターナ。その国王の息子アルスラーンは、後継も決まっており幸せに暮らしていた。敵国となるルシタニアとの戦に初陣として出たアルスラーン。連戦連勝、最強の騎兵隊を持つパルスの勝利を誰も疑っていなかった。しかしその日は来た。パルスが大敗をした。一気に転落したアルスラーンは黒衣の騎士最強のダリュンと共に過酷な運命に立ち向かう〟
この様な戦記物語です。戦記ものでもあるし、主人公の成長記みたいな感じですね。
前半は世界の中心であるパルス王国の主人公王太子アルスラーンが敵の侵攻によって転落していく。最少の仲間達と国の奪還を目指し進む。後半は奪還する為に王都までどう敵を攻略していくかと実際戦を起こすお話。
自分は戦記物って結構国と国の戦いと人物などごっちゃになって苦手(嫌いじゃないですよ!)な所があるけど、結構解り易い構図かなと感じました。登場人物も解り易いキャラデザで荒川弘先生の丸みのあるキャラで可愛かった♡
本作面白くて、鋼の錬金術師の荒川弘先生が、田中芳樹先生の小説を漫画化したんだけど、編集が噂を思い込んだところからこの作品が作られることになったそうです。

戦の話だけど、アルスラーンの成長がメインなのかな?原作の小説と漫画は見てないのでどうなのか分かりませんがアニメは戦術の部分はそんなに深堀してはやってないので戦争作品としてみると少し物足りないかもしれないです。でも剣術の交戦は迫力あってかっこいい。
色んな人間の欲望と復讐が混ざり2重戦争なので、どうなるのかワクワクはしました。
そして、優しさと慈愛を持った他の王と考えの違うアルス。アルスの出生の秘密などありそこは明かされないのでめっちゃ気になる所だが、王になると言う事はどう言う事なのか、自分が知らない世界の事を一生懸命知ろうとするアルスの姿勢は確かに、何か遂げてくれてこの世を変えてくれると思わせてくれる魅力がある。王らしくない王。少人数から大きな隊になるまでが面白い。
もう一つ、人間の心理とか感情、思想とか考えるの好きなので好みの話。毎度思うのが、よく宗教の題材がこういう歴史戦記ものに登場するけど、本当に他が見えなくなる事の怖さを良く感じる。信仰や信じる事は自由だが、疑わない恐ろしさ。その為に人の命や思考までも奪う事が正義だと信じて疑わない人の捕らわれた脳。ある意味、日本の自由な宗教感はいいのかもしれないね。寧ろ信仰などしないと言うくらいの方がまともで居られるのかもしれない。自分の意志が無い人ほど縋る方が楽だからね。でもこういう信じ込んでる人は矛盾が生じる時、何も答えられないのもまた事実。エトがまた思想が強くてそうなんだけど、やはり答えられない。んで異教徒だから差別していい、殺していいしか考えられないは、もう考える事を捨てて人間でもない。それが表現されてて面白い。考えるからこそ人間特有なんだけど、それを捨てたらただの動く生き物だなと。
人の残酷さとか慈愛だったりめんどくせえな人間!!!って思います。w

17話が個人的に一番泣いた。そして人々の成長と他者を理解し受け入れる事の難しさ人間の性を見れて面白い!

主題歌がどれも良くて、やっぱりUVERworldとKalafinaは裏切らないよね♪
青井エイルさんも素敵だし、NICO Touches the Wallsは初めて聞くけどさわやかな歌声で癖になる。

2クールの放送だったけど、最後までは行かず途中までたっだので2期にどこまでやるのか気になる所。楽しみ!!
‪EDカード豪華ですよ〜。



<声優及びキャラ>
・いやいや推しが王座争いするもんだから!どっちも応援したいし複雑さwwそして今回で推しにさせて貰おうと思うのが細谷さん。前から好きだったけどやっぱりこの声と演技に撃たれるね♡
・小林祐介氏を好きになったきっかけがこの高音ボイスなんだよね。可愛いとたまに出る低い声がたまらん♡
・ちょっとキャラが多いので大変だけどなるべく書きます。
●アルスラーン&エトワール:推し様小林祐介さん演じる主人公。優しく美しい容姿で見た目に寄らず意志を強く持つ人。出生に秘密がある。見聞の力があるので人から好かれる。ただ戦に出るのが少ないのは王だから仕方ないけどやや目立たない。いつも遣られそうで冷や冷やする。内山夕実さん演じるルシタニア兵のエステル・デ・ラ・ファーノ(エトワール)捕虜としてパルスに来た時からアルスと縁がある女の子。男として騎士として生きる事を決めた。基本はいい子だけどイアルダボート教の強信者で、考えが偏っているがアルスとの出会いで少しずつ変わり始めてる?2人の行く末がとても気になる。恋愛モンスターとしては、嫁にならんか?wならないか。w
●ダリューン:細谷佳正さん演じる最強の騎士。アルスを君子として使える事を決めた。兎に角従順者。ダリュンが没したら泣いちゃう絶対。また細谷さんの声が良過ぎて耳がいつもハートww情熱家な所があるからすぐ熱くなるがナルサスに水を差されるコンビ愛がいい。
●ナルサス:浪川大輔さん演じる、宮廷に書記として以前いたがアンドラに追放された。ダリュンの懇願もありアルスの性格を気に入り同行する。兎に角頭の切れる策士!イケメン。画家を名乗っているがとんでも絵だそうで!それ見れるのかしら?見たいwwアルスを育てる姿勢がカッコいい!!何気にアルフを気にしてあげている優しい所もある。
●ヒルメス:推し様梶裕貴さん演じる前王の王太子。アンドラに父を殺され、自身も焼殺されそうになった。アンドラとアルスに深い恨みを持っている。結構気まぐれなのか?ダリュンやナルサス、アルスに対しては止めを刺さないw暗殺の事を考えるととっても可哀想で、強いが人を従えるのが力による支配しかない。だが、カーランやサームにはちゃんと信頼は置いている。彼も知らないパルスの血族の預言ってなんだ?少しでも報われると良いけど。アルスが道中苦しんでるって思っているんだけど私的に苦労はしているけど仲間の助けが有ったりで案外そこまで苦しんでなくてこれがまた可哀想。ヒルだけ辛酸舐めてる感じで。報われるかね~。
●エラム&アルフリード:花江夏樹さん演じるエラムと沼倉愛美さん演じるアルフ。2人ともナルサスに関わる人達で、ナルサスのお世話ががりのエラムとナルサスに助けられたアルフのナルサスを掛けての喧嘩がかわいい。エラムは奴隷の子供だったこともありアルスに最初は不振を抱いていたけど、アルスの性格を知って臣下としてそして友として距離が縮むのが最高。偵察時の花江さんの女の子ボイスやばい♡自前であの声凄い!
●ファラン&ギーヴ:KENNさん演じるギーヴと坂本真綾さん演じるファラン。ギヴは旅の楽士で気まぐれ美女好きでファランと出会ってアルスに付いて行くことにしたが、アルスの作る国を楽しみにしている。嫌な役を買って出る漢気があっていい。キラキラしてるナルシストもケンヌの声が合ってていい!ファランはクール系才女!流石真綾さん!演技も声も美しいファランに合ってる。ほぼ半裸なんだけど、戦の時傷つかないかハラハラするwwミスラ神の加護があるから矢が当たらないと言い切ったのはかっこいい!!ここのペアは何か起きたりしないのかね?待ってるよ恋愛モンスターはw
●アズライール:鷹だよね?結構好きなんだけどアズラの出演少ないから増やしてほしいww
●ジャスワント:波多野歩さん演じるシンドゥラの兵士。孤児だった彼と両親が違うかもしれないアルスとの共通がありアルスが何度も命を助けた事から仮を返す名目で同行する。クールで波多野さんの声がいい!育ての父のマヘーンドラとの別れが泣いちゃう。付く君主を間違えてしまったと言う言葉が泣ける。
●アンドラ&タハミ:アルスラーンの父と母。パルスの王と王妃。兎に角アルスに冷たい。恐らく自分達の子供でない。タハミも元々は宰相の許嫁だったが男が奪い合う火種になる美女。菅生隆之さんのしっぶい声がいい!田中敦子さんのクールもマッチ。そんで兄オスロエス五世(第17代国王)は石塚運昇さんで豪華よね!!
●カーラーン:大川透さん演じる将。ヒルメスが正統の血族と知った時からパルスを裏切る。何処で知ったのかは不明。大川さんの声もいいんだこれが。最後は自分の武器で事故死してしまう。裏切り者の汚名を付かされてしまっているけど、本当に予言とパルスの秘密はなんなのか?時折、後悔的な表情が悲しいのよね。
●シャプール:小西克幸さん演じる将。出番は少ないんだけど、シャプの最期が印象的で、この演出凄いし、何より小西さんの息遣い!!!!!天才!!!泣くよ本当にこれは。
●ギスカール:子安武人さん演じるルシタニアの王弟殿下。何にも考えてない兄にいつも悩まされている。王座を狙っている。子安さんの声が重厚感あってギスのキャラが引き立つ!
●ボダン:斎藤志郎さん演じるイアルダボート教の大司教。この先品で一番嫌いなキャラだった。絶対悪過ぎるww只の殺人狂。また斎藤の声が良い味だしてる。ヒルに攻められ自分だけ逃げると言う卑怯も合わさり最強にクズ。


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