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ただ聴くよ

自分の話を
拙くとも最後まで
遮られず話せたことって
案外ない人生で
人の話を聞くのも
アドバイスとか
ありふれた答えのような
正しさのようなものを話して
聞いてるようで聞いてなかった気がする

それに気付いたのは
販売員をしていた時

販売員あるあるの
ビジネスの形みたいなのしか知らない自分
自分がプライベートで買い物してる時に
販売員さんを観察して客観的に感じてみたら
あれ?これってマニュアルとか
こんな感じだからみたいな形だけの接客で
本当の会話してないなと気づいた

普段の会話も
相手が話しているのに
求められていないのに
アドバイスが始まり
話し手が自分の本心に到達する前に
ありきたりな答えに包み込んで終わりにしている感じが多いことに気付いて
背筋が凍るような思いだった

ただ聴く

それだけでいいことも多くて

ただ聴く

だからこそ話し手が言葉にしていく中で
糸口が見つかったり
奥底にある本心に気付けたりするのかなと

わたしもそうやって話せる場があったらうれしいし
誰かにとって必要であれば
ただ聴く
というのはできるなぁ

そういうことなら
興味があるし
してみたいなと感じている


サポートのエネルギーを循環させていきます。