優吾くんと言葉の力

真っ赤な嘘のインタビューで北斗が話してくれた、「髙地が歌うと歌詞が文字ではなく言葉になる」というスタッフさん評があまりにも好きすぎる。
そうして「言葉」にできる優吾くんだからこそ、ネガティブ役を歌う北斗の言葉を優しく包み込める。
和ぬかさんこんな素敵な曲をありがとうございますと思いつつ、その発想に至った松村北斗さんもありがとう。天才なの?

そんな優吾くんは舞台 夏の夜の夢で「言葉を伝えることの大切さ」をさらに自分のものにした気がしています。
「言葉の力を信じる」という教えは優吾くんの良さをさらに輝かせるものになったんじゃなかろうかと偉そうなことを思っています。
だってただでさえ「書いてあるものを文字じゃなく、言葉にできる」人なんだよ!
誰でも声で発すれば言葉になるんだけどきっとスタッフさんや北斗が言いたいのは「そこに説得力を持たせられるか」ということだと解釈しているので、優吾くんはそれがあるからこそ、真っ赤な嘘の包み込むような優しさもライサンダーのハーミアへの真っ直ぐな愛も聞き手の胸にストンと落ちてくるんだと思います。
「言葉」だけじゃなくて「声」の力ももちろんあって、「僕が僕じゃないみたいだ」のリアレンジバージョンとか「Ordinary Hero」とかバラードの優吾くんの声はじわっと胸が暖かくなるような優しい声をしてる。ミュージックソンでの朗読も。

本人も、曲を聞いていて大事にするのは歌詞、と言っているのでもともと大事にしていたものと、舞台での経験がガチっとはまった気がして、優吾くんの表現の進化がとてもとても楽しみです。

最近の歌番組とかライブを見て優吾くんの表現力めちゃくちゃ上がっていると感じていて、それは主にパフォーマンス面だと感じていたんだけどこういう要素もあるのではと思ってしたためました。


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