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VCT2023 Masters TOKYO FUTEsports VS EvilGeniuses予想マップ

イントロダクション

VCT2023 Masters TOKYOがいよいよ6月11日に開幕します。
初戦ではFUT EsportsとEvil Geniusesが激突します。
そこで今回はVCT2023 Masters TOKYOのFUT Esports対Evil Geniuses戦で、どのマップが選ばれるのか、そして両チームの得意なマップはどこなのかを分析し予想したいと思います。

※初めてこういった記事を書くので読みずらい部分があると思いますが、自分なりに精一杯書かせていただいた記事なので最後まで読んでいただけると幸いです。

FUT Esportsについて

FUT Esportsは、トルコを拠点とするeスポーツチームであり、2020年10月よりVALORANTの競技シーンに参入しました。
彼らは2022年に開催されたVALORANT Regional League 2022で優勝を果たしており、間違いなく世界トップの環境で戦えるだけの実力を備えていると言えます。
また、FUT Esportsはインターナショナルリーグへの参加が決定した際、メンバーの変更を行わずにVCT2023に臨むことを決意しました。FUT Esportsの結束力と信頼関係から生まれる連携プレーと集団戦にも注目してください。

Evil Geniusesについて

Evil Geniusesは、1999年にカナダで設立された歴史あるesportsチームです。2021年1月よりVALORANTの競技シーンに参入しました。
現時点ではまだ優勝の実績はありませんが、数々の大会で入賞し、安定した実力を持つチームとして高く評価されています。特に、VCT Americas Leagueでは5位で通過し、名だたる有名チームとの対戦で勝利を収めてきました。VCT2023 Masters TOKYOではEvil Geniusesがどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか、非常に楽しみです。

マップデータの分析

データの収集と分析

まず、インターナショナルリーグの試合の結果を収集します。各チームが実際にSELECTしたマップとBANしたマップをカウントし、対戦マップのデータを取得します。今回の場合、FUT EsportsとEvil Geniusesの各チームが過去に行った対戦マップのデータを取得し、そのデータを元に6月11日に行われる試合のマップ予想を行います。また、今回はチームのマップごとの勝率も参照し予想することで、各チームが得意とするマップや苦手なマップを把握することができます。

分析結果

分析の結果は以下のようになりました。
各項目の1番大きい数値は赤で2番目の数値は青で塗りつぶしてあります。

FUT Esportsのマップデータ

図1

Evil Geniusesのマップデータ

図2

以上の結果から、分かったことを下記にまとめました。

FUT Esportsのマップ選択について

FUT Esportsは、ヘイブンとバインドをBANする傾向がある。特に、ヘイブンではBANを合計で6回行っており勝率が42.11%となっている為、苦手なマップの1つだと予測することが出来る。
対して、FUT EsportsはフラクチャーとスプリットをSELECTする傾向にある。スプリットに関しては、SELECTの回数が4回と2番目に多く、勝率は65.57%と高いため得意なマップである可能性が高い。また、フラクチャーもSELECTの回数は5回で勝率も53.85%と高い。
6月11日の試合でFUT Esportsは、フラクチャーかスプリットをSELECTする可能性が高い。

Evil Geniusesのマップ選択について

Evil Geniusesは、フラクチャーとバインドをBANする傾向にある。特にフラクチャーBANの回数が9回と多い為、試合ではほぼ確実にフラクチャーをBANをしてくると予想することが出来る。また、勝率も28.57%と他のマップと比較しても低いため苦手マップである可能性が高い。
対して、Evil Geniusesは主にロータスをSELECTする傾向にある。ロータスをSELECTした回数は7回と多く、勝率も63.64%と高い数値を持っている。その為、Evil Geniusesはロータスを得意なマップとしている可能性が高く試合でもロータスをSELECTする可能性が高い。

結論

結論として、FUT EsportsとEvil Geniusesの過去の対戦マップデータの分析から、私なりのマップ選択を考えてみました。

図3

SELECT MAPの予測

FUT Esportsはフラクチャーとスプリットをよく選択しており、高い勝率を持っています。そのため、初戦のマップとしてはフラクチャーかスプリットが選ばれる可能性が高いと予想されます。また、Evil Geniusesはロータスを多く選択しており、勝率65.57%と好成績を収めています。したがって、ロータスも初戦のマップとして選択されることが考えられるでしょう。

BAN MAPの予測

Evil Geniusesは、リーグで多くの回数をBANしているフラクチャーをBANする可能性が高いと言えます。さらに、FUT Esportsはフラクチャーのピック率と勝率が高いためほぼ確実にBANすると思います。対して、FUT EsportsはヘイブンかロータスをBANすることが予測できますが、今回はリーグでのBAN回数と勝率を考えヘイブンBANと予測しました。また、バインドに関してはお互いにBANの回数が多いことから予測し、パールに関してはアップデートによるヴァイパーやチェンバーの運用、マップの研究などが必要になると考え、BANすると予測しました。

※予測はあくまで参考程度に思っていてください。過去の試合展開やチームの戦略、プレイヤーの状態など、さまざまな要素がマップ選択に影響を与える可能性があります。

最後に

最後までご覧いただきありがとうございました。
私たち観戦者としては、予測を楽しみつつ試合の展開に注目することが大切だと思っています。マップ選択やエージェントピックなどが、ゲームの流れや結果に与える影響を見逃さず、好きなチームやプレイヤーの活躍を応援しましょう。データ分析を通じて試合の展開を予測することで、より深く試合を楽しむことが出来ると思います。

今後も、VALORANTに関するデータ分析や戦略解説などの記事を投稿していく予定です。興味のある方はぜひフォローしていただき、定期的にチェックしていただければと思います。

また、Twitterの方でも活動をしており、そちらではスキル定点の紹介や小技紹介、実際にプロの選手が使用しているセットアップやスキルなどを投稿しているので、ワンランク上のプレイヤーになりたいと思っている方は是非ご覧ください。


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