ASDかもしれない母の話①

 私は物心ついた時から母に違和感を抱いて生きてきました。
・他人と話をしている時に余計な事を言ってしまう。
・ご飯をあまり作っている印象がない(しょっちゅうお惣菜やお刺身、うなぎ、焼き鳥等を買っていた印象です)
・掃除が苦手
・昼間は基本寝てる
・共感してくれる事が少なく、自分のことをいつも優先しているような感じなど。

私が印象に残っている出来事です。

私は、小学生の時に剣道を習っていたのですが、夕方から2時間の練習を行い、終わる頃にはお腹が空いています。

家に帰り、夜ご飯を食べておかわりをしたところ「私の分がなくなるでしょ」と冗談な感じでもなく真剣に言われたのです。
すぐに父から「運動もしてきてお腹空くし、いいじゃん食べな」と言われました。
なんか悲しい気持ちになったと同時に庇ってくれる父に涙が出そうになりましたが堪えたのを覚えています。

親なら子どもの分を優先にしてくれるのが普通じゃないの?と子どもながらに感じましたし、悪いことをしているような気分でした。
私の家族は父、母、弟2人の5人家族なので今思えばその日に限ってなんでこの量しかないんだよと思うのですが。

これは私の我が儘なのか?とも思った事があるのですが、私は幼稚園教諭をしていて発達障害のあるお子さんと関わったことや、発達障害に関する講習を受けたり、自分が母になった経験を通して、小さい頃に感じた違和感は、母はASDなのかもしれないという気持ちに変わりました。

また次回も母の事や家族の事を書いていきたいと思います。

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