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心が限界の中で…(2)

   会うまでのしんどい気持ちは⬇️


🌠  実際に会って…

 
 待ち合わせはとあるテーマパーク。
 何度も行ってるし、私も息子も好きな場所です。

 到着して待っていると、息子はアイスを食べていました。ブドウ味。
 
 寒くないのか訪ねると

 「寒くないよ」と。

 「ママはご飯食べたの?」と、聞かれ

 食べてない、いらない
 
と、答えました。そっけなかったと思います。

 私は遅刻したので先にご飯を食べてもらっていました。
 じゃなくても、私はメンタルボロボロなので、食欲もなく、何も食べたくないのです…。



🌠 見ていられない…


 その後、息子と元旦那は、2人で乗り物へ乗りました。
 私は、2人が仲良くしてるところを見ていられず、逃げるように、他の場所へ行きました…

 
 しばらくして、私がいる場所へ2人がやってきました。
 元旦那が

  「探したよ」

と言うので、私は

 どこに行こうと、勝手じゃない

と、返してしまいました。

息子が聞いてくれたら、ごめんね、位は言えたかもしれません…。


 場所を移動するので歩きだしましたが、息子は元旦那にベッタリで、手を繋いでいました。
それを私は眺めながら、後ろをついていきました。

 これ、いつもの光景です。
この光景、実は見てるの辛いんです。

 私の隣ではなく、元旦那の隣を歩きたがる息子…。
理屈では分かっています。
物心ついた頃にはママはいなくて、パパに可愛がってもらった。
だから、自然な行動って。

…でも…心がえぐられそうな光景なんです…

 いつもなら、苦しいながらも耐えられますが、今日は耐えられませんでした。

 また、私は逃げるように、2人から離れました…。

 でも、2人は追いかけて来ました。

 やはり、元旦那にベッタリ…

 私は、とうとう言ってしまいました。

 ○○は、ママなんていらないよね。
 パパにベッタリだもんね。
 ママなんて必要ないもんね。

と。

 息子は悲しそうに、元旦那の隣で下を向いてしまいました。

 私は心の中で叫びました。

 本当は、ママも○○と一緒にいたかったよ。暮らしたかったよ。
 
 でも、言えなかったので、変わりに黙って息子を抱き締めました。

 大切だよ。愛してるよ。辛いよ。ごめんね。

と、心の中で言いました。
泣きたい気持ちを押さえて…。

 心の苦しい思いを、叫べたら、どんなに楽になるのでしょうか…。


🌠 最悪の別れ


 元旦那に、今日はどうしたいのか、聞かれました。

 私には決定権はありません。親権がないので。

と、返事しました。

 親権のない、母親…惨めな気持ちになります…


 結局、この日は、私は2人が手を繋いで楽しそうにしてる様子を見てたり、逃げたりを繰り反りました。
 息子とは、ほぼ、会話をしませんでした…。


 いつもなら、息子が
「ご飯を食べて帰りたい」と言うので、夕飯食べて解散するのですが、この日は、言いませんでした。

 …そりゃ、そうですよね…
  ママといても楽しくなかったのですから…

 そんなの分かってます。
でも、メンタル崩壊している私は

 もう、2度と会わなくてもいいよね?
 パパとジイジとバアバがいればいいもんね。
 ママ、必要ないよね、いらないよね。
 会わなくていいよね。

と、言ってしまいました。

 
 息子は、黙って首を横に振っていました。


でも、私は

 さようなら

と、吐き捨て、車に乗り込み、別れました。


 途中で2人の方を見たら、息子が泣きながら走って、元旦那の車へ向かっていました…。




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16時半近くてもも明るい空

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