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こんばんは、熊川ゆきです🧸

心理学をやっていると往々にして
子供の頃の自分というものを扱います。

過去に傷ついた自分や未消化だった想い。

子どもの頃、私たちは素直に
悲しい時は泣き、怒りを感じれば怒り、
楽しければ笑うということをしていました。

だから『泣いたカラスがもう笑った』という
言葉があるように、感情を感じて消化されていたのかもしれません。

現在、私は2歳と6歳を育てているのですが
『ママなんて嫌い!』と言える子供は
ある意味とても素直に気持ちが出せる子だと思っています。

だって、その時そう感じたんですから。

でも、逆に『嫌い』と思っても
それを飲み込んでしまった場合
この『嫌い!』と感じた自分の気持ちをどこで消化しているのでしょう。

大人になれば友達などに
『こんなことがあってさ、すごいムカついたんだよね!』って話をして発散することも可能です。

でも、子どもの場合は?

本当はママに
『自分の気持ちをわかって欲しかった』
『そういうつもりで言ったわけではなかった』
『本当は寂しかった』
『怖かった』
『悲しかった』

この気持ちを一体誰に話せていたでしょうか。

この未消化になった気持ちが
心の中にずっと溜まったまま大人になると
『まだここにいるよ』と
その時の気持ちを掘り起こさせる出来事を引き起こし、【なぜか繰り返されるパターン】になる。

でも、それは遠い遠い過去の話で
自分が一体なぜこんな気持ちになるのか
なぜこのパターンを繰り返しているのか
【今】の自分は忘れてしまっているんです。

だからこそ、
『なんで毎回こうなるの!?』
『なんでこの問題は毎回やってくるの?』
に遭遇したら
『あなた、過去にこの感情、封印しましたね?
ニヤ』

とカウンセラーは踏むのだと思っています💫


例えば、その時の気持ちをママ本人でなくても、
パパやおじいちゃん、おばあちゃん、近所の人、先生。
身の回りにいる大人に話して
『そうだったんだね』と受け止めてもらえていたら、消化されていたかもしれません。

でも例えば、話せていても逆に説教されたり
受け止めてもらえなかった、と思えば
それもまた新たな傷となり
人に話すことが怖くなってしまう。

それを1人で解消しようとするのは
結構難しいです。
見たくない感情と向き合うってとても痛いし、
もう一度傷ついたあの感情を味わうのって嫌ですよね。


だから、カウンセラーというお話聞き屋さんに
聞いてもらって欲しいと思っています。
日本ではカウンセリングって心を病んだ人とか
マイナーなイメージが強いけど
本当はとっても必要なジャンルだと思います。

身体は目視できるけど、心は見えないから
どんな状態に自分がなっているのかわかりづらい。

そして、カウンセリングは人生をより良くするためのツールとして使ってもらえたらいいなとも思っています。

過去に封印してしまった感情を解放することで、
望む未来に進みやすくなったり、
新たな自分の可能性に気づく方もいます。

そして、長年抱えてきたかもしれない親子関係の改善がされたら
本当は言いたかった
『大好きだよ、ありがとう』を言えるようになるかもしれません。

そうなったらどうだろうか?

ずっと大好きだった人と両思いになれたような
幸福感に包まれると思いませんか?

せっかく生きているこの人生。
自分の人生に恋をするように
わくわくドキドキ楽しんで生きてみませんか?

私はもっともっとそんな人が増えたら嬉しいなと思っています☺️

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