マミタス

60歳既婚。自転車と昆虫が好き。

マミタス

60歳既婚。自転車と昆虫が好き。

最近の記事

埠頭

川を下るように。山を背にして。そうすると埠頭へでる。

    • TIG溶接

      週末はイオンモールの自転車屋へ。フレームの溶接痕を見る。美しいビードは鱗(うろこ)に見えなくもない。

      • スクエア

        バーディはトノサマバッタに似てるよね。

        • 遠乗り

          自転車に乗るのはカントリーサイドがいいか、それとも街中がいいか。はじめの頃わたしはロードバイクは舗装されたアスファルトしか走れないと思い込んでいたけれど、砂利道や段差も全然走れますね。でも雨の日はどうかな。やっぱり自転車もわたしも雨宿りですね。

          動力

          馬車に乗ったことはないけれど馬車はいいなと思っている。乗ったことがないのでそう思うんだと言われそうだがサスペンションがないので乗り心地が悪いらしいが、それでも馬車は良いなと思う。馬車の何がいいのかを考えてみるがやはり馬やロバを「あっちいけ」「こっちいけ」と操作できることが良い。行きたい方向へ進む。自転車が好きとあちこちで言っていると馬に乗ればいいじゃない、という人に会うが、馬とわたし、自転車とわたし、という観点で見ても自転車の方が親密になれる。馬には馬の意思がある。その点自転

          パリ・ブレスト

          どうしてパリ・ブレストの中のクリームはプラリネ風味のクレム・ムスリムなんだろう。サントノレやエクレールの中はシブーストなのに。やっぱ携帯食としてのパリ・ブレストなのかな。ひとくちでエネルギーチャージなのかな。パリ・ブレストは地名だからニッポンにも地名を冠したお菓子があるはずだと思い巡らしたら博多通りもんがパッと出てきたよ。博多通りもん。パリ・ブレストも通りもん。

          パリ・ブレスト

          コロンバス503

          クロモリ鋼というのは鉄にクロームとモリブデン、そして炭素を程よく添加(元からある量を調節)した鋼のこと。クロームモリブデン鋼を略してクロモリ。こうして鉄を硬く、粘り強く加工してピカピカ真円のパイプにする。1931年、イタリアのコロンバス社がシームレス(継ぎ目なし)パイプの製造に成功。コロンバスの名品パイプにはコロンバス503というやつがあるらしい。美しいパイプは美しい自転車には欠かせない。

          コロンバス503

          1813年の足蹴り自転車

          足で蹴って進むドライジーネ。ペタルはまだ発明されていない。これに乗ってフランスの田舎を2時間半かけて移動した記録を読んでいる。約37km。時速15キロなのでいそいそ走るスピードと余り変わらない。当時乗馬以外の方法でこうした移動をしたということはビッグニュースとなる。安定走行。蹴った足を地面から離してすいーと前進。基本下り坂は蹴らなくてもいいしね。蹴ってすいー。蹴ってすいー。

          1813年の足蹴り自転車

          アップダウン

          登坂と下り坂、どっちが好き?ノーブレーキの長い下り。加速してアタマがぶわーっとなるあの感じ。僕は登坂ですね。今登った分だけ後で降りるとか考えるんです。下りだとわたしと自転車、どっちもしてやられてコントロール不能になってるやん。登坂はそんなことは絶対ないな。わたしと自転車。一致してこの困難を乗り越えようという結束。

          アップダウン

          パラレル

          気持ちよく自転車が進んでいるとき、肩とハンドル、腰とペダルはパラレルになる(らしい)。腰をサドルから浮かせるように構えてハンドルをぎゅっと握って胸筋を(というか握った両手を)引き寄せる。右ひだり右ひだりリズミカルにペダルを漕ぐと大して疲れることもなく、スピードを上げ、わたしを乗せた自転車はすいすい進む(と思う)。

          ベアリング

          自転車を漕いですいすい進むときは上質のベアリングが心地良いんだよ。へー、自転車って風を感じて走るんじゃないんだね。

          ベアリング

          CFRP

          CFRPはカーボンファイバー強化プラスチックの頭文字。自転車のフレームの種類は鉄、アルミ、ステンレス、マグネシウム、チタン、カーボンファイバーである。フレームのカタチはダイヤモンドフレームというが、自転車のフレームというのは真円のパイプを上手に作ることから始まる(とわたしは思うよ)。ペダルが発明されて百年余り。このダイヤモンドフレームは長く不動のデザインであった。海外の有名自転車乗りのOBがマイ工房でスチールバイクのフレームを溶接している、火花散る動画をネットで見るたび、「こ

          ロバ

          ペダリングと変速には不変の原則がある。坂を登る。ペダルが重くなる。ぐいぐい踏み込んでいると如何にも自転車に乗っているぞという満足感はあるにはあるけれど自分もう年だし、登坂の負荷に対応する余力があるかというとそんなものはない。だからそんなときは軽めのギアでかりかり行こう。それでもしんどいときは降りればいいじゃん。ロバだって重い荷で倒れるときもあるからさ。

          曲芸

          自転車(スピードが出そうなロードバイク)が車道を走るのを車の中から見ると「危なっかしいなあ」って思うよね。やっぱり自転車に乗るなんてのはちょっと曲芸に近いから。自転車は走ってるあいだは倒れない、ってよく言われるけど、じっさい走ってる間、わたしの脳みそは一生懸命バランスを取るのに忙しいよ。自転車に乗るなんてさ、火打ち石で火を起こすみたいなことだよな、って思うよ。

          似てるよね

          かっこいい自転車と昆虫は似てるよね。

          似てるよね