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52歳、月20万円の生活と節約


久しぶりのnote。先日、52歳になりました。

型紙屋を辞めて、型紙販売はゆるゆると自動販売にして、自分自身はこの1年半、ほとんど何もしない生活をしていました。

いやー、いい時間。
というと、バカンスのようなイメージでとらえる人もいるかもしれませんが、私は基本的に仕事が好きなので、仕事をしていない事はめっちゃキツイです。仕事をやり終えた時のあの充実感とか、頑張った自分を褒めたい気持ちも、そのあとの格別美味しいご飯やビールからも全く無縁の生活です。

社会に対する申し訳なさとか、いい大人がフラフラしてる罪悪感とか、これから先の生活への不安もある。その一方で、現段階では健康で、介護もなく、子育ても終わった一人暮らしの生活。誰にも何も縛られず、好きな事を考え、好きな事ができる自由。

総括で言うと私の場合、気分の浮き沈みが激しくて、微妙ではありますが。

でも、いわゆる充電時間でした。
葛藤の時間も含めて、長く続けた商売を一旦リセット、自分の中で次の人生を始めるのに必要な時間といえば時間。

で、こんな事をしているとよく言われるのが

「どうやって生活しているの?」

まともに言うと、単発での仕事や、型紙屋は無人販売に切り替わって、そこの収入は少しはあるけどそれは3人で新しい事業をするための資金として完全にストックなので、私が使えるお金はありません。
個人的にはメルカリで売れるものは売って、頼まれごとがあれば引き受けて、あちこちから何とかしながら、まぁ個人収入は適当になんですが

支出には敏感になり、精度が上がりました。
不要なものには1円も出さない、必要なものには出す。
それを極めて生活をしていると、たぶん、他人が思うほどは不安じゃなくて、結果的にお金のあまりかからない生活をしているので、自由で気楽な生活とメンタリティが勝っている感じではあります。

そんな、主にどう節約しているか

という話を今日は書こうかと思います。
収入じゃなく、抽象度の高い支出と節約に絞った話です。

ちなみに人が、天職をまだ見つけられていない状況で、お金がないことへの我慢が限界にきた場合、生きるためには、事実として好きだと思えない仕事をするしかない。
で、私はそこをどうしても妥協できない性格なので、いまの時期は収入にこだわらず、貧乏でも貧困にならないよう、お金の使い方は意識し、また向上している気がする。

そんな生活も捨てがたいけれどでもね、そろそろ動く時期だなと。
税金をたくさん払う生活をしないと、日本が終わっちゃうからね。

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