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凄いマーケターに教わった「作品にこだわりつつ売れ続ける方法」

商売の本質、考え方、実践を発信しています、のりたです。
あけましておめでとうございます。

このnoteは、2022年年末に偶然出会ったマーケターさんに教わった「こだわりの商品を作っている人が、こだわりを妥協することなく、それでいて売上をあげる方法」をお伝えする内容です。

2022年の年末、大阪の実家に帰っていた私は、たまたま近所の飲食店に1人で食事に入りました。遅めの時間で閉店まであと少し、マスター(Aさんとします)が1人、お客は私1人でした。

初対面なのに、なんでそんな話になったのか忘れたけれど、話しているうちに気がついたらAさんがされている商売の話になっていました。

Aさんは16歳から飲食業をしている人で、このお店を開店する前は、全国に加盟店を持つ有名フランチャイズチェーン本部の、それも統括マネージャーだったそうで、2022年にそこから独立し、今はその小さな店舗を皮切りに自分がフランチャイズの本部となり、全国展開をスタートさせたばかりとのことでした。

お話がわかりやすく、おもしろく、どんな質問も嬉しそうに、惜しみなく答えてくれて何でも教えてくれる人で、私は食事の間ずっとその話を夢中で聞いていました。

それを文字数約10000文字にしました。
こだわりと売ることを両立させる方法です。

▼ こういう人におすすめの内容です。

◎ 自分のこだわりの商品、サービスを、妥協しないで売りたい人。
◎ 世の中のニーズに合わせないと売れない気がする人。
◎ 好きなものと売れるもののバランスが取れない。感覚がわからない人。
◎ 既に売るものがあり、売っている人。

▼ こういう人にはおすすめしません。

◉ 商品にはこだわるけど、それ以外の事はしたくない人。
◉ 自分の手で何かを売った事がない人。
◉ 自分の商品が、ほぼ売れていない人。
◉ 自分の商品に妥協することなくすでに売れていて満足している人

私もよく商売に関する相談を受けるのですが、本当に多いのが「好きなものと売れるものが違うんですが、どっちを売ったら良いんでしょうか?」という内容です。
「自分の好きなものを作って売りたい、でもちょっとはお客様に合わせて売らないといけないよね?」という悩みからきているようです。

作りたいものを作ることや、仕入れたいものを仕入れること、提供したいと思っているサービスと、売ることのバランスを取るのは非常に大変です。
(でも本当はバランスを取ることには意味がないのですが)
例えばアクセサリーなどを作る作家さんは、自分で考えて、自分で作って、自分で写真や文章を用意して、自分で認知を広げ、自分で売り、自分で自分のファンを増やしてまた買ってもらう、という、ありとあらゆる業務を一人で回すことが多いです。それぞれ要素も違うため、大変です。
作ることと売ること、違う性質のことを一人でやる難しさから、作りたいものと売れるもの、のバランスを取るのが大変だと感じている人が多いのではないでしょうか。

その難しいところを、Aさんが非常にシンプルな法則で明快に解説してくれまして、このnoteの目的の一番はそれを伝えることです。
Aさんに「アーティスト系の作家とかものづくりの人が妥協しないで作りながら、その上で売ることは可能ですか?」と聞いたのですが、Aさんは「もちろん可能です。何かを妥協するんじゃなくて、作家さんとお客様の認識のズレを修正すれば、それだけで売れます。」と言いました。

ただし、こだわりはあっても、売る商品そのものに魅力がないのは問題外です。魅力ある商品を持っているということが大前提になります。

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1、はじめに

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