喫煙者達のワンダーランドへご招待。
朝、起きたら
現地から直送で仕入れた
ブルーマウンテンを淹れ
ジャマイカの壮大な森林を
匂いから感じ取るのである。
そして、
バルコニーにて
木々の葉が風で擦れる
あの何とも言えない音を
感じながら
紙タバコを
大きく肺に入れるのである。
「すーーーーーっ。 はぁぁぁぁ〜〜。」
至福。最高の朝である。
そして、敷地内。
徒歩26分の場所にある
トイレに有意義に運動がてら歩いて向かうのが
私の日課である。
というよりも、ほとんどの喫煙者の
日課であるといえよう。
どうも、こんにちわ。弟です。
本日は私のタバコ事情について
お話していきたいとおもいます。
前回兄の
今後、10回いや20回と死ぬまで続く
禁煙の3回目のチャレンジの話でしたね。
まー、どうせ。
今頃吸っていることでしょう。
喫煙者は禁煙中の者を許しはしません。
裏切り者のごとき扱いを受けることになります。
彼らは決まって口を揃えて
「今回こそは上手くいきそう、
全然吸いたいと思わへん」といいます。
頭の中からタバコを消そうと必死です。
彼らはそう自分自身に
言い聞かせないと
気が狂いそうになるのです。
では、本編が始まります。
では、とりあえず
非喫煙者の朝を皆んなで
見ていきましょう。
朝、起きたら。
眠気まなこでまず向かうのは
洗面台である。
鏡に映る姿は
腫れぼったく見るに耐えないものである。
頭で考えるではなく
いつもの行動として、歯ブラシに
歯磨き粉をつけハミガキをする。
口に入れた瞬間に
意識が壊れるようにハッキリする。
電撃が走るのである。
そう、歯磨き粉ではなく
洗顔料のギャッツビーである。
口から咄嗟に吐き出したギャッツビーは
お気に入りのTシャツを汚してしまう。
最悪の朝である。
そして、その日丸一日
口の中はギャッツビーに占領され続け
不快な1日を過ごすことになるのである。
大好物の唐揚げを食べても
若鶏の唐揚げギャッツビー和え。である。
これが非喫煙者の日常なのだろう。
ほんと、皆んな毎日よくやってるわ。
タバコ吸えばいいのに。。。
タバコというものは
何かと副流煙がどうだとか。
持っている手の位置は子供の顔の位置と
一緒だとか。
何かと訳の分からない理論で
忌み嫌われている。
実際問題それで
今、現在どれだけの人が
悪影響を受けているのだろうか
どれだけの人が毎日嫌な思いをしているのだろうか
考えてみて下さい。嫌煙家の皆さん
あなたは今日、タバコで嫌な思いしましたか?
昨日は?一昨日は?この1ヶ月間は?
きっとしてないんでしょ?
結局そんなものはイメージなんだよ。
もっと他のことで嫌なことが
たくさんあったのでしょ?
満員電車であるとか。
上司がきしょいだとか。
この世の中生きていると
嫌なこといっぱいあるでしょ?
そんなあなたに
この魔法の一本!!
屑が入った一本に、火をつける。
火の付け方にだってたくさんのこだわりがあって
ライターでつける。
マッチでつける。
ジッポでつける。
フレーバーが変わってきますわな。
人それぞれの楽しみ方もありますから
火をつけた一本を
いや、いける人は同時に2本でも5本でも
いってもらっても良いのですが。
すぅぅーーーーーっ!と
大きく吸い込んで煙を肺に入れますわな
始めは少し頭がくらくらして気持ち悪いかもしれません。
でも、それを何回か繰り返していくうちに
あなたにとって、今まで悩んでたことはなんだったんだと思うことになるのでしょう。
上司の悪口を
喫煙者同士で喫煙所で悪口を言う
そんな場まで出来たりなんかしちゃったりして、
あら、幸せ。
あら、また邪魔者ですか。
うんうん。うんうん。、
旦那が子供の前でタバコを吸って
困ってるんですー。
副流煙がー「ゲホゲホ」
大体嘘の咳をします。
これだから喫煙者は!
うんうん。あーそうですか。
お困りですねー。奥さんも大変だ!
でも、
知りません。
それは、喫煙者の批判ではなく。
家族でやって下さい。
あなたと旦那の問題ですよね?
私の旦那、トイレ立ちながらやるから
トイレの周りおしっこ飛び散って
とても汚いんですー。
男ってきしょいですよねー。
くらいの暴論です。
まぁー確かに。
喫煙者の中にもマナーが悪い者も
いるでしょう。
人混みの中でタバコ吸ったり
ある街でよく見かけるマダム。
「あら、こんな人混みの中で。おタバコなんて
吸って嫌でございますわねぇ〜。
あー臭い臭いでございますわねー。
あーー。今すれ違う子供に当たりそうで危ない。危ない。ほんとに心臓が持ちませんわ。
そんなことより、今日は日差しがキツいで
ございますわね。
日差しはお肌の大敵で
ございますからね。オーホッホッホッ!」
日傘を広げるやいなや、
ブスっ!!!
子供の目に傘の金属部分が刺さるのである。
ハッキリ言っておく。
人混みで日傘さしてるやつの方が
めちゃくちゃ危ないからな。
傘が危ないという認識が
あまり皆の中にないことが
まずかなり危険なのである。
ちなみに、私は
人混みの中で日傘を刺す
彼女とそれだけの理由で
別れた男である。
まぁー、その人混みでタバコ吸ってた
男に関しては私が責任を持って後でゲンコツをしておきます。
でも、日傘のマダムに対しては
誰も怒らないのでしょ。
私は知っている。
私が日傘をマダムにゲンコツしたところで
え?あの人なんで怒ってるの?こわーーい。
となるだけなのだから
世の中そんなものである。
所詮イメージなのである。
日傘<タバコ
の方が危険という。
そんな中マナーの良い私のような
社会の見本になるような喫煙者は
大人しく喫煙所でタバコを吸っているのである。
そんな私達にも
副流煙がとか言うてくる
輩がいます。
いや、喫煙所やから。
そりゃ近寄ってきたらケムリあるよ!
え?もしかしたら
今日は煙たくないかも?って
思ったかボケーい。
さて、時間は過ぎ。夜。
もう寝ましょうか。
喫煙者の場合。
半袖、半パンで湯上がりには
ちょうど良い外の気温の中
もちろん外はもう真っ暗。
イヤホンでチャットモンチーの「染まるよ」を
聞きながら
家の前の街頭に照らされながら
カチッ!と火をつける。
すぅぅーーーっはぁーーーーっ。
今日あった楽しかったことを
思いだしながら微笑み
明日に希望を抱く。
その時、世界の主人公は私なのだ。
と全員が思うのである。
俺なんかカッコいい。
非喫煙者の場合。
寝る前にトイレ行っておくか。
じょぼじょぼじょぼー。
いっけね。
お気に入りのジャージに
おしっこがとび散る。
その時、彼らは全員が
世界のモブキャラだと
思うのである。
ダラダラと記事を書いてきたが
兄、ケイタよ。いや、世の中禁煙中のものよ。
この記事を読んでタバコを吸いたくならなかった者。
お前の書いてること違くね!
と思った者。
おめでとう。禁煙成功です。
次回兄へのテーマ
「禁煙 後編」