元キンプリ担が今になってINIに沼落ちした話
「人は必要な時に必要な人と出会う」
by 橋本奈々未(乃木坂46)
存在は知っていたのに見向きもしてこなかったINIに、デビューして2年後の今更ハマったのはまさに必要な時だったのだと感じる。
思い出し、ではなくハマりたての沼落ちブログ。
嬉しくて切なくて、気持ちが溢れて止まらないので、これまでのキンプリに対する気持ちと、INIと出会った経緯と気持ちを書き留めておきたいと思う。
(前半長くて重いのでINIのとこ読みたい人は読み飛ばしてもらっても大丈夫です。)
最高で最強のアイドルKing&Prince
まずキンプリのオタクとしての自分。
昔も今も、King&Princeは一生現れない最高で最強のアイドルだと思っている。
よく親が事務所のオタクで、物心ついた時から事務所オタクだった話を聞くが、自分はそうでは無かった。キンプリだけがすごく好き。
春にデビューするというニュースでたまたまキンプリを知り、Jr時代の動画を漁って自担に出会い、CDデビューを祝ってライブの遠征をし、SNSで友達が増えた。
テレビ全部チェックして、地方に飛んでファンサもらって、毎日曲聴いて、自分でもがっつりオタクしてたなと思う。帝劇が大好きだった。
キンプリが世界を広げてくれたと思っている。
キンプリは外から見ると華々しく見えるかもしれないが、メンバー個人の仕事量や推される時期に偏りがあったり、グループでのバラエティ出演が1年間なかったりした。オタク間でずっと揉めてるし、アンリーは多いし、年齢に関係なく害悪なオタクが多くて、結構推してて苦い時期もあったなと思う。
その時期があったからこそ、3周年(2021.5)以降は供給過多なくらい楽しかった。自担のアイドルとしてのスタンスが変わらない限り、10周年までは絶対にお金を出し続けて応援すると決めていた。
しかし終わりは突然は訪れる、、、、、
忘れもしない2022年11月4日午後10時。
自担がKing&Princeから脱退する、所属事務所を抜けると発表した。信じられなくて、何より、今後の芸能活動を続けるかどうかのはっきりとした言葉がなかったことが辛かった。
春に初のドームツアーを成功させ、夏秋のアリーナツアーの真っ最中であり、5周年を控えた未来に希望しかない日常が突然真っ暗になったようだった。
もし離れることがあったとしてもそれは自分が降りた時であって、まさか向こうから想像してた5周年、10周年の未来を叶えられないと言われるとは思っていなかった。
好きだから、好きでいたいからこそ否定できない、辛くて悲しくて耐えられないのにだれを責めればいいのかもわからない。他に掛け持ちもいなくて、これから何を楽しみに生きていけばいいのかわからない。
今まで見てきた自担から出てきた言葉だとは本当に信じられなくて、わけがわからなくて、1.2ヶ月夜はずっと泣いていた。
King&Princeが国民的アイドルになるのはもう間違いないと思っていたし、一緒に歳をとっていくつもりだったからこそ受け入れがたかった。
キンプリの何が好きだったか簡単には言い表せないが、自担が大好きな上で、FC動画やインライでわちゃわちゃしてる5人の空気感が愛おしかった。
脱退退所の発表からの半年間、冠バラエティはあるし、円盤は発売するし、かつてない忙しさだった。メンバーのアイドル姿は変わらないようで全く違うように見える、不思議なふわふわ浮いたような日々だった。現実を見たくないけど、友達とたくさん話して、共感して、自分の中で落とし込んでいった。
結局、どんな否定意見を目にしても2023年5月22日の最後の日まで自担が、King&Princeが大好きだったし、当日は今後の希望と一生見れない覚悟の両方をもってジャニオタとしての自分とケリをつけたと思っている。
脱退後の自担と心境
脱退後は7月7日に新たな事務所で活動することが発表された。
あの七夕は心から嬉しかった。
SNSには否定の言葉がたくさんあったが、笑えてしまうくらいどうでも良くて、また見れる、会えるの感情でいっぱいだった。
それから自担のインスタの更新を唯一の供給として3ヶ月を過ごす。
でも正直望んだ未来では決してない。
わけがわからないのは悪夢の日と同じ気持ちのまま。だんだんもう考えることが辛くて、アンチに出くわすのが辛くて、感情が麻痺してしまっていて、意見を持たずに推しから示されたコンテンツを見て、ただただ消費するだけのマシーンみたいになっている気がする。
加えて、自身の日常が忙しさを増したこともあり、何も自分から追いかけないレベルに達していた。
その後10月に脱退組3人で活動することが決まり、旧事務所本体のごたごたもあって、色んな人が彼らの活動に関する否定的な意見を言っていた。
この頃から、周りの友達に比べて供給に沸いていない自分に気づいてた。
絶対に否定派の意見に流された訳では無い。どんな一面が見えたとしても、これまでの彼を、彼の言葉を本当だと信じられるし知っているから、嫌いになったり否定するわけがない。
それだけは確かだが、マシーン化して麻痺してしまった思考回路が戻らなかった。
今は未来が楽しみだけど、あの時絶望したのがこわくてもう完全に寄りかかるような生きがいには出来ない。
なんとなくゆるく大好きなまま。
新しいグループにハマった今もそうで、簡単に表すとたぶん「切ない」だと思う。あんなに大好きだったのにもう戻せないことがすごく切ない。
簡単に心変わりしたわけじゃないけど、周りから見たらそうなのかなって思うとそれも切ない。
でも!話が何度も反転しちゃうけど、きっとずっと大好きだと思う。
(一応自担の名前は明らかにしていませんが、ほぼ絞られるので誰だかわかったとしても、ファンの総意だと捉えず、個人の気持ちとして流してくれると有難いです。)
INIとの出会い
そんな自分がどうしてINIを推すしかないと思えるほどハマったのか自分でも笑ってしまう。
しかも3人での活動発表から2週間足らず。
いや本当に驚きが隠せない。
きっかけは「Produce101Japan The Girls」
なんてありがちなハマり方。
そこからleminoで過去作の日プseason2を一気見してINIのYouTubeを見て、2年間の動画を見まくって好きになってしまった。
これまでのプデュは、JO1の日プ無印(リアタイ)と、season2の切り抜き、Produce48の切り抜きを見たことがあった。
あれ割と見てる(笑)
特にseason2ってキンプリの曲歌ってたのでそれYouTubeで見たし、たじが居るのも知ってたし、木村柾哉くんっていう子が振りアシだったのか、不思議な世界だなすごいなって思ってた。
でもJO1は気になってる子が終盤で辞退してしまったこともあってハマるに至らず、INIは最後までちゃんと見てなくて、デビュー日被っちゃってランキング争いしてるのか大変だなくらいの感覚だった。
やはり大きな印象としてはたじがいるグループ。
がっつり見向きしなかった理由としては、2021年のキンプリを追っかけるのが本当に楽しかったのと、韓国のゴリゴリ曲調が好みじゃなかったのが大きい。
その後もキンプリが1番-主義のせいで他Gにハマる気にならず、テレビをふらっと見る習慣がないから見かけることも無く(結構地上波出てるのにまじで知らなかった)、レコ大も全然知らなかった。
賞取ってるの好きになって知って驚いた、すごい。
そんなデビューから2年後の今、2年間の大量の動画が私にヒットした。
特にINIフォルダがやばい。面白すぎる!
私の中ではすごくキンプリと似てた、メンバー同士仲良しで陽キャでずっとわちゃわちゃしてる感じが。先輩といるとなんとなく大人しいのもそっくり。
こんなに面白いなんて知らなかった!
可愛い、キャラ最高、企画が良すぎる。
どの回も素晴らしいことこの上ない。
楽しくて口角が下がらなくて、忙しいリアルを忘れるくらい幸せだった。(本当にハマってる場合じゃない時期だったけどめっちゃ見てた)
まさにアイドル、、、
バレンタインリターンズと、流しそうめんの回が特に好き。
でもバラエティだけじゃハマりきってないと思うし、バースデー企画とか、アニバーサリーの動画を見てメンバー間の関係が見えて本格的にビビッときた感はある。
あと顔がかっこいい。これはもうseason2やってた時にチラ見した時から思ってたけど木村柾哉くんの顔が好き。そしてバラエティを見れば見るほど好きになる。笑顔が眩しい!
顔だけ好きなアイドルはJrとかにもいたから、最初は自分ちょろい、分かりやすいなーと思いながらも見てる間に個性に惚れて好きが限界になってきて、ファンになりたいと思うようになった。
グループとして好きでも、個人だけ好きでも基本ハマりきらないから、見事にピースが揃った感じがした。
そう思うと不思議と楽曲も見まくって耳が慣れてくるもので、ビートにのったラップ調の曲が好きになってきた。(特にBOMBARDAの中毒性はすごかった。)
どれも聞いちゃうし、ダンスがかっこよすぎる。
個人的には、顔>歌>トーク>ダンスのアイドル論だった私がうわダンスうぅぅってなった。
柾哉くんを好きになったのは顔から入って、バラエティでのギャップに落ちた。あと基本スペックは高いのに、オーディションの現場評価でなんとなく勝ちきれてないところが好きだった。
限界まで努力した姿がキラキラしてて、過程とバックボーン全てがステージでみせる姿と共に元気をくれると思ってる。応援したくなる。
あれ、こんなに好きなのキンプリ以来だな?と思って、バラエティの空気感が好き、曲も好き、顔が好き、、これは絶対にライブでINIのダンスとトークと柾哉の顔見ないと年越せないなと思ってしまった。
そしてMINIになろうと決意。
season2見始めてからここまで1週間。
このブログまでもまだ2週間。
しかも気持ちが止まらなくて初めてこんなブログを書いてる。
沼に落ちるのは想像以上に突然だし、なんとなく好きな俳優やJrと違って、本気で出会った時にはこれはガチだって実感するものだなと思った。
ここまで言っといて1ヶ月で醒めてたら本当に呆れてしまうが、多分それはない。そう思えるから自分自身への驚きが隠せない。
全く知らない界隈だし、今はグッズ欲もヨントン欲もないけど、恐らく沼だろうなーと思う。
お金使っちゃうのすごくこわい。
友達もいない。
でも新しい世界が広がっていくのは楽しみだ。
アイドルを応援すること
奇しくも2ndアリーナツアーが始まった日にファンクラブに入ることにしたため(特典貰えるから)、11/4はものすごく複雑な記念日となる。
めんどくさいオタクだから、HAPPY MINI DAYの動画を笑顔で見たあと、ティアラの誕生日におめでとうってストーリーで歌ってくれたキンプリを思い出して爆泣き、INIフォルダのいろんなシーンを見て、キンプリもしてたなぁって全部よみがえってくる。
あの脱退発表から1年経った今、ふと何でこうなっちゃったんだろうって悲しくなる度に泣いてしまう。
でも、自分にとってKing&Princeを応援していた長いようで短い5年間はキラキラした青春であり、紛れもなく楽しかった事実として綺麗なまま残しておきたいと今は思ってるよ。
INIも幸せに楽しく応援したい。
キンプリを応援してたあの頃が宝物だから、所謂もっと早くハマっとけば、出会ってればっていう気持ちは一切ない。
オーディションの時やデビューきっかけではハマらなくて、「今」必要だったから出会ったんだと思うと、それこそ大好きとありがとうが止まらない。
木村柾哉は光だよ。
心を動かしてくれてありがとう。
アイドルを応援するのって幸せだって楽しいって実感させてくれてありがとう。
INIが今まで以上に大きく羽ばたく未来に希望を持てるよ。
デビュー2周年おめでとう!
これからよろしくね!
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