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80年以上読み続けられている名作


きっと多くの人が聞いた事のあるタイトルかと思いますが、実際に読んだことのある人はそれほど多くないでしょう。
私もタイトルとイラストは知ってましたが、読んだのはつい最近。何となくの目標で「本を100冊読む」と決めた時に作ったリストの中の1冊でした。(積読BOX効果)

星の王子さま/サン=テグジュペリ


1943年にアメリカで出版されて以来、世界各国で約80年間にも渡って読み続けられている作品です。


この作品は小説ではなく絵本として出版された作品なんですが、読んでいると「これは何のことを言っているんだろう?」と疑問に思うことが多い気がします。
何かのことを言っているのは分かるんだけれど、それが何か分からない!!って具合で少しモヤっとしました。
これが絵本なのか……

けれどこの作品は、私としては珍しく読んだ後にそのモヤっとした部分を知りたくなったんです。

ここはどういうことを伝えたいんだろう?
この表現は何を表しているんだろう?
これはどういう意味?

ここを放置すると、きっとこれは何が何だかよく分からない話止まりです。
是非一度、読了後に「星の王子さま 解釈」で検索してみるのをおすすめします。
きっとまた読み返したくなりますよ!

さて、その解釈にも様々な説があるようです。
読み手によって色々な解釈が出来るのが本のいいところではありますが、星の王子さまに関しては少しだけでもいいので解釈を検索してほしいんです。
いいんです!ここはこうだと思う!って意見があっても!それはそれで素敵なんですが、作者の生い立ちや時代背景からこういう解釈がされてるんだよ!って解釈もあるので、そこら辺も気にしていただけたら私は嬉しいです。

それらの解釈を一通り読んでからまた読み返すと、最初は何となく読んでいた箇所が深い意味のある文章と思えてきて、そうしてやっと心に残る作品になるのではないかと思います。
だから80年以上も読まれ続けているのですよね。


絵本だけあって小説としては文字数がかなり少ないので、あまり読書が好きではない方も読みやすいかと思います。読書好きな方なら1時間もあれば読み終わるかもしれません。それぐらい短いお話です。

もし読んだことがない方がおられましたら、童心を思い出すきっかけ作りとして読んでみませんか?
もちろん、解釈も参考にしてみてくださいね?
きっと星の王子さまが好きな作品に仲間入りしてくれますよ───。

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