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競馬感想7 2022/12/24~2022/12/29

中山大障害

 オジュウチョウサンのラストランとなったレース、結果は向こう正面から強気な競馬で勝ち切ったニシノデイジーが障害重賞、初出走でビックタイトルを手にしました。オジュウチョウサンは6着でしたが、その後、引退式が行われました。やはりアップトゥデイトとの一騎打ちは競馬全体でも稀に見るような名勝負として印象に残っています。平地参戦も含めてここまで競馬界を盛り上げてくれたことには感謝しかありません。

阪神C

 こちらはラストランとなるダイアトニックがGⅠ馬グレナディアーズを根性で差し返して有終の美を飾りました。高松宮記念で不利がなければGⅠタイトルも見えていて、怪我で全盛期に走ることができないなど不運な馬でしたが1400mでは8-1-1-0という圧倒な強さを残しました。オーストラリアで種牡馬となるようなので期待したいですね。

有馬記念

 年末の大一番有馬記念はオッズでは3歳馬イクイノックスと4歳馬タイトルホルダーの2強でした。全く得意な展開が違う2頭というこもあり戦前からどちらが勝つか話題となっていました。
 レースでは1000m通過が61秒でタイトルホルダーとしてはかなり遅いペースでの競馬で決め手勝負となり、4角ですでに進出していたイクイノックスがリードを広げて勝利しました。
 イクイノックスに関しては4角で上がってきた時点で勝ちを確信しましたね。トラックバイアスで一番伸びる位置を走っていた点や緩やかな展開などイクイノックスに勝ってほしいといわんばかりの展開で存分に能力を発揮されては他馬は手も足も出ないでしょう。おそらく今年の年度代表馬に選出されると思いますし、来年以降も楽しみですね。
 2着も3歳馬のボルドグフーシュでこの馬は状態が良かったですね。一方、9着になったタイトルホルダーは宝塚記念より状態を落としていた点や逃げのペースが遅かった点などが影響したと思われます。

ホープフルS

 今年の2歳戦を象徴したかのような混沌とした結果となりました。逃げた7人気トップナイフを14人気ドゥラエレーデがハナ差さして勝利。2頭とも地道に力をつけている印象はありますが、展開的に前が楽すぎたのでこのまま皐月賞で同じ展開になることはないと思います。

東京大賞典

 オメガパフュームが引退し、メンバーが小粒のレース。勝ったのはウシュバテソーロ、本当に5歳ダートは層が厚いですね。2着は3歳馬のノットゥルノ、他の3歳馬も惜しいところまではいきますが、5歳の壁が厚く勝つことができません。

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