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2023年新種牡馬紹介〈後編〉

こんにちはmokomko競馬です。
 前回に引き続き、2023年新種牡馬紹介やっていきます。今回は海外から輸入された種牡馬を中心に紹介します。サンデー、キンカメの2派閥に割って入るような種牡馬が出てくるのでしょうか。前編で解説し損ねた内国産馬もその他としてまとめています。

前編はこちらから。

ブリックスアンドモルタル

主な勝ち鞍 BCターフ、ペガサスWCターフ
系統 ストームキャット(ジャイアンツコーズウェイ)
種付け料 600 (※①単位は万 ※②2020年のデータ、以降も同様)
血統登録数 107頭

 まずは米国の年度代表馬であるこの馬です。実績はありますが、600万は最近の輸入種牡馬の中では、攻めた値段設定だといえます。しかし、新馬ではすでに2勝していて絶好調なので、今のところ期待に応えているといえるでしょう。

カルフォルニアクローム

主な勝ち鞍 米2冠、ドバイワールドカップ
系統 ボールドルーラー(プルピッド)
種付け料 400
血統登録数 98頭

 こちらも米国の年度代表馬で、勝ち鞍を見れば、「よく日本に輸入できたな」という感想をもつような戦績です。ボールドルーラーは日本ではダートの活躍馬がほとんどなので、この馬もダート向きかもしれません。

ニューイヤーズデイ

主な勝ち鞍 BCジュヴェナイル
系統 マキャヴェリアン
種付け料 300F
血統登録数 102頭

 あまり日本になじみのない血統の馬です。米国ではすでにマキシマムセキュリティという一流馬を出しているので可能性は感じますね。

サンダースノー

主な勝ち鞍 ドバイワールドカップ連覇
系統 ダンジグ(デインヒル)
種付け料 250
血統登録数 92頭

 ドバイワールドカップで圧勝したこの馬も日本にいます。ハマった時の爆発力は折り紙付きですが、その力を産駒に伝えることはできるのでしょうか?

アニマルキングダム

主な勝ち鞍 ケンタッキーダービー、ドバイワールドカップ
系統 ブラッシンググルーム(キャンディストライプス)
種付け料 120
血統登録数 75頭

 こちらは米国競馬の祭典、ケンタッキーダービー勝ち馬です。血統は世界的に縮小傾向にあるブラッシンググルーム系です。新天地で繁栄することはできるのでしょうか?

その他

アドミラブル

主な勝ち鞍 青葉賞
世代 17世代(2014生)
系統 サンデーサイレンス(ディープインパクト)
種付け料 50
血統登録数 34頭

 17年ダービー3着で、その後走ることなく引退した素質馬です。

エピカリス

主な勝ち鞍 北海道2歳優駿
世代 17世代(2014生)
系統 サンデーサイレンス(ゴールドアリュール)
種付け料 50
血統登録数 60頭

 早熟のダート短距離馬ということで一定の需要があるようです。

ヘンリーバローズ

主な勝ち鞍 2歳未勝利
世代 18世代(2015生)
系統 サンデーサイレンス(ディープインパクト)
種付け料 50
血統登録数 22頭

 戦績は2戦1勝で、新馬では世代のダービー馬ワグネリアンにハナ差で敗れた馬です。シルバーステートの全弟で代替種牡馬として評価が高まっています。

まとめ

 2023年の新種牡馬を紹介しました。輸入種牡馬は例年より豪華な顔ぶれでした。来年からダート三冠が始まるので、ダート路線の種牡馬争いも激化しそうですね。
 今年はどの種牡馬が活躍するか非常に楽しみです。

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