見出し画像

2023年 新種牡馬紹介〈前編〉

こんにちは、mokomoko競馬です。
 今年のダービーはサトノクラウンの初年度産駒のタスティエーラが勝利しました。
 ダービーが終わり、2歳戦が始まっているので、今回は2023年に産駒がデビューする新種牡馬を紹介していきたいと思います。

レイデオロ

主な勝ち鞍 日本ダービー、天皇賞・秋
世代 17世代(2014生)
系統 キングマンボ
種付け料 600F (※①単位は万 ※②2020年のデータ、以降も同様)
血統登録数 128頭

 まずは、キンカメの晩年の名馬レイデオロです。能力自体も申し分ないですが母母母にウインドインハーヘアがいるのでクロスがつくれることから血統的にも期待されています。種付け料も高騰していて、2023年のエース候補です。

スワーヴリチャード

主な勝ち鞍 ジャパンC、大阪杯
世代 17世代(2014生)
系統 サンデーサイレンス(ハーツクライ)
種付け料 200F
血統登録数 82頭

 次にレイデオロのライバルだったスワーヴリチャードです。レイデオロに比べて産駒数は少ないですが、ハルーワスウィートの仔をはじめノーザンFの産駒も多いので期待できます。ハーツ産駒の希望の星なので頑張ってもらいたいですね。

アルアイン

主な勝ち鞍 皐月賞、大阪杯
世代 17世代(2014生)
系統 サンデーサイレンス(ディープインパクト)
種付け料 170
血統登録数 66頭

 こちらも17世代のGⅠ二勝馬です。現役時は上二頭の影に隠れていた印象もありましたが、全弟にダービー馬シャフリヤールがいるなど血統力は2頭以上です。ディープインパクト後継の新たな矢になることはできるのでしょうか?

シュヴァルグラン

主な勝ち鞍 ジャパンC、阪神大賞典
世代 15世代(2012生)
系統 サンデーサイレンス(ハーツクライ)
種付け料 120
血統登録数 89頭

 ジャパンCを勝ったシュヴァルグランは今、種牡馬として大活躍中の15世代の名馬です。上3頭より種付け料は安いですが産駒数は揃っています。こちらも兄弟にGⅠ馬がいる良血ですが、シュヴァルグラン自体は晩成馬だったのでどのような馬がでてくるのか楽しみです。

ロジャーバローズ

主な勝ち鞍 日本ダービー
世代 19世代(2016生)
系統 サンデーサイレンス(ディープインパクト)
種付け料 120F
血統登録数 61頭

 19年の日本ダービーを12番人気で勝ち、その後走ることなく引退した馬です。戦績だけでいえばダービー勝利以外に特筆すべきものはありませんが、血統構成の7/8が三冠牝馬のジェンティルドンナと同じであり、注目されています。

モーニン

主な勝ち鞍 フェブラリーS、根岸S
世代 15世代(2012生)
系統 ストームキャット(ヘネシー)
種付け料 80
血統登録数 120頭

 新種牡馬でレイデオロに次ぐ血統登録数を誇っているのがモーニンです。父のヘニーヒューズが活躍したことで年々種付け料が上昇し、比較的安価なモーニンも代替種牡馬として期待されています。すでに門別のフレッシュチャレンジなど地方で活躍しておりスタートダッシュに成功しました。

まとめ

 今回は『2023年 新種牡馬〈前編〉』でした。中距離芝馬は結構いいメンバーが揃っています。個人的に期待しているのは捻りがないですがやはりレイデオロですね。
 長くなりそうなので後編は近いうちにまとめます。今年の新種牡馬は活躍することができるのでしょうか?

後編はこちらから。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?