競馬感想5 2022/12/10~2022/12/11
中日新聞杯
GⅠ馬キラーアビリティが貫録勝ち、といいたいところですが実際はかなりの接戦で5着くらいまでは仕掛けどころ一つという印象。プログノーシスはここを勝ち切る能力はあったと思いますが、スローペースの後方2番手ではさすがに厳しいでしょうね。
阪神ジュベナイルフィリーズ
久々にGⅠ1番人気の快勝をみれました。リバティアイランドが展開など関係ないレースで圧勝し、新馬の脚がまぐれでないことを証明しました。2着、3着に人気薄の馬が入り、2着のシンリョクカはサトノダイヤモンド産駒で父の厳しい評価を挽回する兆しを見せました。3着のドゥアイズは素質馬ということで3連複で狙っていましたが、2着馬をセレクトできませんでした。
カペラS
調教師試験合格の福永祐一Jとリメイクが楽勝、展開がハマれば突き抜けるところがラニ産駒らしいと思いました。2着は流石の貫録のリュウノユキナと柴田善臣J、この路線でまだ戦えると思います。
香港ヴァーズ
ウインマリリンが念願のGⅠ初制覇、札幌記念あたりから調子を戻し、前走2着だっただけに嬉しい勝利でしょう。グローリーヴェイズはメンバー的に全盛期であれば圧勝してもおかしくないと思いますが、流石に厳しかったですね。後述のあの馬ですら世代交代を許してしまったので3着は上出来かもしれません。
香港スプリント
この路線の香港馬の壁の厚さを感じたレースでした。メイケイエールは掛かって5着だったので日本馬の中では健闘したと思います。香港馬の単勝を6点買っていましたが一番安いウェリントンが来てしまったので何とも言えないレースになりました(でも事故がなくてよかったです)。
香港マイル
香港の歴史的名馬ゴールデンシックスティが新星カルフォルニアスパングルに世代交代を許した瞬間を目撃しました。この馬ですら老いには勝てないのかという思いでしたが僅差の2着なので素晴らしい名馬として称えたいと思います。
香港カップ
この路線は日本馬かなと思いきや香港馬圧勝で幕を閉じました。勝ったロマンチックウォリアーはヴァーズを勝った日本のサトノクラウンと同系統みたいです。ダノンザキッドはこのレースで総獲得賞金が4億近くになったということで、どこでも堅実に賞金を稼ぐいい馬だと思いました。
日本馬はヴァーズの1勝という最近の流れを考えると厳しい結果となりました。しかし近年は日本馬のレベルが高く、香港に行けば日本で足りない馬でも勝てるという間違った認識をしている方もいたと思うので、海外遠征の難しさを思い出させて貰えた結果でもあると考えています。その中で海外遠征をした日本馬とその陣営には感謝しかありません。
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