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競馬感想6 2022/12/17~2022/12/18

ターコイズS

年末の荒れる重賞といえばこのレース。ミスニューヨークが勝利し、この重賞を連覇。3着に12人気の馬が入り、今年もやや荒れた結果となりました。個人的に中山の1600mは状態どうこうよりもコースとの相性が重要で、器用に立ち回る馬が勝つイメージがあるのでミスニューヨークの連覇にも納得です。

朝日杯FS

1400m~1600mの重賞勝ち馬が揃った一戦。ダノンタッチダウンから外枠の馬を買いたかったのですが阪神のトラックバイアスはかなり内有利だと感じたので悩んだ末に馬連を3点だけ買って様子見しました。結果は人気3頭が順番に並ぶというガチガチ決着となりました。
 1着のドルチェモアは坂井Jが内の番手につけて地味ながらもしっかりと勝ち切った印象です。能力も高いですが操縦性が高く、完璧なレース運びができたことが直接の勝因でしょう。皐月賞などは似たような戦術が通用すると思うので距離延長して挑戦してほしいです。
 2着は後ろから内を通って差してきたダノンタッチダウン、川田Jが外でなく内を選択したのはファインプレイだと思います。能力はここでも見せつけましたが坂でやや止まってしまい、まだ完成していないと思われます。父カナロア、母父がDansiliなので距離はもつか微妙ですが、これからが楽しみな馬であることは間違いありません。
 3着のレイベリングは2戦目だったので上出来だと思いますが、日本のFrankel産駒はやや早熟なイメージがあるためこれからどのようなレースを選択するかが鍵になりそうです。

引退馬について

年末になり、多くの有力馬が引退しています。
 まず春天でフィエールマンと一騎打ちをし、香港で活躍したグローリーヴェイズ。3冠馬3頭のジャパンCでも自分から動く競馬で僅差の5着ともっと評価されてもいい馬でしたが、無事種牡馬入りできたのでよかったです。
 ラストラン予定の香港マイルを取りやめになり、秋天もついに使うことなく引退するやや不遇だったサリオスは社台SSで種牡馬入りするというサプライズもありました。コントレイルとは待遇の差があるとは思いますが種牡馬でもライバルとして頑張ってもらいたいです。
 ジャンダルムもスプリンターズSを勝ったことで種牡馬入りすることができたみたいなのでよかったです。
 一方、ダートで大井の帝王オメガパフュームや古豪クリンチャーが引退したことにより、一気に東京大賞典が寂しく感じられるのは悩みです。来年以降またダートに活気が戻ってきてほしいと思います。
 他にレイパパレ、ギベオンが引退し、障害の絶対王者オジュウチョウサンも次走の中山大障害を最後に引退予定です。


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