金の間民の金の間奮闘記その２　

前回豪快なトップから今回の２戦目。今回は見せかけの流れに騙されて、
トップを取り逃すことになる。
さて、見ていこう。

東１局は手なりでメンピンを張る。前回のトップを踏まえ、手なりで打った。　ここで、３万を押すかどうか、これを判断するのに重要な材料がある。

これはほか三者の成績である。３枚目はうまく取れていなかったが、
見るべきところは、３人の前戦での成績である。
順に、３位　４位　４位　であった。
ここで、局のつながりにおいての流れも重視する私としては、
前戦で逆連帯した人が、ここで、３万待ちになるようなリーチをかけられないだろうと思った。
直前に上家が自分の高めの４万が切れていることから、上がり率は５割もなさそうだが、今の自分は掴む態勢にはない。３万切りリーチとした。
（子ならダマもある）　因みに直前の４万がなければ鉄リーチ

結果は満貫の横移動だった。

続いて東２局　

親からリーチを受けた局面
ここで注目すべきは、　前回３着とこの中では２番目に運が良かったが、
前局満貫を振った下家と、私の対決だということだ。
ここで私に一発で当たり牌を掴ませる力はもう、下家にはない。
押す。
その後も当然のように、６ｐと８ｓを押した。　
当たる可能性のない牌は、何シャンテんからでも押すべきだ。
結果は　

親が対面の切った東をロン。これがダブ東がつくど高め
リーチ　　ダブ東　裏　満貫の横移動。

次局

回避できたかもしれない親満を振った対面の流れは最悪。この３ｐは鉄プッシュだ。発の重なりスラ予測できる。

常人にはキャッチできない発をキャッチし聴牌を達成し、６s押し！　

下家は今にも発が出そうだが、このあとは白！８ｐ８ｐと神回避を見せる。

続いて対面からもリーチが入り、両無筋の７万
対面に刺さることはないと言えるが、
運気をためてきた上家のリーチは少し怖い。だが、自分は一発では
掴む態勢ではないと、確信！なんとかプッシュ！

結果は上家のリーチ一発自摸だった。

次局はこの局面から１万２万を切ってのベタオリを選択した。
流れを掴みかけている人に完全に流れを掴ませてはいけない。
流局した。

次局。これまで散々我慢してきたから、さあリーチと行きたいが、ここは、周りの状況を一巡確認してから、リーチとした。
結果は程なくしての自摸。

相手の当たり牌６ｓキャッチしての聴牌。

次局はこの聴牌。４枚切れで山にごろごろというわけではない１４ｐだったがリーチを敢行。この流れでは上がりが拾えるようになると思った。

結果は対面からの上がり。結果論山１だったが、そんなことは関係ない。

大物てを予感させる２ｓ切り。この時点で少し受け身に構えた。

予想通り上家が下家から上がる。この上がりでトップをまくられた。
完全に上家の流れ。

そしてこの局面に至るわけだ。
ここで、東を私は一発でうち、リーチ一発に放銃することとなる。
点数状況からすると、この東押しはミスとは考えづらいかもしれない。
しかし、私はこの東を押しては行けない決定的な理由を見逃していた。
この３s引きである。
この３s引きは一見三色のシャンテンにも取れ、最高の引きに見えるが、
ドラが６sということを考えると、話は変わる。
６ｓ引きでも三色はつくし、何より３ｓは２枚切れだ。
そう考えると、一番打点が安くなる引きをしてしまっている。
これを踏まえると押していい態勢ではなかったです。

オーラス条件を作るも、上家の２ｓは出ないように自摸がなっていた。
３人聴牌（もちろん無筋の７ｐは押しました。）も上家を捲くることは叶わなかった。あの東を止めれるようになってからこそ一人前。
そういえば、東２局の親マンも東待ちだったな、、、

結果２着　ポイント　832 →882　魔境脱出まで1118ポイント