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金の間民の金の間奮闘記 その1 

今日から私の金の間での戦いを記そうと思う。金の間での戦いには流れを理解することが不可欠だ。じゃんたまには、流れがある。それは、リアルより、リアルに近づけたいが故、あからさまであることが多い。
なので、私は流れを重視した麻雀をジャンたまでは、打つ


この配牌。ここで一番重要なのは、前回ラスだったということです。
なので、この配牌には上がりがありません。良くて流局と意識して、打ちましょう。


1pをポンしました。染めを見せることによって、流局率を高くします。


狙い通り流局。当たり牌の9pを掴んでいたので、聴牌はできませんでした。

貴方は、第一打で何を打ちますか。

これは、第一打4sとしました。いや、ここで4sとか、勝又プロでも打たんじゃん!!とツッコミを入れたい気持ちはわかります。しかし、この配牌で真っ直ぐ行っていいじゃんたまではありません。
チャンタや染めを見つつ打4sとしました。打6sも同じ意味です。


ダブルドラの赤5p流れが来ていると見て、チーして果敢に赤5sをプッシュ!結果!!8pを重ね二人聴牌という結果でした。


東3局 ここでは、最終型を意識した、打2pと迷いましたが、打3pとしてみました。

上がれる手応えがなかったので、2pポン 打8p としました。
結果は、


自摸られを回避しました。が、ここで下家が、三色決め打ちの 打 黒5p 
横移動となりました。


最終型を意識して、打2sが、金の間特有の手筋。
一見打3mですが、間3sのリーチを打っても、金の間民は、良型の手で押し返してきます。5万をもう一枚つもって打点を上げるか、 良型でリーチするかのいずれかで勝負にいきたいです。


この自摸6sに、何も感じないようではいけない。
打3万でも打2sでも完全一向聴に取れている。
このようにどのような選択をしても、うまく行ってしまう時というのは、
流れがあるときなのです。 この手は即リーチしようと決意しました。


この5万引きで、ああ、これは良くて一人聴牌だなと思いました。
上がれそうで上がれない聴牌が、続いている以上、即リーチするのではなく、一巡回して、その自摸や周りの動向を見て、リーチするかを決める選択もありました。しかし、ダマてんで上がっても、2900 一人聴牌と、そこまで点数は変わりません。結果は一人聴牌でした。


次局は、ドラをポン。残念なことに、ダブ東を打つほど、良い手の方がいなかったため、流局になりましたが、ここでの9sチーは注目すべきテクニックです。 

相手にチャンタの可能性を提示して一人聴牌を確実なものにしました。


ここから打9pです。一人聴牌が続いていて、相手に速い手が入る流れではないため、この手は高くします。

ここで6sを槓!


絶好の自摸でリーチ!


流れを自由自在に操り、そして、得た流れを活かす見事な上がりでした。


ここはタンヤオが消えたことや、巡目の少なさを考慮し、ダマにするべきでした。結果6万を掴み放銃。リーチをしていなくても、3万で放銃していますが、この1000点に泣く日が来るかもしれません。


まあ、これは、降り。結果は、私の一発消しのちーがきっかけで、ドラの南暗刻で上がっていたはずの下家が、放銃するという結果に、
下家はもう、今の振込で、振込マシーン状態です。



この第一自摸を見て、この局で勝負を決めようと思いました。


ダマで高め倍満の最高の聴牌です。まるで、ゲームのような引きです。いや、ゲームだろ普通ならダマですが、このままだと、ここまで特に良いところもなく
ピンズ染め模様の上家が振ってゲームが続行し、対面にまくられることを危惧して、ここはリーチです。絶対に自摸るか、下家が振るように牌は来ると
確信しているからこその曲げです。このリーチが上がれないわけがない!!


ここで、下家打1万のときに、次は2万だという直感がはたらきました。
私の自摸から2万を喰いとったものの、この点数状況で2万を止めることは不可能。止めれるのは私くらい  倍満を上がり大勝利!!

金の間は魔境です。すっと抜ける人は、何も知らないままですが、一度足を取られれば、魔物の数々と対峙することになります。
魔物に喰われないためには、自分が魔物になるしかないのです。

段位ポイント 710 → 832 魔境脱出まで あと 1168 ポイント


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