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ダジャレ漢字

漢字が苦手な子がいる。
遅刻が多くて、1時間目の通級に来れない日もある。

担任の先生は、漢字ドリルの漢字を学習後、先生の前で何も見ずに書けたら丸をするという指導をされている。

通級でその話を聞いて、じゃあ覚えよう!どうやったら覚えられそう?と作戦タイム。
どうやら漢字を分解して覚えるのがいいそう。
パッとひらめいて、覚え方の本を出したら、大喜び。

漢字ドリルの文字を探して、覚え方を読む。自分で少しアレンジする。
ちょっとダジャレも入っていて、楽しい。
単語帳みたいにリングでとめたらオリジナルの漢字ブックの完成!

彼は1日で5つも漢字を覚え、担任の先生に丸をしてもらったそう。
担任の先生もとても褒めてくださったと思う。

1時間目の通級にも遅れず来るようになった。

漢字が書けないと聞いて、書けない学年の漢字に遡って指導すべきだと思っていました。
でも、子どもにとっては、今、手元にある漢字を覚えたい。
当たり前だけど、そんなことを教わりました。
通級指導教室って、奥が深いです。

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