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DrマイケルのSE受けてきた

今日Drマイケルのソマティック・エナジェティクス(通称SE)を受けに行ってきた

何ヶ月か前からDrマイケルのことは知っていたし
前に来日してくれた時にも行きたかったけど行かなかった

今回本当に行こうと思ったきっかけは
みゆきさんのXの投稿


お盆の期間
たまたま今日予定がなかった
たまたま今日の枠が空いていた

"これ行くやつじゃね?"

昨日の晩に
旦那に「東京行ってきていい?」と聞いて
yesと言われた瞬間には準備し始めていた

SEを行う場所は一度行ったことがあり
道のりをなんとなく知っていた

駅から少し歩くところにあるので
結構時間に余裕を持たせて行った
ちゃんと気持ちに余裕を持ってそのセッションを味わいたかったから

時間になり
係の人に誘導され
部屋に入ったらマイケルがいた


大きな人だった
太陽みたいな向日葵みたいなでもタンポポみたいな
全てを包み込んでくれるような暖かさを感じた
笑顔が柔らかくて優しい
おちゃめな一面も垣間見れた

はじめに背中?背骨?をチェックをされた
「首は第五頚椎まで詰まってるね。
右の首と左の腰が詰まってる。
I fix the problem.ダイジョウブ」
最後の言葉だけなぜか聞き取れて心に残ってる

マインド的なことを言われてる人もいる中
私は身体の状態だけ伝えられた



私の普段の自覚症状としては
よく痛くなるのは『左の首と右の腰』だったので
真逆だなーと思いながら聞いていた

最初の1時間
とりあえず
深呼吸することと
身体を動かしたい時にその動きを抑制しないこと
だけを心がけて臨んだ

が、しかし
特に意識が深く潜ることもなく
泣くことも笑うこともなく
腰の痛さが治るわけもなく
時が過ぎた

え、やば
何も感じない
全然ドラマティックじゃない

『何か感じろ、何か感じろ』
自分で自分に負荷をかけるように
『感じる』を探していた

SE受ける!って声高らかに宣った手前
何かを得て帰らなければの圧を
知らず知らずのうちに自分にかけていたようだ

マイケルの手は温泉より暖かいのは感じるけど
何も感じない

身体動かしたい衝動を抑える自分、それを許していく自分を発見するけど
何も感じない

どうしよ
もう1セッション受けるか?とか考えたり
次の回の枠空いてるかなとか
次の回も参加するとしたら帰りの新幹線は…
とかまでベットの上で考えてた

ただ
触られたところは
スライムになっていくような
温泉につかるような
強張ったものがほどけていくような
遠赤外線を当てられてるような
そんな感覚はあって
ただただその感覚だけに浸っていた

身体は側臥位になりたいらしく
よく横を向いて寝ていた

顔の表情筋は笑いたいらしく
最後のほうは寝ながら笑っていた

施術の途中
Drマイケルは流れてくる音楽を口ずさんでいて
『可愛いな🤭』
とか失礼ながらに思っていた


休憩中マイケルは
「ここにいるみんなのテーマは『コントロールを手放すこと』だね」
と全体に向けて言った

それ、私がよく言われるやつや
だいぶコントロール手放してきたつもりだけどなぁ

そしてマイケルは何人かに声をかけていった
私にも声をかけてくれた
「見捨てられたような虐待のような古傷がある。でも大丈夫。あなたは自由になるよ。」

虐待された記憶も
見捨てられた記憶もないのに
思い当たる節がないのに

心の奥底では"やっとわかってくれた"
と感じていた

泣きたくもないのに
そう言われて
心と目はジワンときていた

後半戦が始まった
前半と同様に
深呼吸することと
身体を動かしたい時にその動きを抑制しないこと
だけを心がけて臨んだ

前半戦
私は私に期待しすぎていたのかもしれない

もう"感じる"を探すのはやめて
深呼吸と動きを止めないことにさらに集中した

頭の中で
休憩中マイケルが言ってくれた言葉がずっとリフレインしていた
『そっか、私自由になりたいんだ』
そう気づいた瞬間また泣きそうになってた

足をやたら動かしたくなって
ブンブンしたりパタパタしたり上にあげたりしてた
上にあげた時サポートの手が腰に添えられた
その瞬間に
私は私に『自由になっていいよ』って(心の中で)言っていた
そしたら涙が抑えきれなくなってた

今までずーっと音楽が流れてても
全然歌詞が頭の中に入ってこなかったのに
そのタイミングで
『I am freedom🎵』という歌詞だけが耳に入ってきた

やばい何このシンクロ
音楽にも後押しされてるじゃん

後半戦もマイケルはまた歌を口ずさんでいた
可愛かった
マイケルのハミングにとても自由さを感じた

自由ってこういうことか
自由に振る舞うって可愛いのか
私の中の『自由』が『自由=可愛い』が再定義された瞬間だった

今まで私の中の『自由』とは
人に迷惑をかけることや押し付けることのイメージが
先立って出てきていた

セッション中
『自由=可愛い』になった瞬間
内側の解放、涙の解放がまた起こった

途中からマイケルのハミングが
私の涙の呼び水みたいになってた

身体は前半戦よりもダイナミックに動いていた
手を上にあげたり足をあげたり座ったりもした

ベッドの上で座っていると
またマイケルが私のもとへやってきてくれた
(前半戦でもやったけど)マイケルに身体を委ねての介入だった
そこで言われた言葉
(全部覚えてないけど覚えてるところだけ)
「コントロールを手放して
委ねて
自由になって

孤独を感じたらこうやって今みたいにインナーチャイルドを抱きしめてあげて
受け取ることを許して 無条件の愛を
何がそんなに欲しかったの?問いかけてあげて
インナーチャイルドを癒してあげて
OK beautiful」
(なぜか最後だけ英語ちゃんと聞き取れる私)

涙が止まらなかった
今度こそボロボロ泣いてた
自我の私は泣きたいわけじゃない
でも
私の魂が
私のインナーチャイルドが
もう涙を止めてはくれなかった

しばらくその余韻に浸っていた
その感覚のままマイケルがいなくなっても
今度は1人で私は私のインナーチャイルドを抱きしめてあげた

「ありがとう、ありがとう、ありがとう、ありがとう、ありがとう、ありがとう」
私の中でこだまし始めた
声にも少し出ていたかもしれない

何に対しての「ありがとう」なのか
誰に対しての「ありがとう」なのか
正直わからなかったけれど
もう考えるのはやめた

ありがとうって言いたいんだから
言えばいい 言わせておけばいい
「ありがとう」って言えるほど
幸せな感覚でいることはわかったから

終わってからみんなで円陣を組んだ
私の隣の隣にマイケルがいて
その長い腕と手で
私の背中をさすってくれていた

気にかけてくれている気がして
すごくすごく嬉しかった

どこまでもどこまでも
包み込んでくれる人なんだと思った


最後マイケルとハグした時に
さっき私がボロ泣きしたあの言葉達は
マイケルの自我からではなくマイケルのハイヤーセルフからの言葉だ
と教えてくれた

マイケルがかけてくれた言葉の中の
"無条件の愛"を
ちゃんと受け取りたいと思い
"無条件の愛"がテーマのポマンダーを
購入して私は帰ることにした
ついでにSEの本も購入した





何がかはわからないけど
何かが豊かな時間でした
何かが満たされた時間でした
私の自我以上に私の何かが大層喜んでいたセッションでした
ご縁をありがとうございました

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