【ポケカデッキ解説】うらこうさく主流の環境に逆らえ!白歯パルキア

ポケカプレーヤーの皆さんこんにちは。

暇を持て余し、スターバースから20年ぶりにポケカに復帰した30代男性です。
ポケカ歴は浅いですが、普段使用しているデッキを自分なりに考察したくnoteを書いてみることにしました。

プレイスキルもまだまだなので拙い考察になると思いますが、読んでもらえると嬉しいです。

今回紹介するデッキは、僕がシティリーグS6で使用して3勝2敗、オルタージェネシス杯(非公認大会)でベスト16に入賞した白歯パルキアデッキになります。

【デッキレシピ】

【デッキコンセプト】

オリジンパルキアVSTARが発表された瞬間に、ポケカプレーヤーの大半が思い付いたであろう「はくばバトレックスと組み合わせれば強いんじゃね?」という安直な発想と「たくさんドローできるって素敵やん」という事で僕が愛用しているビーダルを組み合わせたデッキです。

とにかく白馬・パルキアの高火力とビーダルのドローエンジンでぶん回していく。いわゆる脳筋デッキですな。

【うらこうさくではない理由】

現環境のパルキアデッキと言うと「うらこうさく一族」と呼ばれるインテレオン進化ラインが採用されるのが一般的だと思います。

では、何故このデッキがうらこうさく型では無いのか。僕なりの理由を3つ挙げていきたいと思います。

①僕がうらこうさく一族を好きではない

これを言うと身も蓋もない話になってしまうのですが、僕はうらこうさく一族が入ったデッキを使うのが好きではありません。

理由は、うらこうさく一族とそれをサポートするカード(回収ネット・レベルボール等)にデッキの枠を割かれてしまい、自由枠で採用できる枚数が極端に少なく、どうしても他のプレーヤーと似たようなデッキ構成になりがちだからです。

トレーナーズの確定サーチができるうらこうさくの強さは理解できますが、どうしてもデッキにオリジナリティを出したいという思いで、自由枠を多く確保できるビーダル進化ラインの採用になりました。

②初手の手札事故が起こりにくい

うらこうさく一族採用デッキに稀に起こる「初手にインテレオン複数枚でジメレオンがいない」などの手札事故を回避できます。

手札を減らす事で、はたらくまえばのドロー枚数を増やせるのでハイパーボールを採用しやすい型となっており、多少の手札事故でもハイパーボールで何かしらのポケモンをサーチしてそこから打開という策が取りやすいのは、うらこうさく一族と比べてのメリットかと思います。

③初心者にも扱いやすい

うらこうさくデッキは盤面に合わせて持ってくるカードを選択していかなくてはならないため自ターン中の思考回数が多く、プレイングの実力差が出やすいデッキだと思っています。

冒頭にも書きましたが、僕はポケカを始めてたった3ヶ月のプレーヤーです。うらこうさくを使いこなせるスキルも経験もないため、一度立ててしまえば毎ターン多くのカードを引けるビーダルの方がプレミの心配が少なく、安定したプレイができています。

【基本戦略】

パルキアデッキとしてはたねポケモンの採用枚数が少なく、序盤のあくうのうねりは打点が出にくいため、序盤はできるだけはくばバトレックスで戦いつつ、ドローエンジンであるビーダル・かがやくゲッコウガを準備します。2ターン目にはくばバトレックスVMAXをバトル場に立ててダイランスを打てれば上出来です。

中盤以降はベンチが揃ってくるので、パルキアにチェンジしてあくうのうねりを撃つか、スターポータルでダイランスで切ったエネルギーをはくばに戻してダイランス連打といった高火力でゴリ押しましょう。

先攻・後攻に関して、基本的には先攻をとって良いと思いますが、後攻でもサポートを撃って展開できれば勝ちを拾える場面が多かったので、後攻での勝率が思ったより高かったです。

【各カード採用理由:ポケモン】

オリジンパルキアVSTAR

このデッキの核になるカードのはずなのですが、相手が事故っていると白馬のゴリ押しだけで勝てる展開もあるため、スターポータルを撃つだけのサポート役に徹する事もあります。

はくばバトレックスVMAX

実はこのデッキのメインアタッカー。序盤にはくばが立つだけで相手に圧をかけられるので、今更ながらVを3枚採用にしても良かったかもしれません。

ビーダル

このデッキのドローエンジン。2枚ともサイド落ちしたら試合終了。なるべく序盤に立てたいけどベンチに2体いても腐ることが多いので2枚づつの採用。

ネオラントV

初手が事故気味のときにサポートをサーチして打開を狙う、1枚挿しのサポートが多いので中盤以降も確定サーチは役に立つということで採用。後攻1ターン目にボール→ネオラントV→カイ→バトルVIPパスまで繋がるのは偉すぎますが、負け筋になるので安易に出すのは危険。ネオラントスタートについては諦めましょう。

かがやくゲッコウガ

ビーダルが立てられない展開か、手札にエネ過多気味の時はかくしふだでドローしていく。トレーニングコート・スターポータルでトラッシュのエネを戻せるので躊躇なく撃てますが、頂への雪道で止まるので過信はNGです。
スターポータルで3エネ貼ってげっこうしゅりけんが撃てますが、そこまでいくとかなり追い込まれていることが多いので打開策にはなりにくい印象。

【各カード採用理由:トレーナーズ】

クイックボール

たねポケモンの枚数が少なめかつ、カイでもポケモンをサーチできるので3枚採用。

ハイパーボール

ビーダルの相棒。あえて手札を減らすことでビーダルのドロー枚数を増やせるので脳死で4枚採用。

バトルVIPパス

ハイパーボールで切れるので4枚入れてもいいですが、他のカードに枠を割きたいのと回してみた感じ1枚の方がしっくりきました。サイド落ち?知りません。

たっぷりバケツ

水デッキの必須アイテム。1枚だと欲しいときに引けないが、3枚入れるカードではない。

あなぬけのひも

ポケモンいれかえでもいいと思いますが、なるべく相手に嫌がらせをするためにあなぬけにしてます。

やまびこホーン

VMAX、VSTARワンパンには届かない時の終盤の決め手になる1枚。このデッキは、ハピナスミルタンクとの対面ではハピナスを取り続けるしかないので対策用に2枚採用。

こだわりベルト

何も考えず白馬に付けてダイランスしましょう。サイド落ちが怖いので2枚採用。

おおきなおまもり

逆に相手の280打点でのワンパンを躱すことができる、パルキアミラーでの重要アイテム。

ツールスクラッパー

道具が入ってないデッキはないので入れておいて損はないです。おおきなおまもりやタフネスマンとを貼ってドヤっている相手を震えさせましょう。

ともだちてちょう

ボスを使い回すためだけに採用。深い意味はないですが、たまに役に立ちます。

博士の研究

ビーダルを立ててしまえばドロサポは不要なので、序盤の手札事故打開くらいにしか使いません。

マリィ

博士と同じく使うのは序盤くらいですが、切りたくないカード(ビーダル等)がある時はこちらを使います。

カイ

手札と展開の組み合わせ次第で無限の可能性がある偉い子。序盤から終盤まで使う場面が多いので3枚採用。

ボスの指令

2枚では足りないですが、4枚は腐ります。

メロン

エネなしの白馬を即起動させるために採用。エネを切れるカードが多いので、撃てない展開の方が珍しいです。

ツツジ

これ1枚で劣勢を覆せる可能性があります。こちらはビーダルなので撃たれてもノーダメです。

ダンデ

これのおかげでベルトがなくても280打点が出ます。ベルトと合わせると310〜20打点でVMAXポケモンをワンパンできます。

セイボリー

ミュウVMAX対策。うらこうさくにも刺さります。

トレーニングコート

エネを切るカードが多いので採用。相手に勝ち筋を与える事もあるので、1枚採用でも良かったかもしれません。

頂への雪道

雪道ツツジでハメ殺します。

基本水エネルギー

8枚だと引けない展開が多かったので。

【まとめ】

いかがだったでしょうか?今の環境は「うらこうさく時代」と言ってもいいほどうらこうさくデッキが蔓延っていますが、今後もビーダル型で1石を投じていければと思っています。

早くDレギュ落ちてくれないかなあ・・・

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