おばちゃんだけど推しは 「スラムダンク」
今年は私にとってチャレンジの年。
人生半ばを過ぎて、シルバーのお城が近づいてきている今日この頃。
今年の初めに一大決心をした!
決めたからには即実行!
ということで、
仕事を辞めて、収入ゼロの自由人になったのでした。
無謀と言えば無謀。
働かないと生活が危うくなる身でありながら、
「生活するために働くって、それだけで人生いいのかい?」
という気持ちが抑えきれず、
「ならば、今年一年は仕事を辞めて好きなことに挑戦してみよう!」
と決めて、すぱっと仕事を辞めてしまったという経緯です。
この歳になって、新しいことをするのはなかなか新鮮味があるのですが、
何をするにもキリマンジャロのようにそびえ立つ壁、壁、壁。
デジタル社会に参戦しようとWordPressに挑むが、カタカナ文字にめっぽう弱い私にとって、今どき普通に使われている言葉の意味が分からない。
ここ最近になって「ソーシャルディスタンス」「デジタルソリューションズ」などを覚えたが、
「IoT」「HTML」など専門用語が多い解説は、まるで外国語を聞いているよう。
とうとう耳がダンボになってきた。
自由人もここまでか~~~⁉
それでもめげずにやっては来たものの、
だんだんと泣けてきて、
ちょっとしたスランプに陥りそうになっていたその時、
「スラムダンクを読んでみたら」と手渡された。
「バスケ?」
「高校の体育の授業でやっただけで、あまり興味が湧かないなぁ」
「バスケのルールも知らないし」
「私の若かりし頃に流行ったリーゼントスタイルの男の子がバスケ?」
「なんかよく分からないなぁ・・・」
なかなかの抵抗感を醸し出しながらも、
進められるがままに、第一巻を手に取ってみた。
「くすっ」
???????
「くす、くすっ」
???????
「くっ、くっ、くっ」
・・・
「ふ、ふ、ふ、ふ、ふ」
・・・(なんとか口を塞いで鼻から空気を放出。でも、口角アゲアゲ)
「ケタ、ケタ、ケタっ」
・・・(口から息が漏れてしまう)
漫画を読んでいることを悟られまいと静かに読書に没頭していたのですが、
とうとう、不覚にも声が出してしまった!
「アハハハっ~~~」
「きゃははははっ~~~~!!」
「ぎゃっははははっ~~~~」
「あかん、あかん、わらける~~~>>>>>>」
「まいった、まいった、涙でる^^^^^^^」
「やめれ~、やめれ~、おなかいたい~~~!」
スランプなんてどこ吹く風。
お腹を抱えて、腹筋を痛めながら、過呼吸になりながら笑った後でさえも、顔のにやけは継続中。
翌日、
「ぎゃっ、はははっ、ぎゃっ、ははは~~~~」
「あかん、あかん、思い出し笑いやわ~~~」
翌々日、
「ぎゃっ、はははっ、ぎゃっ、ははは~~~~」
「まいった、まいった、涙でる^^^^^^^」
「スラムダンク」を読んでから、落ち込むのがあほらしくなってきた。
いや~~~、恐るべし「スラムダンク」
よし! 全巻購入だ!
おしまい<(_ _)>