こうして進むよ夜間授乳

ヴェ！ヴェ！
フガフガフガフガ…
うめぇぇぇぇうめぇぇぇ〜

生後3ヶ月、息子の泣き声が聞こえる。
おっぱいの時間か。
また寝ないかな。
…
…
寝ないか。

布団から出て、パジャマの上からユニクロのフリースを羽織る。
豆電球にする。
寒くなって起きづらい季節になったな。

いま何時？
ベビーベッドのはじに置かれた置き時計を見る。
3:32。
寝かせてから4時間ちょっとか。

はいはい、おっぱいね。
オムツは？ウンチしてない？
オムツに鼻を近付ける。
うんちはしてない、じゃあこのままおっぱいのあげちゃおう。

起きがけ、腰を痛めないように慎重に抱っこする。
授乳用のドーナツクッションはどこだ。
その間もずっと息子は泣いている。

うめぇぇぇぇ
うめぇぇぇぇ

はいはい、待ってね。
息子を落とさないように気を付ける。
やっとおっぱいにありつけた息子。
グビグビと音を立てながら飲む。
いつもながら、おいしそうな音だなぁ。
ここで私も水筒に用意していた白湯を飲む。

ふー。
あ、雨が降ってる。天気予報で言ってたな。

あれ、上の子は？
布団から飛び出てない？
あぁ、大丈夫だ。
ちゃんと布団かかってる。

20分もすると、息子は乳首をくわえながらウトウトし出した。
口だけクチュクチュと動いてる。

とその時。
ブヒョォォォォォ

…ウンチだ。
オムツから漏れていませんように。
オムツ替えると目が冴えちゃうんだよな。
ウンチだから替えないわけにいかないんだけど。
その後すぐ寝れるかな。

もう出終わったかな。
豆電球の中、オムツ替えをする。
この暗さも慣れたもの。
案の定、息子はしっかり目を覚ましてる。

よし、替えられた。布団掛けて、と。
手を洗ってこよう。
ついでにトイレも行ってこよう。

やっぱり目が覚めちゃったか。
布団の中で手足バタバタさせてるな。
とりあえず豆電球も消して暗くしたら寝るかな。

…
…
…

お？動きが止まった。寝たか？
寝た！寝た寝た。
慎重に布団を掛け直して、と。

ヤレヤレ。
私も横になろう。フリースを脱ぐ。
寒い、寒い。
いま何時だ？
4:09か。

上の子の布団も直して、と。
あと2時間は寝れるかな。
ふー。お布団サイコーだな。