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保健 生活習慣病の予防と回復

こんにちは!ほげーたです。今回で第3弾となります。「生活習慣病」には高校生の我々はあまり馴染みがありませんが、将来、常に生活習慣病におびえなければならない日がやってくるかもしれませんよ。

〈問題〉
①次の文章の空所を埋めよ。
 生活習慣病とは、年齢や遺伝的な要因だけでなく、子供のころからの(1)、個人を取り巻く(2)がその発症・進行に深く関与する疾病の総称である。現在、日本人の死亡要因は、虚血性心疾患や脳血管疾患などの(3)と(4)が多くの割合を占めている。これらの疾患は高齢者において介護が必要になる主な原因となっている。
②生活習慣病について、下の空所を埋めなさい。
・脳血管疾患・・・脳の血管が破れて出血し、脳細胞を圧迫する(1)、脳の血管が詰まって血流が途絶える(2)がある。
・虚血性心疾患・・・冠動脈が狭くなり一時的に詰まることで心筋に十分な血液が送られない状態である(3)、冠動脈が完全に詰まり、心筋が壊死した状態の(4)がある。
・糖尿病・・・膵臓からの(5)の作用不足でブドウ糖が過剰な状態が続き、合併症を引き起こす。
・腎臓病・・・腎機能が低下する。長い年月をかけて腎機能が低下する慢性腎不全は、週数回の(6)が必要になる場合がある。
・高血圧症・・・血圧が正常値よりも高い状態。
・脂質異常症・・・中性脂肪や(7)が過剰な状態。あるいは(7)が少なすぎる状態。(4)の進行する要因となる。
・(8)・・・歯茎に炎症が起きる疾患。
③次の文章の空所を埋めなさい。
 生活習慣病の予防には一次予防と二次予防がある。一次予防は、調和の取れた健康的な生活を続けることで(1)を図り、予防することである。一方、二次予防は、生活習慣病の初期にはほとんど(2)がなく、気が付かないうちに進行していくため、健康診断やがん検診を定期的に受診し、生活習慣病の(3)と(4)の開始につなげ、改善することである。生活習慣病を持つ人は、治療を継続し、生活習慣の改善に努めることで(5)や(6)を予防する。また脳血管疾患などの後遺症がある場合も、社会復帰のために(7)を行う。これを三次予防という。
 生活習慣病の予防と回復のために、社会環境を整備する必要がある。一次予防では、子供への健康教育や敷地内禁煙の推進、地域のつながりを生かした(8)などが挙げられる。また、二次予防では、健康診断・がん検診を定期受診しやすくするため、同時に実施したり、無料で受診できるクーポン券の発行をしたりといった(9)、受診を促進する啓発活動、つまり(10)が行われている。三次予防では、職場環境の整備などがある。
④ ③の(8)にはどのような活動が挙げられるか、具体的に1つ書け。

〈解答〉
①(1)生活習慣 (2)社会環境要因 (3)循環器疾患 (4)がん
②(1)脳出血 (2)脳梗塞 (3)狭心症 (4)心筋梗塞
 (5)インスリン (6)人工透析 (7)LDLコレステロール
 (8)歯周病
③(1)リスク軽減 (2)自覚症状 (3)早期発見 (4)治療
 (5)再発 (6)重症化 (7)リハビリテーション 
 (8)健康増進活動 (9)経済的支援 (10)ピンクリボン活動
④ 公園でのラジオ体操・減塩の仕方を教える料理教室など

いかがでしたか。生活習慣病を子供の内から予防して、健康的な生活を送れるようにしましょう!

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