行動経済学

 行動経済学が生まれた理由
  人間は必ずしも超合理的に動くとは限らない
  そこで心理学+経済学=行動経済学という学問が生まれた

 人間の選択には、直感的なモードと熟考するモードがある
  前者をヒューマティック、後者をシステマティックという
  経済学では人間は常にシステマティックな判断をするものと仮定してき  たが、実際の人間の行動には説明不可能な直感的な選択肢をとることもある
  
 この本では、人間が直感的な行動をとる際に、心理学的にどのような要因が作用しているのかを詳しく解説しているものだ。
  
 例えば、商談を有利に進めたいとき

 初頭効果、ピークエンドの法則を使うといい。

 初頭効果とは、簡単に言うと第一印象がその後も影響を及ぼすということだ。
 
 ピークエンドの法則とは、人間は最も会話が盛り上がった時の感情と最後の印象を覚えているという法則だ。

 これらが人間の心理に大きく影響しているのだと、学術的に解説している。 

 これらは日常の生活のあらゆるところに組み込まれており、これを理解するだけでも日常の暮らしの解像度が上がると思う。
  

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