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2024年銘柄分析③ ノバシステム第1Q決算分析(証券コード5257)

2024年銘柄分析③、ノバシステム株式会社(5257)(以下「ノバシステム」)の第1Q決算分析です。

※本記事は個別株の銘柄分析であり、特定銘柄の購入を推奨するものではありません。個別株への投資は自己責任ですが、本記事が投資検討の一助となれば幸いです。



○はじめに

ノバシステムの事業内容、業績および今後の見通し、投資対象としての魅力等については、過去に紹介していますので、是非ご確認ください。



○概要

(1)業績

「2024年12月期 第1四半期決算説明資料」より引用
「2024年12月期 第1四半期決算説明資料」より引用

 結論から申しますと、一番厳しい予想がされていた第1Qから計画を上回ってきたことはかなり好感です。
 既存得意先からの追加受注、第2Q予定の先行受注もあったということで、通期業績の上振れも期待したいところです。
 一番重要視している売上高はQonQで18.8%増。計画比を13.4%も上回ってきました。大変素晴らしいですね。

「2024年12月期 第1四半期決算説明資料」より引用
「2023年12月期 決算説明資料」より引用

 現在の資料では、第1Qの利益増分を第2Qで調整していますが、この調子ならば第2Qでも利益の上積みが期待でき、上方修正を発表してくるかもしれません。

(2)クラウド事業

「2024年12月期 第1四半期決算説明資料」より引用

 クラウド事業においても、4月から「アイウェルコトール」が設置導入され、今のところ順調のようです。

○株価に対する社長の考え方

 5月14日の個人投資家向け説明会を拝聴しましたが、投資家からの質問にも丁寧に答えていて、非常に好感が持てました。また、社長自身が株価を強く意識しており、EPSの上昇や分割の可能性について発言されていました。
 筆頭株主である社長の株価に対する考え方については、ファクターとして非常に重要だと思っておりますので、今回の説明会で再確認できたのは良かったです。(私が質問した内容も読み上げていただいてうれしかったです笑)

○最後に

 本銘柄については、引き続き四半期ごとに分析を進めていきます。
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