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コルチナ・ダンペッツォの山に登ってみた

数年前のイタリア・ベネチアでの提携事務所の50周年パーティに出席する前、休暇を2日ほど使ってコルチナ・ダンペッツォに行ってきました。コルチナ・ダンペッツォは、1956年に冬季オリンピックが行われ、2026年も冬季オリンピックが予定されているイタリア北部のリゾート地です。同僚と、ベネチアの空港(マルコポーロ)から1泊で行けるところを探して、ここがいいんちゃうかってことで決めました。レンタカーだけは予約しましたが、一泊するホテルは町の感じを見てから決めたらいいやろうと、珍しく緩い感じで出掛けました。車さえあれば、空いているホテルを探すのは簡単なので、子連れでなければそんな旅行でもいいのかなって感じです。
(レンタカーを運転できる気がしない国も多いので、旅行先次第ですが)

予想外に大きかったSUV(レンタカー)

ベネチアの空港に着いて、いつも使っているHertzレンタカーの駐車場に行くと、えーっ、コレ―って言ってしまう大きいSUVが停まってました。山に行くので、3人乗れる小型SUVを予約しておいたのですが、こういうときに限って大型に近い中型の車(アップグレード)、山道では運転しにくい代物です。私も運転するわって言っていた同僚は、運転任せるねって言ってくるし、どうしよかなあと思いましたが、いい車ではあるし日本で運転することもないであろう大きな車なので、まあ巡り合わせと思ってそのまま借りることにしました。

空港到着が夜だったので、なるべく空港に近い寝るだけのホテルで一泊し、翌朝コルチナ・ダンペッツォに向かいます。

寝るだけのときは、たいてい簡易なホテルに宿泊
ベストウェスタンとかホリディインとか世界中にあるチェーンホテルを選びがち

少し話がそれますが、仕事で付き合いのある事務所はドイツに多くあって、ドイツではよくレンタカーを借りていましたが、イタリアではこのときが初でした。ドイツやフランスに比べて運転が荒いよ!とドイツ人は言っていたのですが、何回かイタリアに電車などで行ってみると、いやいやドイツのほうが荒いやろって感じるようになりました。イタリア、フランスはラテン系ということで、運転が荒い一面もありますが、絶対的な速度域はヨーロッパの中でドイツが随一と感じています。速度無制限のアウトバーンがあるからとも言えますが、ドイツでは片側一車線のカーブが続く一般道でも時速80-100kmですれ違っています。ミュンヘンからスイスのほうに向かって一般道を70-80kmで頑張って走っていたときも、後ろからドイツ人(たぶん)がずっと煽ってきます。少し広いところで抜いてもらっても、また次の車が後ろに迫ってきて、何台にも煽られたので、ドイツ人は誰もが日本人の2-3割増しの速度で走っているという感じです。ミュンヘンの街中でも、路面電車が並走する中、ずいぶんな速度で皆さん飛ばしています。周りのスイス、フランス、オーストリアなどは高速の上限が130kmに規制されていますし、一般道でもそこまで飛ばしていないので、ドイツだけ特別な速度域で車を運転していると思っています。
そんなことで、このとき初めてイタリアでレンタカーしたのですが、細い山道を除けば怖い思いをすることもなく、いい感じでドライブを楽しめました。

話を戻して・・・ベネチアから120kmぐらいなので、昼前にはコルチナ・ダンペッツォの街に着きました。

街中の駐車場に車を停めて、少し散策し、それから店を探してランチです。10月中旬、まだそれほど寒くないので、街中で上着は不要でした。


こんな写真とってたんかと思ってアドレス入れたら、まだちゃんと営業してました
レストラン IL PONTE


パリパリの揚げスパゲティかな、おまけでついてくるやつ
それぞれ、ペンネ、ラザニア、タリアテッレを頼みましたが、みな美味しい。満足!

スキーリゾートなので冬になると混雑するみたいですが、このとき、秋のシーズンは、街もレストランも程よい込み具合でした。ベネチアから近いですし、綺麗な山を見ながら美味しい御飯を食べるのにはよいところです。ここから更に北に行くとスイスですし、スイスも山を楽しむにはよい土地ですが、御飯の美味しさはイタリアが圧倒的に上ですね。イタリア、フランスに比べると、スイスやドイツはボチボチ?という味です・・・

ランチのあと、近くをドライブしているとロープウェイがあったので、登ってみようとなって山の上まで行ってみました。


ヨーロッパの山、どこもかなり上までロープウェイで行けます


山の上のロープウェイの駅というか建物
ここから散策の道が幾つかありました


ロープウェイ山頂の建物から遠くに見える十字架(右奥の頂の上)
ここまで行ってみようということになり、


十字架に辿り着きましたが、街中と違って山の上は寒い!
ロープウェイに乗る前に、スーツケースからコートは取り出してました

山の上を小一時間、体が冷えてきたので下山、温かいものを飲みながら宿泊するホテルが近くにないかなと検索すると、いい感じの湖畔のホテルがありました。部屋も空いていたので、そこを予約。暗くなる前に無事ホテルにチェックインできたのですが、このホテル周囲の写真は是非お見せしたいですし、続きはまた今度綴ることにします。




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